MacBook Air 2017を購入!:安価で拡張性の高いMac

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Windows7が2020年1月に更新が止まるのと、2013年から使っていたメインのPCであるLenovoのノートが心配になってきたので、思い切ってパソコンを新調することにしました。選んだのは、MacBook Airの2017年バージョンです。

目次 この記事の内容

  • 時代はSSD中心
  • 整備済製品という選択肢
  • MacBook Airを購入してから届くまで
  • 意外と早く終わった移行作業
  • Lenovoを無料でWindows 10にアップグレード
  • 今後の方針とMacBook Airの使い勝手

時代はSSD中心

送られてきたばかりのMacBook Air

2020年問題は、企業だけでなく個人でPCを使っている層にも深刻でした。僕が使っているスタインバーグのDAWソフト、Cubase Studio5は、ウィンドウズ7までしか対応していません。

もちろん、ウィンドウズ10にOSを変更しても、直ぐに使えなくなるということはありませんが、既にCubaseは10までバージョンが出ており、何かあった場合、保証のない状態ということになります。

いっそのこと、Lenovoをそのまま使ってOSを10にアップグレードして、Cubase Pro10を購入しようかと思ったのですが、ソフト自体の単価が高いので悩ましいところでした。

パソコンをMacにして、無料で付属してくるGarageBandをしばらく使って、資金ができたらLogic Pro Xを購入した方が将来的に安くなると考えました。前のギターのローンが終わった分でローンを組み、アップルストアで24回以内金利0%で購入することにしました。

時代は、SSD(Solid State Drive)となっており、メモリから進化した高速ドライブが主流となっています。SSDは容量が従来のHDDと比べると少なく、容量の大きいものは、Macの場合、高くついてしまいます。

出来るだけ安く購入するため、最小の128GBのSSDのものにして、外付けポータブルHDDを1TB購入することにしました。USB3.0対応のものなら高速でデータを送受信できるので、問題ないと判断しました。

今回は、あえてブートキャンプを使ったウィンドウズを併用するのは諦めて、前のノートをそのまま予備と、ウィンドウズ10用に残すことにしました。

整備済製品という選択肢

さっそく、アップルストアで色々とMacのことを調べたのですが、新品で10万円以内で購入できるのは、Mac Miniの128GBモデルか、Mac Book Airの2017年仕様の128GBモデルしかありません。

Lenovo以前に所有していたMacBookは、2000年代後半のCore2Duoのインテルマックでしたが、普通にCubase Studio5が使えていました。MacはスペックよりもMac OSの使いやすさや、ウィルス対策に重いソフトを使わなくていいという利点があるので、低スペックでも充分です。

そこで、Logic資金や周辺機器のために、安い整備済製品を探して見ることにしました。整備済製品は、アップルが下取りした製品をただの中古として流すのではなく、劣化したパーツを取り替えて販売している製品です。新品を購入するよりも15%安くなるし、メーカー保証も1年あるのでお買い得です。

ラッピングされた状態のMac 新品同様の外観

安さと接続端子が多いという点で、Mac Miniは抜き出ていました。スペックもそこそこいいし、僕の用途にはぴったりなMacだと思いました。

一応、ディスプレイはPS3で使っているAcerの21.5インチの液晶モニターがあるし、キーボードは、2〜3,000円の安価なものを購入すれば問題ありません。購入する寸前まで行ったのですが、スタジオなどでの持ち運びや、前のノートの置き場所など、色々なことを考えた結果、ノートにすることにしました。

こうなると、価格の高いMacBook Proか、安いAirかの二択になります。12インチのMacBookは、USB-C端子が一つしか付いていないので、拡張性がないのでやめました。

MacBook Proは、整備済製品でも12万円くらいするので、完全に予算オーバーです。2018年からのRetina ディスプレイのMacBook Airの整備済製品は、11万円くらいで見つけたのですが、一番安い2017年モデルのメモリ8GでSSDが128GBの税抜き8万5,000円のものにしました。

そろそろマウスやUSBハブなども新調しなければならなかったので、安さが一番重要だったのです。また、USB3.0端子が2つとLightningコネクタが1つに、magsafe接続端子という拡張性の高さがあったからです。これなら普段使っているスタインバーグのUR22(オーディオインターフェイス)をハブを経由せずに接続できます。

オーディオインターフェイスは、ハブを間に挟むとトラブルを起こす可能性が高くなるので、ダイレクトに接続した方がいいのです。以前は、Firewire接続のものを使っていましたが、ウィンドウズに戻った時にUSB接続のUR22にしました。しかも、地味にSDカードスロットまであります。

