MotoGP 2018 第17戦オーストラリアGP:ヤマハ久しぶりの勝利!

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MotoGP 2018 第17戦オーストラリアGPは、オーストラリア南東部のビクトリア州にあるフィリップ・アイランドサーキットで、10月28日に開催されました。注目は、ホンダのマルク・マルケス選手がチャンピオンを決めた後のランキング争いです。

ポール・ポジションはマルケス!2位と3位にヤマハ勢

MotoGPクラスの予選は、10月27日に行われました。雨が降り始めた難しいコンディションの中で、早めのプッシュでポール・ポジションを獲得したのは、年間タイトルを手中にしたばかりのマルケスでした。

フロントローの残りは、ヤマハ勢が入りました。ヤマハファクトリーの、マーヴェリック・ビニャーレス選手が2位、3位にヤマハテック3のヨハン・ザルコ選手という順位です。

年間ポイントで、3位につけているバレンティーノ・ロッシ選手が7位、ハフィス・シャーリン選手が10位と、ヤマハ勢がトップ10圏内に4台入るという好調ぶりをアピールしていました。

ホンダ勢でアクシデントが起こりました。FP2で転倒したLCRホンダのカル・クラッチロー選手が転倒し、足首を骨折したので今回のレースを欠場することになりました。メーカーのタイトルがかかっている大事な時期に、実質的なNo2ライダーの欠場はホンダにとって、頭の痛い問題です。

ザルコにぶつけられたマルケス!失意のリタイヤ

ビニャーレスが好調な中、調子の上がらないバレンティーノ・ロッシ選手

ドゥカティのプラマックレーシングのダニーロ・ペトルッチ選手が、予選8番手から飛び出しホール・ショット!しかし、コースアウトしてしまいマルケスが先頭で1周目を終えました。

5週目にドゥカティワークスの、ランキング2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手が、トップに上がると、マルケスはポジションを落としました。その後、ストレートエンドから第1コーナーに入るところで、ザルコのマシンがアウト側にはらんだマルケスのマシンと接触!

ザルコは、大きく飛ばされ、マルケスのマシンは走っていたもののシートが折れてリタイヤしました。スピードが出ていたのでヒヤリとしましたが、ザルコの体に怪我は無かったようです。

ザルコは1コーナーの侵入で、ブレーキングを深くとりすぎたようです。マルケスは、アウト側にマシンを振って、理想的なラインで入ろうとしたのですが、結果的にそれがザルコと接触してしまうこととなりました。今回のインシデントでは、後ろにいるザルコがブレーキを早めにかける必要があったと思います。

とはいえ、2人とも怪我もなかったのが救いでした。マルクはチャンピオンを確定していますし、ホンダにとって現在首位のメーカータイトルが厳しくなるということくらいでしょうか。

ヤマハの久しぶりの勝利!

ヤマハに勝利をもたらしたマーヴェリック・ビニャーレス選手

8周目にビニャーレスが、トップになると、そのまま逃げ切り体勢に入ります。2位につけていたロッシは、終盤で後退していき順位を落としていきます。ロッシは、ランキングが現在3位ということで、今回のレースでドヴィよりも上位でチェッカーを受ける必要がありました。

しかし、終盤でドヴィにもホルへ・ロレンソの代役でドゥカティワークスで走っているアルバロ・バウティスタ選手にも抜かれるという事態に、かつての強さを失っているように感じました。ロッシは、最高峰クラス7度もチャンピオンを獲得するという偉大なライダーですが、39歳という年齢には勝てないのでしょうか。


そして、スズキのアンドレア・イアンノーネ選手も2位に入っていました。今回は、YZR-M1とGSX-RRという直列(並列)4気筒マシンが上位に名を連ねるという逆転現象となっていました。

レース中盤には、レプソルホンダチームのダニ・ペドロサ選手まで転倒しました。こうなるとホンダでポイント圏内に入られそうなのは、マークVDSのフランコ・モルビデリ選手とLCRホンダの中上貴晶選手しかいません(涙)。

結局レースは、ビニャーレスが逃げ切ってヤマハに勝利をもたらしました。昨年のオランダGPから勝利していなかったヤマハですが、ようやく今年初勝利となりました。そのときは、ロッシが優勝しましたが、1年4ヵ月ぶりの勝利にヤマハもようやく長いトンネルを抜け出したようでした。

2位のアンドレア・イアンノーネ選手

2位に入ったのは、イアンノーネでスズキ勢最高位です。最近のレースで、スズキの強さが目立つようになってきました。後は優勝が欲しいところだと思います。

3位には、ランキング2位のドヴィが入り、ランキング3位のロッシにランキングポイントで15ポイントのリードとなりました。4位の代役バウティスタは、本当に立派だと思います。

5位には、スズキのアレックス・リンス選手が、6位にロッシが入りました。結局モルビデリが8位、中上が14位とホンダのメーカータイトルには厳しい結果となりました。というのも、現在ホンダが339ポイント、ドゥカティが300ポイントと39ポイント差だからです。

ホンダで一番速いマルケスを除くと、ペドロサは不調でクラッチローは怪我をしています。ひょっとしたらメーカータイトルで波乱があるのかもしれません。次のレースは、11月4日のマレーシアGPです。

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