スター・ウォーズ 1

スター・ウォーズ 最後のジェダイ レビュー

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毎月20日は、MOVIXデーということで、映画が1,100円で観賞できます。丁度STAR WARSのエピソード8 “The Last Jedi”が15日から公開していたので、観てきました。

3部作の2作目のジンクス?

場所は、MOVIX八尾で12:40分からの上映された字幕版です。2時間32分の上映時間なので、なるべく早めのランチを食べ、バイクで向かいました。客席は、平日の昼間にもかかわらず、満席とはいかないまでも半数以上は埋まっていました。

流石にスター・ウォーズは人気があると思いました。前回観た映画、ブレードランナー2049よりも客の入りは良かったです。

ジョージ・ルーカスが監督せず、ディズニー系列となってからの2作目(ローグ・ワン込みなら3作目)です。前回監督したJ・J・エイブラムスは、製作総指揮にまわり、代わりにメガホンをとったのが、ライアン・ジョンソン監督です。

スター・ウォーズの三部作の2作目はエピソード2のように酷評されることがありましたが、今回は楽しめました!とりあえず、観て損はしない内容です。いつも通りご都合主義はありますが、SF冒険活劇としては充分、大人も子供も満足できる内容だと思います。

ルークが主役のエピソード8

出典 http://cpn.disney.co.jp/luke-back/

スター・ウォーズは、エピソード4~6までルーク・スカイウォーカーが主役です。そしてジェダイマスターとして、『最後のジェダイ』に登場するルークが、間違いなく今回の主役です。その証拠に、エンドロールで、ルーク役のマーク・ハミルの名前が一番上でした。

ここからはネタバレ含みます。

冒頭の10分間は、レジスタンスが壊滅の危機から逃れるために脱出作戦している場面からです。このあたりは、いつも通りテロップで経緯を端折っています(笑)。

レジスタンスのエース、ポー・ダメロンの駆るXウィングの戦闘シーンがカッコいいです!BB-8とのコンビも抜群で、爆撃機の乗組員の犠牲により、辛くも戦艦の破壊に成功し、ハイパースペースに入って追撃から逃れます。

しかし、今回Xウィングの活躍はここまでです。Xウィングは、SF史上最高の戦闘機なので残念です。しかし、今回の見所は最後の地上戦なので、あえて最初に見せ場を作ったのだと思います。ちなみに訳されていませんでしたが、ドレッドノートとは、戦艦(弩級戦艦)のことです。

一方、惑星オク=トーにてレイはルークにライトセーバーを手渡します。しかし、ルークはライトセーバーを投げ捨てます。ルークは、ジェダイとして活躍することはおろか、その育成すら放棄しているようでした。

しかし、チューイやR2-D2との再会により、レイをジェダイへと導いていきます。といってもヨーダのようなトレーニングはせず、フォースの原理と、ジェダイの歴史を講義しただけでした。

ぶっちゃけ、ここは謎でした。てっきり、ジェダイとしての戦闘訓練やフォースを磨くための技術を伝授するのかと思っていたからです。その一方でレイは、カイロ・レンとフォースで繋がり、ルークとベン・ソロ(カイロ・レンの本名)との間にあった出来事を知るのです。

一方、レジスタンスは、ファースト・オーダーに執拗な追跡を受けていました。トラッカーと呼ばれる追跡装置により、レジスタンスの艦艇の動きが解っていたのです。

攻撃を受け、艦載機も破壊され直撃弾がブリッジを襲います。生身のまま宇宙空間に投げ出されたレイア将軍ですが、フォースの力?により生還します。フォースってこんなに便利だったっけ??

カイロ・レンの専用機、タイ・サイレンサーの活躍は見物でした!スカイウォーカー家の血筋は、パイロット能力が高いので、カイロ・レンの操縦技術はかなりのものです。

さすがに母親のいるブリッジを攻撃することはためらっていましたが、このあたりの伏線がエピソード9でどのように作用するのか楽しみです。

流石に宇宙空間を漂流したダメージは深く、レイアは昏睡状態になります。代理の指揮官はホルド中将が担うことになります。

一方、惑星オク=トーでルークと、ベン・ソロの間にあった真相がはっきりします。ルークは、ベン・ソロ(後のカイロ・レン)の中にあるダークサイドの強大さに本能的に、ライトセーバーを就寝中のベンに向けました。

しかし、自分の甥であるベンを殺すことは出来ずにライトセーバーを納めようとした時に悲劇が起きました。ベンが目覚め、師匠に見放されたと勘違いし、襲いかかってきたのです!

ルークは、ベンを制止しますが、ベンはフォースをルークに放ちます。ルークが気を失っている間に、弟子の大半は殺され、数名がベンと共にダークサイドに堕ちたというわけです。

レイは、カイロ・レンを救えると判断し、ファースト・オーダーの艦隊に向かいます。

ルークはレイに去られジェダイの書物を燃やすことを決意します。しかし、逡巡するルークに代わって書物を保管していた大木を燃やしたのは、かつての師ヨーダでした。

そして、ヨーダから失敗を伝えることの大切さを説かれます。ジェダイマスターが再び立ち上がる決意を固めるのです。


一方、レジスタンスでは目覚めたフィンが、整備士のローズ・ティコと共に、追跡装置を破る作戦を考えます。ホルド提督と対立していたポーは独断で作戦を強行します。

そして、シールドを破ることの出来る人物の情報を得て、フィンとローズは、カジノを運営しているカントニカ星に向かいます。しかし、スペースポート以外の場所に乗ってきたスペースシップを着陸させたため、カジノで囚われてしまいます。

フィン達は、そこで出会ったDJと共に脱出します。DJはコード解除が出来る盗みのプロでした。ドレッドノートに潜入し、装置を破壊しようとするも、フィンとローズ、BB-8は囚われてしまいます。

