2019年 春アニメ その2:アクの強いオリジナル作品

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前回から引き続き、2019年 春アニメの個人的ランキング、その2はアクの強いオリジナル作品から解説していきます。筆者(tkd69)が解説した春アニメは7作品で、そのうち2作品がオリジナルになります。

目次 この記事の内容

  • 第4位 さらざんまい
  • 第5位 盾の勇者の成り上がり
  • 第6位 真夜中のオカルト公務員
  • 第7位 賢者の孫
  • 続編ものと個性的なオリジナルの良作

第4位 さらざんまい

出典 http://sarazanmai.com/ アイキャッチ画像も同じ

強烈な個性のある作品を作ることで有名な、幾原邦彦監督のテレビアニメが、『さらざんまい』です。正直、1話のあまりのぶっ飛びぶりには、ドン引きしましたが、その後も視聴し続けました。アニメーション制作は、『坂道のアポロン』、『この世界の片隅に』のMAPPAです。

さらざんまいは、女装、同性愛、ミュージカルなど、個人的に苦手な要素が多かったのですが、ストーリーの展開が気になって、なぜか毎週見てしまっていました。ネットでは、話題性が一番高かったのも、このさらざんまいで、イク二作品の人気をあらためて知りました。

ケレン味のある演出は多いのですが、ストーリーはしっかりしていました。主人公の3人が、カッパに変身してカパゾンビと戦うというのが、話の骨子なのですが、1クール11話でうまくまとまっていたと思います。筆者の苦手な要素が多かったので、4位になりましたが、人によっては1位になってもおかしくない出来だったと思います。

第5位 盾の勇者の成り上がり

出典 http://shieldhero-anime.jp/

『盾の勇者の成り上がり』は、2019年1月から6月まで、2クール25話放送されたアネコユサギの同名小説が原作のテレビアニメです。ドラクエタイプのファンタジーがベースのアニメが苦手です(ファンタジーが苦手というわけではありません)。

この話は異世界に召喚された主人公が、「盾の勇者」のため、いわれない差別を受け、それでも工夫によって実力をつけていく展開が熱く、最後まで視聴出来ました。

ただ、パーティの主人公以外が女性ばかりという、ハーレムものっぽい雰囲気とゲームっぽい世界観が合わないため、この順位となりました。アニメーション制作はキネマシトラス、監督は阿保孝雄です。

第6位 真夜中のオカルト公務員

出典 http://occultkoumuin.com/

『真夜中のオカルト公務員』は、たもつ葉子の同名漫画が原作のテレビアニメです。新宿区役所夜間地域交流課という、オカルト的な事象を取り扱う部署に配属された公務員の話です。

アナザーと呼ばれる、超常現象を体現する存在は、人と会話することが出来ません。砂の耳と呼ばれるアナザーと会話する能力を持つ、主人公宮古新地域交流課の仲間がアナザーの絡む事件を解決していきます。


陰陽師とか、退魔師とか、エクソシストの能力で解決するのではなく、交渉や、各ケースを柔軟に判断するというやり方が斬新でした。どちらかというと女性向けのアニメでしたが、かなりしっかりした作りでストーリーも面白く、最後まで視聴出来ました。アニメーション制作はライデンフィルム、監督は渡邊哲哉です。

第7位 賢者の孫

出典 http://kenja-no-mago.jp/

『賢者の孫』も、吉岡剛の同名小説が原作のテレビアニメで、2019年春から1クール(12話)放送されました。アニメーション制作はSILVER LINK.で、監督は田村正文です。

ぶっちゃけ、ドラクエ風ファンタジーの系譜ということで、かなり苦手なジャンルで、しかも主人公のシンがチート過ぎて、序盤は楽しめなかったのですが、中盤以降の魔人との戦いは、そこそこ盛り上がりました。

しかしながら最後は、チート主人公が無双するので、戦闘に緊迫感がありませんでした。盾の勇者の成り上がりの方が、熱い展開だったと思います。

続編ものと個性的なオリジナルの良作

出典 https://fairygone.com/

2019年春アニメは、文豪ストレイドックスや、ワンパンマンのような漫画原作の続編と、フェアリーゴーンや、さらざんまいのようなオリジナルが目立ちました。

フェアリーゴーンは、P.A.ワークスが、『クロムクロ』や、『天狼』で培ったアクション要素のあるファンタジーものですが、作画の質の高さ、緻密な設定が目立つ良作でした。

対照的にさらざんまいは、イク二アニメらしい斬新さの詰まった演出が特徴でした。展開が予想出来ないトリッキーさが印象的で、苦手要素が多いのに、最後まで楽しめました。

文豪ストレイドックスは、作画、演出、脚本の全てにレベルが高く、ボンズらしい完成度の高さでした。ワンパンマンは、戦闘シーンの迫力こそ、マッドハウスの方が上でしたが、J.C.スタッフの頑張りにより、2期目の質がある程度維持されていました。

今回紹介した7作品は総て、深夜アニメです。ゴールデンタイムに地上波でも放送するような、アニメの良作を見たい気もします。最近のテレビ番組は、ゴールデンタイムがバラエティばかりでつまらないので、もっぱら深夜アニメを録画して見るというのが、当たり前になっています。

本来は、子供やティーンエイジャーが楽しむべきアニメの番組枠が、深夜に偏っている現状はどうかしていると思います。

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