ホンダ CRF250Lが納車されてから雨が続いていましたが、昨日は晴れました!そこで、普段走っている裏金剛でタイヤの皮むきを兼ねて慣らしをしてみることにしました。
CRF250Lのクラッチワイヤー調整
納車2日目に、CRFのクラッチワイヤー調整を自分でやろうと思いましたが、調整ねじの固定側がかなり固く、プライヤーでも回しにくいので、ホンダドリーム藤井寺店にお願いしました。手前側で繋がりすぎるポイントを奥にしてもらって、クラッチはだいぶ操作しやすくなりました。
少し高く感じたペダル類の調整に関しては、オフブーツやスタンディングを考慮して、このままにすることにしました。クラッチ側に関しては、ペダルに足を置いておき、シフトするときにずらせば問題なくなりました。ブレーキ側は、若干高いくらいなので、これも問題ないでしょう。
少しこなれてきたのもあり、ニュートラルに簡単に入るようになりました。シフトに関しても慣れてきたので、タイミングが合ってきたようです。かなりスコスコ入るクラッチだと思います。カチっと入るというより、スルっと入るような感じのシフトです。シフトレバーも驚くほど軽く、まったく疲れません。
少し気になったのは、1速を早めにシフトすると2速が少しノッキング気味(ガクガクすること)になることです。慣らし中のため、1速をなるべく引っ張りすぎないようにするために早めにシフトを上げ過ぎているのかもしれません。
幹線道路では、早めのシフトアップで、レブリミットの半分の回転数をキープしています。60km~70kmで流れている国道170号線を、4~5速で走ると丁度いい感じです。裏金剛にまで行ってみたら途中で雨が降ってきたため、引き返しました。
新品タイヤは、剥離剤や表面の固いゴムが残っているので、100kmは慎重に走る必要があります。皮むきの終わっていないブロックタイヤに、雨という状況は厳しいので、おとなしく帰ることにしました。
帰りにヘルメットが圧迫するような感じがあったので、チークパッドを交換することにしました。さっそくホンダ XP913のチークパッドをホンダドリーム藤井寺に注文しようと電話かけたら、XLサイズは生産終了のようです(涙)。
HJCのOEMですので、現行のHJC CS-MXⅡあたりのパッドが適合するか、輸入元であるRSタイチに問い合わせてみようと思っています。平日しかRSタイチに繋がらないので、火曜日まで待ちます。
CRF250Lで走る裏金剛
3日目は暑いくらい晴れていました。こうなったら皮むき兼ねて裏金剛に行くしかありません!ヘルメットの調整が終了するまでは、今まで使っていたSHOEI XR-1100で代用することにしました。
ディバッグも疲れてくるので、NC750Sのときに使っていたホンダのシートバッグをウィングキャリアの横の穴にベルトを通して使いました。これにより、体の疲れも減小しました。
登り区間では、慣らし中のため高回転にいかないようにシフトを頻繁にチェンジするようにしていました。NCのときは、2~3速で2~3,000回転も回してやれば、簡単に登ったのですが、CRFは上のギヤで5,000回転くらい回す必要があります。
エンジンを回してパワーを出す感覚は3年ぶりで楽しいです!ストレート区間で少しだけ7,000回転を使ってみましたが、スムーズに吹け上がるのでびっくりしました。CRFは、ロードで回す楽しみのあるエンジンを積んでいることを実感しました。
登りが終わり、下りに入ります。CRFの車体が144kgと軽いので、少しバンクさせるだけで簡単に曲がります。フロント21インチ、リア18インチの細いオフタイヤなので、ロードは走りにくいと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
無理にバンクさせなくてもヒラヒラと曲がってくれます。ストロークの長いサスペンションにより、乗り心地も良くギャップも軽くいなしてくれます。また、アイポイントの高さから次のコーナーが良く見えます。とにかく峠を走るのが楽しいバイクです!買ったかいがありました。
厳密に速く走るなら、17インチのモタード方が有利でしょうが、Lの方もなかなか峠を軽快に走ることができます。タイヤの皮むきは、今回のプチツーリングで100km超えたので終了しました。
裏金剛にも脇道があり、ちょっとした林道がないか目で探してしまいました。下りのヘアピン近辺にも脇道があるようですが、今まであまり意識したことはありませんでした。オフ車のいいところは、こういった冒険心を刺激されることではないでしょうか。
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