今回は、ライブ前にギターチューナーの話をしようかと思っています。現在、BOSS TU-12、KORG Pitchstrap、Rowin LT-21と主に3つのチューナーを使い分けています。それぞれのチューナーの使い方について解説します。
目次 この記事の内容
- ライブで必需品のチューナー
- BOSS TU-12
- Rowin LT-21
- KORG Pitchstrap
- 用途に応じて使い分け
ライブで必需品のチューナー

ギターを始めた当初は、BOSS TU-6という針式のチューナーを使っていました。耳である程度チューニングできるとはいえ、音叉とハーモニクスだけでチューニングするのは、絶対音感でもない限り、とても面倒な作業だからです。
なぜ、定番のTU-12でなくTU-6だったか?という理由については、予算の問題でした。結局、その後にTU-12を購入することになるのです。
個別に弦毎にスイッチで切り替える必要はありましたが、初心者にとってTU-6は扱いやすいチューナーでした。ギターのセッティングに活躍してくれたので、今でもメインは針式チューナーです。
ただ、ライブ用にKORGの視認性のいいLEDタイプを買ったり、色々試行錯誤しました。なぜチューナーがライブに必須か?ということは、運搬中にギターのチューニングがずれるのは、ソフトケースならよくあることです。
また、車や新幹線、飛行機などでハードケースで長時間移動する場合は、弦を緩めます。そういった場合のリハーサルや演奏前には、チューナーが必須となります。
BOSS TU-12

昔からド定番の針式チューナーと言えば、BOSS TU-12です。これは手放せない逸品で、普通はこれ1台でなんとかなります。最大の特徴は針式チューナーであり、LEDによる視認性、コンパクトなサイズです。
9V電池、ACアダプターによる駆動が可能で、クロマチックチューナーとして、440Hz〜445Hzまでのチューニングに対応。更にC〜Bまでの音階と、#までのメーターランプで使い勝手も抜群です。
欠点は正確なチューナー故に、針の動きが少し過敏であること。特に6弦はその傾向が強いです。慣れればどうということはありませんが、クリップ式などで合わせていると少しナーバスに感じます。
今は、このチューナーはギターのオクターブセッティング用にしています。後述のタイプのチューナーがあれば、ライブで事足りるようになったためです。しかしながら、1台ないと不安になる相棒が、TU-12といえます。
Rowin LT-21

クリップ式チューナーが登場し、セッション中に借りたことがきっかけで、サウンドハウスで格安で購入したのが、Rowin LT-21です。僕が購入した当時は、600円くらいで買えたかと。
あくまでお試しのつもりだったのですが、とても便利でいつの間にか、手放せなくなりました。数年使って、クリップを一度壊した時に買い直しました。
最大の特徴は言うまでもなくクリップ式です。ギターやベースのヘッド部分に挟み込み、振動を拾ってチューニングする機構です。これを考えた人は天才だと思いました。2004年にKORG AW-1が発表されてから定番となっています。
Rowin LT-21が優れているところは圧倒的なコスパです。クリップ式は壊れたりなくしたりすることが多いので、安いことは最大のメリットになります。クロマチック式で、初期設定は440Hzです。
説明書にはモードとか色々書いてありますが、基本はスイッチで起動、挟んでチューニングするのみです。細かい設定はあまり向いていません。LEDがカラーなので合わせやすいかと。
感度は過敏すぎない感じです。細かくしっかりとチューニングする、というよりは大体合わせておく、という使い方が合っているチューナーです。
KORG Pitchstrap

最後に紹介するのは、KORG Pitchstrapです。ヘッドでなく、ストラップに挟むという、革新的なチューナーですが、なかなか広まりません。その理由については後述しますが、レスポール・スペシャルを購入した時に楽器店にて貰ったものです。
一番の特徴は、ギターやベースのストラップに挟められるサイズと、見やすいLEDの表示です。黒地のディスプレイに輝くLEDのメーターは、とても合わせやすいです。
立って弾いている時は最高のチューナーです。その理由は、言うまでもなくストラップが機能しているからです。肩からギターを下げている時は、ストラップに張力がかかっているため、クリップしたチューナーが見やすい位置に収まります。
しかし座った場合、ストラップの張力が緩み、チューナーが理想の位置に落ち着かせにくくなります。また、ストラップを装着する必要があるので、ギターを調整する時には使いにくいです。
つまり、立って練習するときやライブ以外に使えられないチューナーということになります。ここがイマイチ広まらない原因になっています。
ただ、チューナーとしての精度は悪くなく、ボタンも2つあって色々セッティングできます。また、リチウムイオン充電池のため、USB-bケーブルがあれば、どこでも充電できるのもポイントが高いです。
つまり、立って弾くスタジオでのリハーサルや、ライブに特化したチューナーかと。用途さえ合えば、いいチューナーです。
用途に応じて使い分け

最近は、用途に応じて3種類のチューナーを使い分けています。クリップ式が一番手軽ですが、立って弾く場合はPitchstrapを使い、オクターブ合わせなど、精密な作業にはTU-12を使用しています。
マルチを使う場合などには、付属のチューナーを使うこともありますが、音叉を使った昔ながらのチューニングもたまにやりたくなることもあります。
ぶっちゃけ、あれば便利なのがチューナーで、色々な種類がありますが、複数用意しておくと、このように使い分けが出来ます。ただ、どれか1つを選ぶとすれば、TU-12一択になります。