その間、カイロ・レンにわざと囚われたレイは、スノークの元に連れていかれます。

レジスタンス内部では、残り少ない燃料を小型の輸送船に積み込んでいました。小型艦を放棄して、逃げ込むことに失望したポーは、反乱し、ブリッジを制圧します。しかし、レイアが目覚め、ポーはパラライザーで気絶させられます。

スノークと対峙したレイは、スノークの圧倒的な闇のフォースに苦しめられます。カイロ・レンに向けてレイを切り殺すよう強要します。カイロ・レンはなんと!玉座の横に置かれてあったライトセーバーをフォースで操り、スノークを横から刺し殺しレイを助けます。

スノークを倒し、周囲のエリート・プレトリアン・ガード(おそらくシス)と激しく戦うカイロ・レンとレイ。2人で協力し、敵を全て倒した後、脱出中の輸送船を救おうとするレイですが、カイロ・レンは、玉座に視線を向けます。

そして、全ての古いものを破壊し、新しい秩序を作る野望をレイに打ち明け、2人で世界を支配することを持ちかけます。レイはそれを拒否し、2人はライトセーバーをフォースで奪い合います。

そこに輸送船を逃がすために小型艦で突っ込んでくるホルド提督が!艦同士がぶつかり合う衝撃と、フォースの力によりライトセーバーが壊れるのは、ほぼ同時でした!ケレン味たっぷりの演出ですが、見ごたえのあるシーンでした。

混乱の中、BB-8の助けによって脱出したフィンとローズは輸送船を追います。ここで一旦、エピソード5のように終わるのかなと思っていましたが違いました!むしろここからが本番だったのです。

ルークの活躍と世代交代

塩の惑星クレイトに逃げ込んだレジスタンスですが、カイロ・レン率いるファースト・オーダーに退路を絶たれ絶対絶命のピンチに陥ります。そこで登場してきたのがルーク・スカイウォーカー!

カイロ・レンはルークに対して総攻撃を命令します。AT-AT(スノー・ウォーカー)の主砲の一斉射撃は、どう考えてもジェダイ単体で防げられるわけはありません。しかし、ルークはかすり傷一つ付いていませんでした。肩の埃を払う仕草が渋いっす!

カイロ・レンが地上に降り、決闘を開始します。師弟がお互いにライトセーバーを構え、対峙する場面は、西部劇や黒澤映画のような迫力がありました。

その間、レイとチューバッカのミレニアム・ファルコンが、レジスタンスを救出するため奔走します。ルークが敵を引き付けている間に洞窟から脱出を試みているレジスタンスの面々ですが、岩の壁にふさがれて立ち往生します。

カイロ・レンの攻撃は、ルークにいなされ当たりません。そしてルークは、時間を稼いだことを悟るとライトセーバーを納刀し、カイロ・レンにわざと切られます。そこで、カイロ・レンは目の前のルークが惑星オク=トーから送られてきた思念体であることを悟るのです。

ルークは、かつて見捨てた弟子に自分の非を認め、見守っていることを告げます。カイロ・レンは叫び、レイは岩の壁をフォースで動かし、レジスタンスをミレニアム・ファルコンに乗せ、脱出します。

沈みゆく2重太陽を眺めながら、ルークは静かに姿を消してしまいます。恐らくヨーダや、オビ・ワンのように死んで思念体となったのでしょう。

ルークの活躍は伝説となり、惑星カントニカの子供たちに語り継がれていました。そして、レジスタンスのバッジを持った少年が、フォースで箒を取り、夜空に流れ星が・・・。そこでエンドロールが始まり、2時間32分もの大作は完結します。

色々と感想はありますが、個人的には大満足の1本でした。ライアン監督の手腕は素晴らしいです!展開がご都合主義なのは、スター・ウォーズの伝統なので気にしちゃいけません(笑)。神話的なSF活劇こそが、スター・ウォーズの真髄だと思っているので、筆者は充分に堪能しました。

今回のエピソード8で目立ったのは、世代交代です。レイア役のキャリー・フィッシャーが亡くなり、次代のレジスタンスの指導者として、ポー・ダメロンがクローズアップしてきました。ルークが死に、レイが新たなジェダイとして立ち上がることになりそうです。

そして、本作のテーマは、失敗からの再起です。おおまかな流れは撤退戦ですが、ポーの判断がことごとく失敗していたように、ルークの弟子を信じ切られなかった過ちとオーバーラップします。

ヨーダの「失敗こそ伝えよ」というルークに対する言葉は、アナキンを暗黒面に堕としてしまった経験からでしょう。ルークは、その言葉によって救われ、レイとレジスタンスを助けるために、思念体による時間稼ぎという寿命を縮める荒業を行うのです。

海底に沈められているXウィング(だったっけ?)によって駆けつけたと思っていたのですが、完全に騙されました。

また無能かと思われていたホルド提督ですが、実は堅実な指揮官であったことが解ります。味方を助けるために1人だけ囮の艦に残り、敵の旗艦に体当たりするところは、見所の一つとなっています。

終盤で、ポーは序盤の戦闘を含めて大局的な視野を持てなかった自分を恥、指導者としての資質を開花させます。レイアは、それを見て満足そうな表情をしています。次のエピソード9はおそらく、レイアが最後に活躍し、引退もしくは死亡する話だったのかもしれません。

エピソード7のハン・ソロの死、今回のルークの死、それぞれに次代を担うキャラクターに引き継がれます。キャリー・フィッシャーが亡くなった今、象徴的にポーが、クローズアップされるでしょう。

次のJ・J・エイブラムスによるエピソード9が今から楽しみです!なるべく早くみたいので、スタッフの皆さんよろしくお願いします。

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