第34回大阪モーターサイクルショー2018:その2 カワサキ・輸入車編

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前回に引き続き、大阪モーターサイクルショー2018の模様をお送りします。ホンダの次にカワサキと、輸入車を紹介していきます。

カワサキ Z900シリーズ

今回の大阪モーターサイクルショーで、カワサキに期待していたことの一つが、Z900シリーズの展示です。2017年12月に派生型であるZ900RSの方が先に販売されましたが、元のZ900もめでたく今年の4月より、日本正規販売することとなりました。

素の状態のZ900の良さは、近未来的な外観と、本体価格の安さです。トルコンと、メーター類以外は、ほぼZ900RSと車体構成は変わりません。Z900は、95万円(消費税込み)で、Z900RSが133万円ということから考えると破格の安さだといえます。

Z900RS

Z900RSの良さは、トラディショナルな外観に、高級感のある2眼メーター、細部まで作りこまれたディティールにあります。ぶっちゃけリアシートの形状は、Z900よりも荷物を載せるのに適しています。また荷かけフックも4つ用意されています。カッコ良さでは、Z900シリーズ随一の出来だと思います。

Z900RS CAFE

ロケットカウルを装備したカフェレーサースタイルのZ900RS CAFEもラインナップに加えられることとなりました。往年のレーサーチックなエクステリアのバイクですが、パイプハンドルは、アップライトでポジションは楽です。ツーリングに使えるバイクという印象を受けました。

ポジションで最も攻撃的なのは、ストリートファイターのZ900です。峠には軽い前傾姿勢が合うので、Z900は気に入りました。元々軽量な車体にハイパワーな並列4気筒エンジンを搭載しているので、これくらいのポジションの方がバイクの性格的向いていると思いました。

オールラウンドに使うならZ900RSを、峠に持ち込むならZ900が適しています。後は、形の好みで選んでみるのも面白いでしょう。足つきは、3台ともそこそこ良かったです。

Ninja250/400について

Ninja400

新しくなったNinja250Ninja400は、かなりの完成度のバイクだと思います。普通2輪までしか免許を持っていないバイク乗りはもちろん、それほどパワーを必要としないバイク乗りにもおすすめできるバイクです。

日本の道路事情だと400ccが最適だという人もいます。大型2輪免許を所持しているならニンジャ650もありですが、ニンジャ400は、250のフレームをベースにしているので車両重量が167kgと軽いです。また現行400ccの並列2気筒エンジンとしては、最大の48PSを誇っています。

雑誌の誌上テストでも、2気筒マシンの中でも最速でした。ニンジャ250には、ホンダのCBR250RRという、本気のレーサーレプリカマシンがあるので最速ではありませんが、400同様完成度の高いマシンです。

H2 SXはスーパーチャージャー装備のツアラー?

カワサキ H2 SX SE

カワサキのフラッグシップ車は、現在H2というスーパーチャージャー搭載マシンとなっています。レース専用のH2 Rと一般公道用のH2 SX(ここまでが国内正規販売)があり、H2とH2 Carbonというブライト扱いの逆輸入車もあります。

H2 SXは、H2をよりツアラー向けにしたモデルです。シート形状は、パッセンジャーが乗り込みやすいようになっており、ポジションもツアラー向けにアップライトなハンドル位置となっています。


パニアケースなどを装備できるようになっており、オプションによって積載性を向上することが可能です。つまり、動力性能の向上よりもツアラーとしての特性を重視したモデルが、H2 SXなのです。カワサキは昔からツーリング向けといわれているので、こういったバイクの需要が多いといえます。

今回、カワサキのブースは、Z900やニンジャ250/400、H2 SXといった新型バイクが目立ちました。ホンダと並んで注目度の高いブースだったと思います。

スウェーデンのハスクバーナも参加!

ハスクバーナ スヴァートピレン401

Husqvarnaが、大きな目立つブースでモーターサイクルショーに参加するのは、これが初めてではないでしょうか。ハスクバーナとは、スウェーデンのバイクメーカーで、オフロード車のイメージがあったのですが、今回オンロードバイクをひっさげてモーターサイクルショーに乗り込んできました。

スウェーデンは、戦闘機で有名なサーブ社や、自動車メーカーボルボのイメージがあります。STOL(短距離離陸)機といえば、サーブ35ドラケンなので、スウェーデンの工業技術には定評があります。

Vitpilen401と701は、ハスクバーナのロードモデルです。ヴィトピレン401は、KTM390デュークの373.2ccの単気筒エンジンを搭載しています。ハスクバーナは現在、オーストリアのバイクメーカーKTM傘下となっています。

強調しておきたいのは、ヴィトピレン401は400cc未満のマシンなので、普通2輪免許で乗れることです(なんで401にしたんだか)。派生モデルのSvartpilen401に跨ってみましたが、身長173cmの筆者でも、かかとが浮いてしまうほど足つき性はよくありませんでした。

しかし、オフロードの名門ハスクバーナのロードバイクは、試乗してみたいと思いました。ところが、大阪には店がなくて奈良か神戸になるようです。まだ全国に19店舗しかないようなので、ツーリングがてら寄ってみても面白そうです。

ドゥカティ パニガーレV4

ドゥカティ パニガーレV4

今回のモーターサイクルショーでの輸入車の目玉の一つが、Ducati Panigale V4です。現在スーパーバイクで参戦しているLツインエンジンからV4エンジンへの移行は、MotoGPの技術をフィードバックした強力なものです。

レギュレーションにより、4気筒エンジンの排気量は1000ccとなりますが、V型4気筒によって最高出力は214PS、最大トルクは12.6kgf・mとリッターSSのライバル達を凌駕するパワーを誇ります。

公道走行可能なマシンとしては、考えられないほどパワフルなエンジンです。サーキット走行を頻繁にするライダーにとっては垂涎の的でしょう。

今回のモーターサイクルショーでは、パニガーレV4のシャーシ状態での展示もありました。実車は、V4エンジンの恩恵で、思ったよりもコンパクトでした。

その3に続く

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3 thoughts on “第34回大阪モーターサイクルショー2018:その2 カワサキ・輸入車編

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