MacBook Airを購入してから届くまで

コンパクトなAir 13インチ

もう少し、考えてから購入するつもりでしたが、丁度いい価格の整備済製品が見つかったので、無くなる前に購入しました。夜間に購入し、ローン審査が翌日の朝には終わり、Macはその日の昼には発送されたのです。

こうなると、先に必要なものを揃えることにしました。ポータブルHDDとUSB3.0ハブ、新しいマウスは近所の家電量販店で購入しました。当然ながら節約のため、バイクで行きました。

ポータブルHDDはバッファローのUSB3.0に対応した1TBのものです。パーテーション分割して、片方は音声ファイルや写真のデータなどの保管用に500GBをあてがい、残りはTimeMachine用(バックアップ機能のこと)の500GBです。

帰宅してから、次にやる準備はWindowsからのデータ移行です。ウィンドウズ用のバックアップ用HDDをMacとウィンドウズで使えるFAT32でフォーマットしてから、必要なデータを移行することにしました。FAT32の場合、一度にコピーできるのが4GBという制約のため、ファイルを何度か分割しなければなりませんでした。

新しいHDDはMacOS拡張の形式でフォーマットするため、使いませんでした。ワンクッション置いて移行するのは面倒ですが、これからのことを考えるとこの方法がベストだと思いました。

意外と早く終わった移行作業

シンプルかつ美しく配置されている付属品

注文してから3日目の昼に、Macが到着しました。その日のうちに、データ移行するため、Macを立ち上げて、手順に従ってセットアップしていきます。iPhoneのApple IDを入力すれば、自然にデータをiCloudと同期してくれるので便利です。音声ガイダンスは必要なかったので、すぐにOFFにしました。

また、アップルストアで上記のIDで購入したため、面倒なユーザー登録の必要はありません。あっけなく本体のセットアップが終わり、次にバッファローのHDDのフォーマットとパーティーション分割をしました。


一応、バッファローのHDDにはみまもり合図というHDDの劣化を監視するソフトが付属しているので、フォーマットする前に、Mac本体にインストールすることをオススメします。バッファローのホームページにも、ダウンロードページありますので、最新版はそちらからダウンロードできます。

次に、データ移行用のHDDから新しいHDDにデータを移行します。これは新しいHDDのフォーマットがMac OS拡張形式だったため制約もなく、すぐに終わりました。そして、GoogleのアカウントでChromeのデータを引き継ぎましたここまででサクサク進んだので、4時間くらいで作業は終了しました。

Lenovoを無料でWindows 10にアップグレード

LenovoをWindows 10にアップグレードした画面

翌日は、予備機のレノボのOSのアップグレードです。ウィンドウズ7は、2017年に無償アップデートが終了したことになっていました。しかし、現在(2019年7月)でも無料でアップデートは可能です。

筆者のレノボは、Windows 7 Home premiumだったので、この方法だとWindows 10 Homeのアップデートとなりました。こちらのページから必要なファイルをダウンロードして実行できるので、正規品且つユーザー認証されているものを用意して下さい。

一番時間がかかったのが、更新ファイルの項目で、何度か再起動しました。ウィルス対策ソフトは最新のものにしておくと、一連の作業は早く終了します。4時間かかって、ようやくレノボの画面にWindows 10の画面が表示された時には、ホッとしました。

一応、重要なファイルは全て、新しいMacに移行しているので、万一の場合でも対処できるようにはしておきましたが、こうしてWindowsも使えるようにしておくと安心です。

次に行ったのが、Windows 10のファイルの更新と、Cubase Studio5の起動チェックです。ドングルは最近アップデートしていたので、起動はそのままできました。しかし、EZ Drummer(有料のドラムソフト)は、オーソライズコードの入力をしないと起動しませんでした。OS自体が変わったので、認証が必要だったようです。

今後の方針とMacBook Airの使い勝手

めちゃくちゃ速い起動スピード

今のところCubaseは動いていますが、今後はどうなるかわかりません。どちらにせよこれからは、MacでDTMを行うことになりそうです。

ぶっちゃけ、Macで一番相性がいいのはLogic Pro Xで一番安いDAWとなります。常識的に考えると、Logic一択になりそうです。実際に、ロジックを使っていた友人のM君によるとDrummer機能が便利だとのことです。GaregeBandを使ってみて、かなり操作しやすいことに気づきました。

こうやって、WordPressをMacで書いてもすぐに適応できました。このあたりは、6年以上前のMacBookの経験と、Mac OSの使いやすさのおかげでしょう。また、今までの古いLenovoと比較すると起動スピードや、各アプリの読み込みスピードなどは爆速になりました。

デュアルコアの1.8GHzのインテル Core i5(第5世代)というCPUなので、現代ではそこそこなのですが、重いウィルス対策ソフトが必要ないMac OSと、SSDの恩恵で、体感速度は10倍以上です。MacBook Airにして良かったと思います。

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