季節外れのサンタさんに貰ったギターとtkd69 in Tokyo

Pocket

最近になって色々とギターを貰った話と、東京行きの経緯など、盛りだくさんの内容になります。Fender Telecaster ThinlineとEpiphone Les Paulの2本と、東京に行って入手したEpiphone Broadwayについても書いていきます。

目次 この記事の内容

  • 知り合いから貰った2本のギター
  • エピフォンのジャパビン
  • メイド・イン・ジャパン・ヘリテイジ
  • ヴィンテージギターのための東京行き
  • 本物のヴィンテージ!1958年製 エピフォン・ブロードウェイ

知り合いから貰った2本のギター

投稿者の投稿した2本ギターを貰った動画になります。

最近になってギターの編成が大きく変わった話は、以前メインギターのGibson SG Standardを購入した時にも書きました。今回はそれ以外に、入手したギターのまとめをやっていきます。

同じ時期に同じ人から同時に入手した、Fender Made in Japan Heritage Telecaster ThinlineとEpiphone Les Paul Customについては2本とも国産です。違いがあるとすれば、エピフォンは80年代のジャパン・ヴィンテージであり、フェンダーは現代のMade in Japanシリーズであることです。

エピフォンのジャパビン

エピフォンのレスポールを修理した結果の動画です。

エピフォンの方は、1980年代中盤の国産かもしくは韓国産というのが、シリアルNoで調べた結果なのですが、ヘッド裏にMade in Japanと刻印されているので、間違いなく国産だと思います。ただ、なぜかボルトオンだったり、エボニーじゃなくてローズウッド指板など、なかなか癖のある仕様のギターでした。

ただこのギター、リアPUが外れていたり、ピックガードがテープでひっつけられていたり、色々と難点の多いギターでした。そこで、まずピックガードを取り外し、次にテープの接着剤の跡を拭き取り、ネック周りの清掃をしました。

次に本体から外れたリアPUを一度取り外して、もう一度本体に組み直す作業を施し、弦を交換してようやく音を出してみました。すると、歪むPU搭載しているらしく、レスポールっぽい太いトーンが出て音は悪くなかったのです。


フロントのボリュームポッドにガリが出ていたので、後で裏蓋開けてポッドに接点復活剤かけて直しました。トラスロッドレンチを国産用に買ったのですが、よく見るとなぜか六角レンチでした(汗)。

色々と手がかかった分、サブギターとして使うつもりになったことが、ギブソンをメインにするという、今回の買い替えのきっかけになったのです。

メイド・イン・ジャパン・ヘリテイジ

テレキャスター・シンラインのレビュー動画です。

テレキャスター・シンラインの方は近年のモデルで、Made in Japanというフェンダーが直轄で日本のラインを使って製造しているシリーズの上位モデルです。かつてのフェンダー・ジャパン後期のダイナ楽器の製造ラインを買い取ったようです。

Heritageシリーズとは、USA製のヴィンテージシリーズ同様に、ヴィンテージ・フェンダーを意識したモデルのことで、オールラッカー塗装が高級感出しています。日本製のかっちりした作りに、USA規格の電装パーツを載せたハイブリッドシリーズや、トラディショナルシリーズの上位モデルということもあり、元値の高いギターです。

ただ、このギター、ネックとボディのボルトオン部に塗装が剥げたことを隠すためにパテ盛りされていたり、トーンポッドのガリが酷くて交換が必要だったりと、プロのリペアマンに任せる必要のあるギターでした。

そのため、行きつけのリペアショップである天満のCOCO SOUNDさんに預かってもらい、修理をお願いしました。お盆挟んで3週間くらいで、リペアが終わったとの連絡を受けました。本当に綺麗に仕上げていただいて、とてもいい出来になっていました。

ちゃんと音が出ると、アッシュらしいトーンで、とても弾きやすく気に入りました!これからシングルコイル系のトーンはテレキャスター・シンラインで弾くことになります。

ヴィンテージギターのための東京行き

tkd69 in Tokyo Day 1

そして、テレキャスターの修理を待っている間に、今度はEpiphone Broadwayのヴィンテージギターを譲っていただけるという話がありました。本物の1950〜60年代のヴィンテージということで、流石に持ってきてもらうのは悪いので、大阪から東京に出向きました。

新幹線で、新大阪から東京まで行き、1日目は御茶ノ水の楽器店と神田の古書街を周りました。そこから、浅草のビジネスホテルで1泊し、浅草寺〜東京タワー〜フェンダー旗艦店、下北沢と観光と取材を行いました。そして、下北沢周辺でハードケースに入ったブロードウェイを受け取り、新幹線に乗って大阪に帰りました。

本物のヴィンテージ!1958年製 エピフォン・ブロードウェイ

エピフォン・ブロードウェイの紹介動画です。

東京で見たときから本物のヴィンテージの雰囲気のあるギターでしたが、大阪に持ち帰って改めて見ると、更に素晴らしいギターであることがわかりました。ボディは一度リフィニッシュされているらしい2トーンサンバーストですが、軽いウェザーチェックが入っていました。

ネックは、マホガニーの間にメイプルを挟んだ3ピース構造で、とても細いV字ネックです。こちらの塗装はオリジナルに近いようで、ボディよりも使い込んだ感じが出ていました。

左側のFホールの中に、青いラベルがあり、カラマズー製であることを照明するもう一枚のタグがその上にありました。シリアルナンバーは、A-1000〜1999の間で、この番号が年代を確定させることになったのです。

国内サイトでは、70年代の日本製〜中国製までの近年のモデルのシリアルナンバーから年代特定は出来ましたが、70年代以前のUSA製のエピフォンは、海外のサイトしかシリアルナンバーの見方は分からなかったのです。

これによりブルーラベルのA-1000〜A1999は、1958年製エピフォンであることが特定出来ました!つまりレスポールのバースト期のギブソンのカラマズー工場で作られたうちの1本であるということになります。

トーンは、煌びやかなニューヨークPUのおかげで、とても歯切れがいいし、ネックが細いのでとても弾きやすいです。70年以上経過したおかげか、当時の材(指板がなんとハカランダ!)の影響か、とても枯れたトーンです。

本当にいいギターを譲ってもらって、ありがとうございました!この3本は大事に使わせてもらいます。

サウンドハウス FENDER Made in Japan Heritage 60 Telecaster Thinline

季節外れのサンタさんに貰ったギターとtkd69 in Tokyo」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 新たなメインギターは2000年製ギブソン SGスタンダード! | K.T Dogear+

  2. ピンバック: フェンダー・テレキャスターの派生モデル特集!シンライン〜ウルトラまで | K.T Dogear+

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください