機動隊員の相次ぐ不審死!1月と5月に2回!本当に自殺なのか?

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今回は、2023年1月と5月に連続で起こった機動隊員の自殺について考察してみます。共に警視庁第4機動隊員で、5月の事件は首相官邸のトイレ、1月は自民党本部の隣のビルで起こりました。

目次 この記事の内容

  • 2023年に立て続けに起こった不審死
  • 2023年自民党本部隣のビルで起こった不審死
  • 首相官邸での自殺という前代未聞な出来事
  • 衝撃的な事件!自殺の背景の調査と報道は少ない
  • 安倍政権以降の不審死の数々
  • 今の自民党にはびこるカルトと極右思想

2023年に立て続けに起こった不審死

首相官邸

2023年5月に耳を疑うニュースが流れてきました。5/5に首相官邸のトイレにて、機動隊員が自殺したということです。正直言って、首相官邸を警護しているのはSPだと思っていたので、なぜに機動隊員?と最初に疑問に思いました。

そこで調べてみたら、首相官邸の身辺警護は通常は警備第一係が行いますが、周辺の警備は警視庁から派遣された機動隊が持ち回りで行っているようです。

投稿者によるこの記事の動画バージョンです。

機動隊員が自殺する場所として、首相官邸であるということが不審に思うポイントでした。更に、同様の事件が今年(2023年)の1月にもあり、これで2回、立て続けに起こったということになります。

また、この事件を深く掘り下げた報道が明らかに少ないこと、政権に忖度するマスコミ目線では出来ない切り口が必要であることから、この事件の背景に何があったのか、可能な限り考察していきます。

2023年1月の自民党本部隣のビルの不審死

2023年1月27日午前3時20分ごろ、東京都千代田区永田町自民党本部の隣のビルの個室トイレ内で、30代の男性が頭から血を流しているのが発見されました。この男性は、30代の警視庁第4機動隊員の巡査部長で、搬送先で(おそらく病院)死亡しました。

現場の状況から拳銃による自殺と推定されたようです。捜査するにあたり、硝煙反応や旋条痕、争った形跡などの状況から自殺となったのでしょう。この事件が妙なのは、機動隊員がなぜ自民党本部ビルの隣にいたのか?という点です。後述する5月の事件だと首相官邸周辺を警備していたという記録があるので腑に落ちるのですが・・・。

首相官邸での自殺という前代未聞な出来事

首相官邸内の見取り図

そして5月5日午前4時40分首相官邸の1階にあるトイレにて20代の男性が倒れているのが発見されました。男性は、第4機動隊の黒川優太巡査(25歳)で当日は首相官邸の警護にあたっていました。黒川巡査は、搬送先の病院で亡くなりました。

休憩中にトイレの中で貸与された銃で自殺したと見られています。銃弾はこの一発のみで、検証された結果自殺と断定されました。

S&W M360J SAKURA

使用された銃は日本の警察に現在支給されているS&W M360J SAKURAではないかと思います。.38スペシャル弾を撃たれた場合、十分すぎる殺傷能力があります。

同僚が発砲音を聞いて駆けつけたということで、見取り図の位置関係からも音は十分に聞き取れたと思います。守衛室とあまり離れていない場所に一階のトイレはあるので、そちらではないかと思われます。

首相官邸の警護担当をしていた巡査が自殺するという、前代未聞の事件で、同じ年の1月にも同じ第4機動隊の巡査部長が自民党の関連施設近くで自殺しています。あまりにも不自然な事態が2回も起こっているのです。

衝撃的な事件!自殺の背景の調査と報道規制

岸田首相暗殺未遂事件

また先月の4月15日に、選挙応援のために和歌山県で遊説していた岸田総理に爆発物が投げ込まれる暗殺未遂事件がありました。去年の7月には安倍元総理銃撃事件があったばかりで、総理周辺における警護の重要性が高まっていた時期でもあります。

ぶっちゃけ要人の警護に回す場合、周辺施設とはいえ身辺調査されていないとは考えにくいです。精神的に不安定な人物を、このように重要な施設の警護に回すでしょうか?自殺するような状態の人間を警視庁が派遣するというのが考えにくいことなのです。


本当に自殺であったのか?というポイントも、硝煙反応や、現場で争った形跡、司法解剖での分析、旋条痕などのデータ、全てで解析すべき事案で、あまりにも情報量が少ないのが気になってしまいます。

更に疑わしいのは、この報道があってから、マスコミ各社が貝のように口を閉ざしてしまったことです。正直、これほどのネタを追いかけない記者というのは想像出来ません。つまり、何らかの政治的圧力に対して、忖度したのではないかと思える扱いです。

