今回、YouTubeで初のtkd69のMusic Videoを公開しました!記念すべき第1作は、“Willy Nilly”です。MVを制作するきっかけや、MVの制作秘話などを書いていきます。
目次 この記事の内容
- ミュージック・ビデオの重要性
- 参考にしたMV
- 予算がないので自分で制作!
- 2本MV制作して分かったこと
ミュージック・ビデオの重要性
https://youtu.be/PIFE2pdbLIU
第1作 Willy Nilly
音楽チャンネルとして、多数の動画を投稿してきたtkd69チャンネルですが、自分のオリジナル曲をどのようにアピールすべきか悩んでいました。
2020年の2/9のヤンチャーズのライブの、Willy NillyとSouth End Side Bを投稿したりしていました。スタジオバージョンの音源は、海外レーベルのDistrokidがYouTubeにトピックを作成してくれていましたが、画面はジャケットの写真を固定しているというような感じだったので、再生数はあまり伸びていませんでした。
ぶっちゃけ、オリジナル曲のスタジオバージョンのストックは、tkd69のスタジオ盤として完成度の高い3枚目〜6枚目のオリジナルアルバムのことを考えると、30曲近くあることになります。
カバーシリーズのように家でオケ流して生演奏を録画するということをオリジナルでやるべきではないと判断しました。そこで考えついたのが、ミュージック・ビデオの制作でした。
参考にしたMV
一番参考にしたMVがRadioheadのCreep
“Willy Nilly”で一番参考にしたMVは、1990年代からイギリスで活躍しているバンド、RadioheadのCreepでした。ライブの映像をそのまま、クリップに使っていて、とてもカッコ良かったからです。
日本のMVで参考にした美波のmain actor
2つ目は、美波という日本のアーティストの“main actor”のMVです。シンプルなアニメと、歌詞を組み合わせていて印象深いMVでした。
レディオヘッドの手法は、そのままライブ映像を使えばいいので、出来そうな感じがしました。美波のアニメという手法は、筆者ことtkd69は絵が下手なので断念し、日本語の曲で歌詞を掲載するというアイデアを使わせてもらうことにしました。
予算が無いので自分で制作!
一番いいのは、映像のプロに丸投げすることです。しかし、この場合どうしても予算が要ります。ぶっちゃけ、プロに依頼するほどの予算はないので、自分で制作することにしました。
しかし、これが意外と手間がかかりました。iMovieというMacBook Airに最初から入っている動画編集ソフトを使いましたが、スタジオの音源と、ライブの映像を合わせるのに時間がかかったからです。
また、ライブ中はアドリブでリードを弾いていたり、スタジオバージョンでの2本のギターを1本でまとめていたりと色々アレンジしています。そこで、リードの一部を削って、スタジオバージョンであることを強調し、後半部分で完全に一人で多重録音したことがわかるようなテロップを流しました。
このようにかなり手間をかけて、第1作MV、“Willy Nilly Music Video for SIX”は完成しました。英詞の曲なので、そのまま英語扱いにしました。
次に、同じアルバムSIXの日本語曲、『まどろみの岬』のMVの制作に取りかかりました。最初から、歌詞を映像にテロップでいれるというのは決まっていましたが、映像については頭を悩ませていました。
友人のM君からバイクの走行動画を使ったロードムービー風のMV制作の提案がありました。そのアイデアを基にコンセプトを作ってから、普段からよく散歩している河川敷の景色を、Muson GO1というアクションカメラで撮影することにしました。
そして、一人で多重録音したことをアピールするために、わざわざレコーディング当時の様子を再現する映像をデジカメで撮って挿入することにしました。これは、ある程度演奏している様子が解ればいいので、当時行ったレコーディングっぽい光景を撮ったものを編集して使いました。
※現在、諸事情によりまどろみの岬のMVはYouTubeで見ることができません。
2本MV作って解ったこと
MVのオリジナルのライブ動画
2本MVを作って解ったことは、映像のプロは本当にすごいということでした。確かに、素人でも動画編集ソフトを使えば、それなりにできるのですが、プロの持つ技術にはとうてい及びません。
ただ、自分なりにアイデアを出して形にすることで、動画に対するアプローチの幅が広がったような気がします。YouTubeの動画制作に対して、いい経験になったと思います。
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