2018年の春アニメは視聴している作品が15と多く毎週大変です。それだけ質の高いアニメが多いということだと思っています。今回は、放送途中ですのでランキングではありません。筆者が現在チェックしているアニメを紹介していきます。
銀河英雄伝説 Die Neue These
続いてご紹介させていただくのは、銀河英雄伝説 Die Neue These B2 サイズのタペストリーです。
キャラクターデザインに加え、壮大な宇宙の物語を連想される豪華なキービジュアルのデザインも含め全4種ご用意しております。
他にも様々なグッズを取り揃えております! pic.twitter.com/mjZ0WZIjUp— ダイニングカフェ・イゼルローンフォートレス (@cafeiserlohn) 2018年5月3日
『銀河英雄伝説 Die Neue These』は、田中芳樹原作のSFアニメです。『銀河英雄伝説』は、1980年代に大ベストセラーとなった原作小説を基にして1988年に一度OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)として販売されています。
キティフィルムが第1期から第3期まで(下請けとしてマッドハウスが参加していた)制作し、第4部をケイ・ファクトリーが請け負いました。1話30分の全110話という壮大なストーリーにふさわしいボリュームで制作された『銀河英雄伝説』は、名作として語り継がれています。
『銀河英雄伝説 Die Neue These』は、Production I.Gと松竹による共同制作となっています。監督は、『黒子のバスケ』の多田俊介です。前の銀英伝のリメイクというよりは、原作を基にした再アニメ化という位置づけのようです。地上波では、MBS系の土曜日の深夜2時38分から放送しています。
ぶっちゃけ、前の銀英伝を視聴するのもかなり大変でした。長い上に深夜放送が中心だったし後期はBSで見ていた記憶があります。今回は、キャラクターデザインが変わっていて、冴えない感じだった主役の1人ヤン・ウェンリーが、イケメンに変わっていたのにはびっくりしました。
逆にアレックス・キャゼルヌなどは、前のカッコいい大人のおじさんから、ちょっと目つきの悪いデザインに変わっていたりしています。帝国側の軍艦の方がデザインが流線的でカッコいいのは、前と同じですが、今風の作画により細かいディティールが向上していました。
原作の10巻まで映像化できるかどうかが、ポイントだと思います。今回は、第1期を12話でやるそうです。原作、旧アニメファンとしては、これから楽しみな再アニメ化なので期待大です!
PERSONA5 the Animation
出典 http://p5a.jp/
2016年に販売されたPS3/PS4用のアトラス製作のゲーム『ペルソナ5』をアニメーション化したのが、この”PERSONA5 the Animation”です。原作となったゲームの大ファンなので、今回のアニメ化は注目していました!
戦闘シーン(全員で止めを刺すところ)や、エンディングの冒頭の吹き出しなど、ゲームを彷彿とさせる演出が多いです。音楽は、目黒将司のおしゃれな曲で統一されており、ゲームで使われたものがBGMとして流用されています。
オープニング曲”BREAK IN TO BREAK OUT”とエンディング曲”INFINITY”は、目黒将司が作曲した曲です。ボーカルのLynも同じくゲームでおなじみです。ペルソナシリーズは、音楽がおしゃれで聴いていて楽しくなります。アニメでもその特徴がよく出ていて、今季アニメ最高のBGMとオープニング、エンディングとなっています。
製作は、CloverWorks(元A1-Picturesの高円寺スタジオ)で、ゲームのイベントに挿入されるアニメも同じところ(当時はA1-Pictures)です。監督は『新世界より』の石浜真史です。MBS系の土曜日の深夜2時8分から放送しています。
重神機パンドーラ
出典 http://www.project-pandora.jp/
なんといっても河森正治!マクロスシリーズでおなじみのメカニックデザイナーであり監督です。製作はサテライトという『創聖のアクエリオン』でもおなじみの布陣です。それに加えて『重神機パンドーラ』は、Xiamen Skyloong Mediaと共同制作の日中合作アニメです。ロボットアニメ好きの筆者には、期待大の作品です。
ハイパードライブという量子リアクターを搭載した機体が、主役機の多目的可変ビーグル、パンドーラ1です。河森メカなので当然変形します(笑)。このカッコいい変形ロボが、ブライと呼ばれる特異的に進化した生物と戦うのです。
個人的に好きな回は、今のところ第4話の咆哮突破作戦で、ゲッター2のドリルアームや、グレンダイザーのスクリュープレッシャーパンチのように機体ごと回転させてパンチの威力を上げるという戦い方がカッコ良かったです。
ネオシャンロンという、中国の未来都市が主人公、レオン・ラウらの拠点となっています。作画もCGを多用して安定しており、戦闘シーンもよく動いています。おまけに、オープニングとエンディングを日本の人気バンドBUMP OF CHICKENが担当しています。
ヒナまつり
出典 http://hina-matsuri.net/
『ヒナまつり』は、大武政夫による漫画を原作としたアニメで、サンテレビで毎週日曜日の深夜2時30分に放送されています。未来からやってきた超能力少女ヒナと、ヤクザの新田との間で繰り広げられるドタバタコメディです。
ほとんど超能力設定意味ねーじゃん!って感じのコメディが大半を占め、ヒナの性格が本能的且つ天然なため、ヤクザの新田の方が常識的に見えるという逆説的なギャップの面白さがあります。
また、ヒナを追いかけてきた刺客のアンズや、バーテンダー瞳さん(笑)など、個性的なキャラクターが多く、毎回楽しみにしています。ギャグの切れ味が尋常ではなく、きついことがあっても笑わせてくれるようなパワーがあります。製作はfeel.、監督は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』の及川啓です。
ルパン三世 PART5
出典 https://lupin-pt5.com/
『ルパン三世PART5』は関西では、日本テレビ系列の毎週月曜日の深夜アニメ枠MANPAで放送されています。そのため後述する『ゴールデンカムイ』とセットで録画することが多いです。
ファーストシリーズを彷彿とさせる青ジャケットルパンで、愛車もフィアット500です。ルパン三世のトレードマーク、ワルサーP38や、次元のコンバットマグナム(S&W M19)や銭形警部のコルト M1911A1など銃の描写もルパン三世らしく精密に描かれています。
SNSを使ってルパン三世を追い詰める描写や、ハッカー少女アミなど、エピソード1(1話から5話)では、現代のテクノロジーをからめた話となっていました。最初から殺し屋との対決(第3話)があり、ハードボイルドさの濃い演出がありました。
製作はトムス・エンタテインメントの子会社テレコム・アニメーションで、監督は矢野雄一郎、シリーズ構成に『OVERMANキングゲイナー』の大河内一楼です。
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