安倍政権以降の不審死の数々

安倍政権以降、政治に関わる問題での不審死はこれだけではありません。ざっと挙げただけでも、14件あるのです。それらのリストを箇条書きにしていた記事から抜粋します。

1. 2006年1月18日  野口英昭氏・安倍晋三の講演会、安晋会の理事でライブドア・グループのエイチ・エス証券副社長  沖縄那覇市内のホテルで死体となって発見された。堀江氏の元側近で偽計取引のキーマンだった。

2. 2006年11月26日 森田信秀・森田設計事務所社長  安晋会会長ヒューザー小島進社長から設計の依頼を受けていたが全裸で鎌倉の海で死体となって発見された。自殺として処理された。  

3. 2006年12月3日  竹中省吾裁判官  第一次安倍政権下の不審死。住基ネット(今のマイナンバー制度の前身)に「違憲判決」を出した3日後に自殺。首をつって自殺とされたが不自然だった。

4. 2006年12月17日  朝日新聞論説委員・鈴木啓一氏  東京湾に浮かんでいたところを発見され、「自殺」として処理された。リクルート事件のきっかけとなるスクープや政権批判の記事などで朝日の看板記者だった。最後の記事は死亡の翌日に掲載された「りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍」。

5. 2007年5月28日  松岡利勝農水相  衆議院宿舎の自室(1102号室)で首を吊っているところを発見され、慶応大学病院に搬送され死亡が確認された。現職大臣の自殺は日本国憲法下の日本ではじめてのことだった。献金問題報道や米国毒牛輸入の解禁に抵抗し、政権にとっては邪魔になっていた。司法解剖もせず謎が多い。

6. 2007年5月29日  山崎進一・緑資源機構元理事  前日自殺したとされた松岡農水大臣に政治献金をしていた疑惑が浮上し、28日まで事情聴取を受けていた。森林開発公団による官製談合事件の調査のさなかにマンションから投身自殺した。

大物政界と接点 連日の訃報異常事態と当時の新聞も報じている。安倍首相による官邸での記者会見は「政治とカネ」疑惑への言及は一切なかった。

7. 20013年4月17日  内閣情報調査室参事官・加賀美正人氏  都内自宅の浴室で、死亡しているのが見つかった。浴室内に練炭がたかれた跡があり自殺として処理された。

8. 2013年  消費者庁審議官・神宮司史彦氏  夫婦で同じ日に自殺したが場所は別々のところ。ガチャ規制を推進していた。

9. 2014年  岩路真樹・報道ステーションディレクター  部屋のドアを目張りして練炭自殺、生前、「自分は絶対自殺しない、死んだら消されたと思ってください」と言っていた。甲状腺と被曝の手抜き除染等の番組制作。これを追求しようとした写真週刊誌フラッシュは当該号販売中止。

10. 2015年7月  神原紀之内閣参事  特定秘密保護法を治安維持法として批判していた。屋久島の岩場で死体となって見つかる。

11. 2016年2月11日  野田哲範氏・自民党山田健司衆議院議員秘書  西宮市内の路上に駐車された乗用車の中で変死死体となって見つかった。顔面の損傷が激しく身元特定にてこずっている。山田議員の不正を週刊誌に告発し「検察に行く」と言い残していた。練炭自殺として処理された。

12. 2016年5月12日  UR所管国交省職員  UR問題が表面化して甘利明国交大臣が入院した直後、合同庁舎3号館より飛び降りて自殺?した。

13. 2017年3月6日  田中造園土木社長の秋山肇氏  森友学園の8億円値引きの根拠となった残土処理を請け負っていて、「国に言われて埋め戻しをした」と証言していた。豊中市役所のトイレで自殺したとして処理された。家族の心臓発作を起こしたという証言と食い違っている。喉をかきむしった後があり毒殺説が出てきた。

14. 201837日  近畿財務局上席国有財産管理官・赤木俊夫  神戸市内の自宅で自殺。彼は払い下げ価格交渉を背負わされていた池田靖統括官の直属の部下だった。そして文書改竄に直接かかわっていた。事情聴取も受けていて政権にとっては、しゃべられては都合が悪かった。

今の自民党にはびこるカルトと極右思想

これだけ不審死のバーゲンセールのような事件が多く、森友や加計、桜を見る会などの不祥事の数々といい、安倍内閣以降の自民党は恐ろしいまでの疑惑と不祥事にまみれています。

今の自民党は旧統一教会というカルト宗教と、更に日本会議という宗教勢力を背景にした極右思想団体との接点から、およそ民主主義とはかけ離れたやり方に舵を切っています。

つまり、今回のケースも一連の不審死とよく似た説明のつかない事件であり、本当に自殺であったのか疑わしさすら感じます。自民党本部の隣のビルと、首相官邸という2ヵ所で起きた事件に関連がないと考える方が不自然ですし、そこに何らかの政治的な背景を想像するのは筆者だけではないでしょう。

 

機動隊員の相次ぐ不審死!1月と5月に2回!本当に自殺なのか?」への3件のフィードバック

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