今回は、ホンダCRF250Lの慣らし走行も終わったので、ダートを走行することにしました。府道61号線で和泉市の善正町から滝畑ダムに抜けるルートです。
ダートに慣れるために
府道61号線とCRF250L
総走行距離も600kmを超え、ワイヤーハーネスのリコールも異常が無かったので一区切りつきました。いきなり本格的な林道に入るよりは、近場で短めのダートを走る方がてっとり早く慣れると思い府道61号線を走ることにしました。
府道61号線は酷道もしくは腐道として有名で、今回はダート区間のある和泉市の善正町から滝畑ダムを走ることにしました。4km程度の府道で、比較的フラットなダート区間が残っているようです。とりあえず外環状線(R170)を南に向かって走ります。
トンネルを数本抜けると、善正町方面に抜けるルートに入ります。旧170号線をしばらく走ると、善正町で左折すると府道61号線に入ります。最初は、舗装されている2車線道路なのですが、徐々に狭くなり1車線となります。
府道61号線のダート
そこからは砂利道となり、徐々に濡れたダートになっていきます。CRF250Lが汚れるのは仕方ないですが、舗装路と違い滑りやすい路面状態です。慎重に1速や2速で走ります。
舗装区間にちらほらと入っては、またダートの繰り返しなので、下手に空気圧は下げないほうがいいでしょう。本格的な林道なら、空気圧を下げる必要があるのですが、ここはメーカー指定の空気圧のまま走られそうです。
CRF250Lの標準の空気圧は150kPaなので、そこそこのダートなら普通に走ることができました。途中で軽自動車とすれ違いましたが、1車線といっても広めの区間だったので、なんなくやり過ごすことが出来ました。CRF250Lは、オフ車にしては重いといわれていますが、軽快にダートを走ることができました。
オフブーツは今回用意できていなかったので、オンロード用の革のロングブーツを履いていきました。いずれ本格的な林道に挑戦する前に、オフブーツは必要になると思います。
途中左手側に布引不動尊がありましたが、今回は寄りませんでした。また、右手側に林道 岩屋谷線への入り口もありましたが、このまま61号線を進みます。
恐怖?の滝畑第3トンネルを抜けて
滝畑第3トンネルこと塩降トンネル
南河内に住んでいると、滝畑第3トンネルの噂をよく聞きます。地元では有名な心霊スポットなので、よっぽどのことがない限り近寄りません。僕の小学校の頃の友人は、女子をその話で怖がらせては泣かせていました(大汗)。ついでに僕もビビりました(笑)。
有名な第3トンネルは、梨の木隧道と塩降隧道の2つあり、より古いのは今回通った塩降トンネルの方です。入り口から不気味な雰囲気があり、カメラを取り出して写真を撮る精神的余裕がなかったので、携帯で撮影しました。
塩降隧道は、昭和初期に開通した古いトンネルです。最近になって改装されたので以前よりはマシになったようですが、小学生時代に友達に聞かされた話を思い出し、周りを見ないようにして一気に走りぬけました。
滝畑ダムで小休止
滝畑ダム
塩降トンネルを抜けると、三叉路を右に曲がります。滝畑ダムに到着し、公園で休憩しました。短い区間のほぼフラットなダートだったのでなんとかこけずに済みました。濡れたダートを走ったので、バイクは少し汚れていました。これもダートの洗礼で、オフバイクは汚れていてもカッコいいですね!
スイングアームのチェーンカバーの汚れとホンダ XP913
ぶっちゃけそれほど長いダート区間ではなかったため、ほぼシッティングで走りきりました。CRFはダートが得意なバイクだと思いました(オフ車だけに)。オフ車の中では重いといっても144kgとロードバイクと比較すれば圧倒的に軽いし、1速や2速での低速の粘りがあったからです。
フロントフォークの汚れ
帰宅してフクピカを使って汚れを落として、本日のダート走行は終了しました。恐怖?のトンネルも何事もなく通られたのでほっとしています。水越峠の方にも林道があったようなのですが、現在はゲート横にポールが立てられていて、通り抜けできないようです。大阪にも、まだまだ未舗装路があると実感できました。
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