日本GP:ホンダのコンストラクターズタイトル確定!

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第15戦タイGPで、MotoGPクラスにてマルク・マルケス選手のチャンピオンが確定した後の、栃木県のツインリンクもてぎでの第16戦日本GPです。母国GPだけに、中上貴晶選手に期待のかかるレースでしたが、肩の怪我が心配な状態でした。

目次 この記事の内容

  • 最高峰クラスの壁
  • マルケスのPPと鈴木竜生のフロントロー獲得!
  • 僅差で表彰台を逃した鈴木と長島の不運
  • 序盤から好調なマルケス
  • ホンダのコンストラクターズタイトル獲得

最高峰クラスの壁

出典 https://www.honda.co.jp/ 肩の負傷で苦しんだ中上選手

体格的に小柄な日本人選手は、2輪のロードレースの最高峰クラスでチャンピオンを取ったことがありません。かつての2ストロークの世界GP時代では、125cc(今のMoto3に相当)、250cc(Moto2に相当)までは日本人チャンピオンはいました。

しかし現在のMotoGPと同じ最高峰カテゴリーである、500ccクラスは1997年の岡田忠之のランキング2位という成績が日本人ライダーの最高位となっています。そして、MotoGPには現在、LCRホンダからエントリーしている中上貴晶選手が参戦しています。

しかし、中上はイタリアGPでの5位入賞はあったものの、総合ランキングでは12位と苦戦しています。型落ちのホンダ RC213Vであることと、フィジカル面の問題で、今回の日本GPは心配していました。

第8戦のオランダGPで、ヤマハファクトリーのバレンティーノ・ロッシ選手にぶつけられた時に受けた肩の怪我が悪化し、次戦のオーストラリアGPで欠場することが決まっています。代役は、なんと!KTMから離脱したばかりのヨハン・ザルコ選手です。

マルケスのPPと鈴木竜生のフロントロー獲得!

出典 https://www.honda.co.jp/ 鈴木はフロントローに入る活躍を見せた

予選で日本人ライダーとして、フロントローに入ったのはMoto3クラスの鈴木竜生でした。3位という成績は、かなり期待できる結果でした。Q2に残ったのは、16位の鳥羽海渡と、17位の佐々木歩夢、18位の小椋藍と鈴木の4人です。

今回スポット参戦を含めて7人のライダーが、Moto3に参戦していました。ストップ・アンド・ゴーが特徴のツインリンクもてぎの走り方を、日本人ライダーは知っているはずなので期待していました。

Moto2に参戦している長島哲太選手は、ウェットが苦手なのか予選16位でした。決勝はドライコンディションになると予想されていたため、期待していましたが・・・。

中上は、予選13位でもう少しでQ2進出するところまでいきました!肩の痛みはあるでしょうが、決勝に向けて頑張って欲しいところです。そして、MotoGPクラスのポール・ポジションは、王者マルケスでした。セカンドローに、ペトロナスヤマハのフランコ・モルビデリ、3位には、ファビオ・クワッタハッホが入りました。

僅差で表彰台を逃した鈴木と長島の不運

出典 https://www.honda.co.jp/ 惜しくも4位で表彰台を逃した鈴木

Moto3クラスでは、序盤からトップでレースを引っ張っていた鈴木ですが、レース終盤で徐々に順位を下げていき、ファイナルラップで、チェリスティーノ・ビエッティに抜かれて4位と悔しいレースになりました。2位のアルベルト・アレーナス選手のラインに被りそうになって、若干スピードが落ちたところで抜かれたようにも見えました。

ただ、序盤からプッシュしていたために、終盤のタイヤのグリップが落ちていたのが根本的な原因のように思えました。優勝したのは、ロレンツォ・ダラポルタ選手です。

そして、Moto2では午前中のフリー走行で、アレックス・マルケス選手がハイサイドを起こしそうになったところ、完全に両足が宙に浮いた状態から、マシンをスケーターのように両足を左側に揃えた状態で立て直したという神業がありました!

ぶっちゃけ、セッティングがきちんと出ていない状態で四苦八苦していたアレックス・マルケスですが、兄のマルク並の身体能力がありそうです(大汗)。長島がピットから出る時に、マシンのエンジンがかからないというトラブルに見舞われました。

Moto2のトライアンフの750ccの3気筒エンジンは、始動性が悪いですが、スターターを使ってこれだけかからないのは異常でした。ダミーグリッドには付けなかったものの、ウォームアップラップには間に合ったので、なんとか最後尾スタートできました。


しかし、ここで焦ったのか1コーナーで大きくアウト側にはらんでしまって、インにつこうとしたマシンと接触し、1周も周回することなくリタイヤしてしまいました。優勝は、ロッシの弟のルカ・マリーニで2位はベテランのトーマス・ルティでした。マシンが暴れていたアレックス・マルケスは6位でした。

長島のカレックスは、スロットルの不調でエンジンがかからなかったようです。鈴鹿8耐の時のタイヤウォーマー未装着による、ウォームアップラップでの転倒といい、母国開催のレースに不運なアクシデントが多いような気がします(涙)。

序盤から好調なマルケス

出典 https://www.honda.co.jp/ マルケス余裕の勝利

MotoGPがスタートしてから、マルケスが抜きでました。序盤からハイペースで後続を引き離し、2位クワッタハッホ、3位ドゥカティプラマックレーシングのジャック・ミラー選手、LCRホンダのカル・クラッチローと続いていきます。

その後、マルケスはクワッタハッホに2秒の差を維持したまま、レース中盤に入っていきました。そして、レース終盤には、ペースを落としたクワッタハッホが徐々にマルケスから引き離されていきました。レース後のコメントでは、フロントミディアム、リアソフトが選択ミスだったと言っていました。

マルケスは、フロント、リア共にミディアムでしたが、燃料の計算を間違えて、終盤で警告灯が点灯したようです。レース後のウィニングランで、KTMのポル・エスパルガロ選手に押してもらっていました。

3位争いは、モルビデリとミラーの争いでしたが、モルビデリは徐々にペースを落としていきました。ドゥカティワークスの、アンドレア・ドヴィツィオーゾ選手が、徐々に順位を上げていき、3位に入りました。レース終盤で、ロッシが転倒しました。

ホンダのコンストラクターズタイトル獲得!

出典 https://www.honda.co.jp/ ホンダは4年連続25回目のコンストラクターズタイトルを手中にした

マルケスは、ミック・ドゥーハンに並ぶ、最高峰クラス54勝を上げて、ホンダにコンストラクターズタイトルを与えました。今シーズンのホンダは、マルケスがほとんどポイントを獲得したといっても過言ではないでしょう。後は、レスポル・ホンダチームのタイトルのみですが、ホルヘ・ロレンソ選手が低迷している現状では厳しいでしょう。

中上は、肩を負傷していながらも、もう少しでポイントの取れる16位と健闘しました。代役のザルコが、オーストラリアGPからの3戦を走ることになっています。好調のマルケスが大台の350ポイントに到達しました。ひょっとしたら夢の400ポイント獲得もあるかもしれません。次のレースは、10月27日のオーストラリアGPです。

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