シグネイチャーモデルのギターはお買い得?

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今回は、ギタリストなら誰もが憧れるシグネイチャーモデルの特集です。ジョー・ボナマッサのレスポールや、クリス・シフレットのテレキャスター・デラックス、J・マスキスのテレキャスターなどを紹介します。

目次 この記事の内容

  • シグネイチャー・モデルの特徴
  • Epiphone Joe Bonamassa Lazarus 1959 Les Paul Standard 
  • Fender Chris Shiflett Telecaster Deluxe
  • Fender J Mascis Telecaster
  • 思わずサブにしたくなる価格と仕様のモデル

シグネイチャー・モデルの特徴

筆者が投稿したこの記事の動画バージョンです。

シグネイチャー・モデルというのは、楽器メーカーから有名なミュージシャンに提供される楽器のことです。エンドゥース契約に基づき、使用を前提にして各ギタリストのプレイスタイルに合わせてカスタマイズされることから、ピックアップなどのパーツが最初から良いものが付いている場合が多いです。

ぶっちゃけ、今までこの手のシグネイチャーモデルは好きではなかったのですが、最近になって、メインのギブソン・レスポール・クラシックのサブを探していたら気が変わりました。10万円台で、そこそこいいシグネイチャー・モデルが多いことに気づいたからです。

今回は、その中から注目している3本を選んでみました。どのモデルも、9〜14万円台のお手頃な新品価格で売られているギターです。

Epiphone Joe Bonamassa Lazarus 1959 Les Paul Standard 

ジョー・ボナマッサといえば、2000年からソロに転向し、ブルージーなギターで魅了しているアメリカのギタリストです。このラザロと呼ばれる、1959年製のギブソン・レスポール・スタンダードは、当たり年と呼ばれ、更に生産本数が希少なギターのうちの1本ということになります。

ぶっちゃけ、1959年製の本物のレスポール・スタンダードなんて数千万円の価値があり、買える代物ではありません。しかし、エピフォンから販売されたジョー・ボナマッサのシグネイチャー・モデルは、オリジナルのラザロに近い仕様のギターが、なんと10万円台で買えてしまうのです。

しかも、このギターのすごいところは、トップのメイプル材の上にAAAAフレイムトップの化粧板を貼り付けていることです。10万円台のレスポールで、これだけ杢目のいいのは、なかなかお目にかかれません。

また、ピックアップはギブソン純正のバーストバッカー2(フロント)、バーストバッカー3(リア)を搭載しています。この価格帯のギターには、充分以上の豪華なPUと、CTSポテンショメーターとマロリー・コンデンサーという50年代のレスポールらしい配線となっています。

ネックは、59年製っぽいがっしりしたものとなっていて、更にハードケースまでも付属しているという豪華仕様のギターです。最近のエピフォンは、中国生産となっていますが、品質は悪くないので、このラザロはお買い得なギターであると言えます。

Fender Chris Shiflett Telecaster Deluxe

クリス・シフレットといえば、デイブ・グロール率いるフー・ファイターズのギタリストで、ガッツのある分厚いトーンが特徴のギタリストです。メインの72年製のフェンダー・テレキャスター・デラックスは、テレキャスなのに2ハム仕様というギターで、パワーのあるハムPUによるトーンが特徴となっています。

とはいえ、ワイドレンジ・ハムバッカーは、フェンダーらしい明るめのトーンと言われているのですが、クリスのトーンはどちらかというとギブソン寄りのイメージがあります。また、最近復刻したフェンダー・プロフェッショナルシリーズのデラックスに搭載されていたショーバッカーもどちらかというと分厚いトーンでした。

ぶっちゃけ、シリアルナンバーにMXが付いているのでメキシコのエンセナダ工場製のギターなのですが、シグネイチャーモデルらしい、かっちりした作りやハードケース付属で、10万円そこそこで買えるギターとしてはお得な感じがします。

Fender J Mascis Telecaster

J・マスキスといえば、泣く子も黙るダイナソーJr.のギタリストです。フェンダーからシグネイチャー・モデルが出ると聞けば普通はトレードマークのジャズマスターを想起すると思いますが、今回はなんと!テレキャスターでした。

実はJは、リードを1958年製のトップローダー(ブリッジが裏通しでないモデル)のテレキャスターを使ってレコーディングしていました。意外なことにテレキャスター使いだったとは・・・。

ファズを使った太く、つんざくようなあの泣きのギターは、実はテレキャスだったということに、なぜか納得させられる部分が多く、このギターを弾いてみたくなりました。実売価格が14〜15万円というところなので、メキシコ製ですが、Jの所有する58年製のテレのPUを再現したJ Mascis Custom ’58Tele Single Coilを搭載しています。


更に、50年代後半から60年の数年しか生産されていなかったトップローダー式のブリッジに、ラッカー塗装のネック、ボディはJのオーダーによって塗り替えられたボトル・ブルー・フレーク仕上げ(ポリ・ウレタン塗装)になっています。

実用性の高いギグバッグということで、持ち運びにはいいケースが付属しています。ぶっちゃけ、これにファズの組み合わせでJのトーンを再現するのも楽しいと思います。

思わずサブにしたくなる仕様と価格のシグネイチャーモデル

今回紹介した3本のギターのうち、レスポールのサブになりそうなのは、ジョー・ボナマッサのレスポールと、クリス・シフレットのテレデラです。Jのテレキャスは、どちらかというとファズ使って、あの轟音で弾きたいギターで、完全に趣味でチョイスしました(笑)。

そして、この3本は結構お買い得で、いいパーツや材を使っている印象を受けました。価格も10〜14万円というところで、プロの使用にも耐えうる作りの良さがあります。正直、ツアーするならメインのレスポールのサブが欲しいところなので、お金があったらどれか1本買ってたと思います。

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