ギブソン・レスポール・クラシックを購入:現行レスポールでお買い得なギター!

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今回は、レコーディング中に新しいギターを入手しました!Gibson Les Paul Classicは現行レスポールの中でもお買い得なモデルです。島村楽器のセール中というタイミングもあり、久々にレスポールをメインにすることになりました。

目次 この記事の内容

  • レコーディング中に気付いた違和感
  • デジマートで見つけたセール
  • Gibson Les Paul Classicとの出会い
  • 激安のFender American Original ’60s Stratocaster
  • 最後は芸大繋がり!仲良くなった店員さんからお買い上げ!
  • 帰宅後の開封と調整

レコーディング中に気付いた違和感

筆者が投稿したこの記事の動画バージョンです。

今までメインで運用していた、PRS CE 24はモダンなギターとしてよく出来ており、カスタムによって更に使えるギターにまで調整していました。しかし、ニューアルバムのスライドバーの曲を録っている時に感じた違和感があり、そこが気になっていました。

レコーディングでよくやるのが、左右にギターを振ることなのですが、PRS CEのトーンは、ダブルカッタウェイで、コイルタップでき、更にデチャッタブル方式のネックもあり、トーカイのストラトとトーンが似通ってしまうのです。

クランチではタップさせた方が、VOX AC15C1との相性がいいため、今回はそちらで録ったのですが、聴き分けられないくらいストラトに似たトーンになってしまいました。

2本のエレキをハムとシングルコイルで分散させているのは、レコーディングでステレオにした時に被らないようにするためです。クランチは、よく使うのでこのままPRSを使っていたら、1曲目と同じことが増えるのではないかという疑問がありました。

気付いたら、デジマートやらイシバシ楽器やらのページで、ギブソン・レスポールを中心にギターを探していました。

デジマートで見つけたセール

デジマートでは、レスポールを主に探していました。一番長い期間、メインギターとして使っていたのは、Heritage H-157というレスポール・カスタムタイプのギターだったし、シングルカッタウェイの重いトーンが必要だと感じたからです。

色々探していたら、島村楽器のりんくうプレミアム・アウトレット店にてセールがあり、ギブソン・レスポール・トラディショナルの2019年のアウトレット品が、さらに2万円値下がりしていたのです。

本命はこちらだったのですが、格安のレスポール・クラシックの19年モデルもあり、更に同じ店で、フェンダーのアメリカン・オリジナル60sストラトもあったので、こちらの店で試奏してみることにしました。金曜日にりんくうプレミアム・アウトレットでセールを開始して、月末までのセール期間なので早く買いに行く必要があったためです。

ぶっちゃけ、PRS CEの方をヤフオク出品中に、先に購入するというのは避けたかったのですが、デジマートでお買い得なギターは、かなり早く売れてしまうので、スピード重視になってしまいました。

土曜日の午前中に電車に飛び乗り、りんくうタウン駅までの電車賃の高さ(片道1200円!)に驚きながら、何気なくスマホでデジマートでウォッチリスト見ていたら、昨日の今日で開店前に、本命のレスポール・トラディショナルが売れていました。

買おうと思えば金曜日に通販できたのですが、ギブソンは試奏してからでないとアタリハズレが解らないので、店に行くしかなかったのです。トラディショナルは、2019年に廃盤になり、代わりに現行のギブソンでは、スタンダード50sとして売られています。

どちらも、50年代の太めのネックや、ハンドワイヤリング、AAのメイプルトップというスペックです。つまり、現在では23〜25万円で売られているギターと名前が異なるだけで、19万円のちょい傷アウトレットギターが更に2万円安い17万円台で売られていたことになるのです。

僕の読み通り、このギターはすぐに売れてしまいました。しかし、まだ島村楽器にはもう1本のレスポールと、お買い得なストラトがあったのです。

Gibson Les Paul Classicとの出会い

ぶっちゃけ、高い電車賃を払って、本命のギターの在庫がないという事態に凹みましたが、もう1本レスポールは残っていたのです。それが、Gibson Les Paul Classicで、普通なら19万円で売られているのが、アウトレット特価で16万8,000円、そこから10%引きで15万円でした。

つまり、ハンドワイヤリングとAAキルトトップさえ目を瞑れば、トラディショナルの特価から2万7,000円安く同程度の2019年製のレギュラーラインのレスポールが買えるのです。更に、こちらはコイルタップ、フェイズスイッチなどの多機能もあります。

店に展示されていたギターの中でも、なんとなくピンとくるものがあるギターでした。特にチェリー・サンバーストというのが、気に入りました。さっそく店員のM君にお願いして試奏させてもらうことになりましたが、島村楽器は高いところにギターを吊ってあるので、降ろすのが大変そうでした。

マーシャルのスタックにプラグインしてクリーンから弾いてみたのですが、レスポールらしい色気のあるクリーントーンが出ます。そして、ドライブチャンネルに切り替えると、ガツン!としたトーンが!

これぞ、ギブソン・レスポールというトーンに顔がにやけてしまいました。プリント基盤なので、イマイチなのかというとそういうわけでもなく、ちゃんとレスポールの歪みです。バーストバッカー61という、高出力のPUのためか、ハードロッカーっぽい、あのトーンが出ます。

ネックは50年代のものと比較すると薄めになっているということなのですが、華奢な感じはせず、ある程度の太さのある個体でした。つまり、僕のプレイスタイルに一番合っているように感じました。

ぶっちゃけ、試奏して10分くらいでレスポール・クラシックを購入する方に7割くらい傾きました。ただ、もう一本気になるギターがあるので、そちらも試奏させてもらうことにしました。

激安のFender American Original ’60s Stratocaster

昔、ヘリテイジのサブギターとして90年代のフェンダーUSAの57ビンテージのストラトを使っていました。現行ではアメリカン・オリジナルと名称が変わり、ラッカー塗装にビンテージ仕様のピックアップ、50年代と60年代仕様のギターです。今回試奏したのは、アメリカン・オリジナル60sストラトキャスターというモデルです。

そのため、アメリカン・プロフェッショナルの上位機種というような位置付けがされており、実売価格も20万円台となっています。それが、なんと!アウトレット特価と10%オフで新品が17万8,000円で買えてしまうという超お買い得なギターです。

ぶっちゃけ、ストラトは想定外でしたが、いざとなったらファズでもかけりゃいいかと思い、一度試奏してみることにしました(何より安い!)。M君は、手際良く用意してくれました。ただ、シールドがなかなか入らなくて、新品故の固さというよりは、ジャックプレートの形状の問題のように感じました。


まずはクリーンから試してみると、これよりも上位モデルのようなトーンが出ていました。一昔前のカスタムショップのようなビンテージ寄りのトーンです。使っているピックアップが、Pure Vintage ’65という、ロウ漬けされたビンテージのストラトに構造の近いものらしいです。

つまり60年代のビンテージっぽいトーンが好きなら、本当にいいギターだと思いました。今回のテーマが太いトーンということでないなら、このままストラト買ったと思います。

バランスのいいトーンなのですが、レスポールの荒々しい太めの歪みというものを体感すると、今回はこっちかなと思いました。

最後は芸大繋がり?仲良くなった店員さんからお買い上げ!

M君おすすめの7弦ギターstrandberg

ぶっちゃけ、他の店のレスポールも試そうかと思っていました。というのも開店から間もない午前中に行ったため、まだまだ時間があるのでなんばにでも寄ることができたからです。

しかし、M君は僕の地元の大阪芸大出身(友人も通っていた大学)で、南河内の話で盛り上がったのです。他の店に、これほど安価で当たりのレスポール・クラシックもないだろうし、このまま仲良くなった店員さんから買いたくなりました。電車賃のこともあり、一度なんばに行ってしまうと再び買いにくるのは大変です。

メインギターをヤフオクに出す以上、早急にギターが必要なのもありましたが、たまには直感で決めてもいいかと思ったのです。レスポールの購入に、M君はとても喜んでくれました。

そして、昼ごはんを食べに行ってる間に調整してもらえることになったので、好みの弦高を伝えました。後日家でセッティングしようとすると、ほぼジャストな調整になっていたので、M君に感謝です。

帰宅後の開封と調整

帰りの電車で、雨が降ってきたので、傘でハードケース中心にガードしました。普段は電車の場合、リュック式のギグバッグなのでハードケースは重く感じます(大汗)。なんとか帰宅して、ケースをタオルで拭いてから、開封動画を録りました。

思った以上にバーストバッカーとVOX AC15C1との相性が良かったので、いいトーンが出ました。試奏したのが、マーシャルなのでメインアンプとの組み合わせが合うかどうか解らなかったのです。

翌日に細かい調整をしてみて、一通り弾いてみると、まだまだアンプのセッティング込みで詰めるポイントはあるように感じました。しかし、かなり近年のギブソンは作りもよく、ウェイトリリーフの影響でレスポールにしては軽く感じました。トーンもいいし、当たりのギターだと思うので、大切に使っていこうと思います。

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