3万円のパシフィカから30万円のXOTICまで試奏!

Pocket

友人の気になっているギター、ヤマハのパシフィカシリーズを試奏したついでに、筆者ことtkd69が次に検討しているギターの下見もしてきました。3万円台から30万円の高級ギターまで試奏したので、レビューしていきたいと思っています。

目次 この記事の内容

  • YAMAHA PACIFICA 212VQM
  • YAMAHA PACIFICA 612VIIFM
  • FENDER AMERICAN PROFESSIONAL TELECASTER DELUXE
  • XOTIC XTC-1
  • G&L ASAT Classic
  • 理想のギターを求めて再び

YAMAHA PACIFICA 212VQM

パシフィカ212のチューニングをする筆者

「梅田に行こうぜ!」という友人のミュージシャン、秋山タカオ氏からお誘いを受けたのは、土曜日のことでした。筆者も丁度、今の2本のエレキのままでいいかどうか、見極めるためにも、弾きたいギターがあったので2つ返事でオッケーしました。

ぶっちゃけ、ギターの試奏なんていうストイックな行動は、少人数で行くに限ります。間違えても女性とのデート中にしてはいけない行為なのです(笑)。月曜日は空いていて、歩くのは快適でした。

秋山タカオ氏は、ずっとヤマハのパシフィカが気になっているようなので、まずはパシフィカの置いてあるイシバシ楽器に行きました。筆者は、よく心斎橋店に行くことが多いのですが、最近は梅田もちょくちょく来ています。

ヤマハのパシフィカシリーズは、YouTube中心に人気が出てきています。記事も書いてみたのですが、安い価格の割りにいいパーツを搭載していて、個人的にも興味がありました。

ただ、安い方の112だとか212などは実際どうなのか?と聞かれると初心者さんにも高い方の600シリーズをオススメしています。というのも、同じインドネシア産でも使っているパーツや材が違うので、正直弾く前からスペックだけでも期待していませんでした。

このPACIFICA 212VQMは、3万円台で売られているギターです。マーシャルのオールチューブ JVMにプラグインするというのも気が引ける価格帯のギターです。実は試奏の前に弦が切れてて、1弦を交換したようです。

この価格帯でなぜか豪華なキルテッドメイプルがボディトップとヘッドに貼られていました。色は赤系統です。最初は秋山氏が弾いていたのですが、筆者も弾かせてもらうことになりました。

1弦Eのチューニングが狂っていたので、耳で合わしました。弦交換したばかりで、チョーキングした時にでも弦が初期伸びして少しピッチが下がったのでしょう。

ただ、安いギターの一番のネックであるペグの軽さを体験し、てっきりペグのせいだと思っていました(大汗)。実は、動画も撮っていたのですが、この勘違いのため、かなりディスってしまい、612の動画のみになってしまいました。

そういう意味でフラットに評価すると、3万円台にしては、そこそこいいギターだと思います。しかし、やはり安いギターですので、このままライブやレコーディングで使用するのは、無理があると思います。特にピックアップははっきり違いが出ていました。

612が素晴らしかっただけに、初心者でももう少し頑張って612を買った方がいいと思いました。

YAMAHA PACIFICA 612VIIFM

YouTubeにあげた612の試奏動画

ぶっちゃけ、PACIFICA 612VIIFMは、ヤマハの傑作だと思いました。最初に弾いたのは612だったのですが、グレードの関係上、212から先にレビューしました。

事前の情報で、こっちのギターがセイモアダンカンのSSL-1と、リアにも同じダンカンのカスタム5を搭載していることを知っていたので、使っているパーツのグレードからこっちが本命になることは分かっていたのです(大汗)。

貼りメイプルの杢目の美しい、アルダーボディには、ウィルキンソンVS-50というブリッジまで搭載されていて、ペグはロック式です。これで、イシバシ楽器梅田店で6万5,000円ってありえない価格設定に驚きました。もっと価格の高いギターに搭載されていてもおかしくないパーツが組み込まれているからです。

パシフィカ612を試奏する秋山タカオ氏

弾いてみて、更に驚愕してしまいました。というのも悪いところが見当たらないのです。低価格帯のギターにありがちな、ピッチの狂いやら、バランスの悪さなどは皆無で、歪ませてもクリーンでも、使えるトーンが出てきます。

プッシュプル方式で、リアはシングルにすることも可能なのですが、コイルタップにありがちな擬似シングル臭さもなく、使えるトーンでした。ハーフトーンも思い通りのストラトタイプらしいトーンが出ました。

ブラインドテストしたら、間違いなく14〜15万円のギターと答えるでしょう。それくらい6万円台のギターとは思えないクオリティでした。安いので、1本欲しくなってしまうギターですね。初心者さんだけでなく、使えるストラトタイプを探している人には、かなりオススメのギターです。

FENDER AMERICAN PROFESSIONAL TELECASTER DELUXE

フェンダー・プロフェッショナル テレキャスター・デラックスを試奏する筆者

テレキャスターにハムバッカーを載せるという改造は、特にフロントでよく行われたカスタムでした。フェンダーは1970年代に公式モデルとして、ハムバッキングPUを載せたモデルを登場させました。それが、テレキャスター・カスタムとデラックスです。

ぶっちゃけ、日本ではあまり人気のないテレキャスター・デラックスですが、テレにハムを載せるだけで、パワーのあるギターとなるというのは、非常に解りやすいと思いました。

イマイチ、メインギターを決めかねているのは、テレ特有のシャリシャリ感からかもしれないと思い、2ハムのデラックスを試してみたくなったのです。しかし、フェンダー・アメリカン・プロフェッショナルのテレキャスター・デラックスの置いてある店がなかなかありません(涙)。

デジマートで、15万円台の特価品の新品を見かけたので、島村楽器の梅田店にお邪魔してみました。置いてあるのは奥のブースだと思い、向かってみるとそこにはテレキャスター ・デラックスが!赤くてカッコいいので、見た目は最高のギターです。


ららぽーと店でも思ったのですが、島村楽器は試奏の時にシール製のガードを貼ってくれるので、気楽に試奏できます。アンプはフェンダーだけに、フェンダーのチューブアンプを指定しました。

弾いてみると、普通にレスポールみたいな太いトーンが出ます。というよりも、指向しているのが、まんまレスポールです。テレキャスらしい、ギャリギャリ感とか多少期待していたら凄く肩透かしでした。新開発されたShaw Bucker PUの影響でしょうか?テレキャスの見た目でレスポールチックなトーンが欲しい人にオススメです。

ボディ材はアルダーなのですが、ドンシャリ気味にしてもテレらしさというよりも、ギブソンっぽさが目立ちます。これはこれで使えるトーンなのですが、思っていたトーンとはかけ離れていました。しばらく、筆者のプレイを聴いていた副店長のKさんが、何やら違うギターを用意してくれているみたいでした。

XOTIC XTC-1

死ぬほど高級なXOTIC XTC-1を弾けてご満悦の筆者

見慣れないレリック仕様のギターを見た時、普通のテレキャスかな?と思っていたらトンデモなかったです(知らないとは恐ろしい)。ネックをよく見たら素晴らしい杢目が出ていたので、只者ではないと思っていたら、中古でも30万円するXOTIC(エキゾチック )らしいです。

Kさんいわく、「お客さんにピッタリのギターですよ」とニコニコしながら渡してもらいました。前に使っていたヘリテイジも定価だけなら30万超えのギターだったし、XOTIC XTC-1を試奏してみることにしました。

これは、正直凄いギターでした。テレキャスのいいところは、反応速度の高さなのですが、このXOTICは、ローズ指板なのにめちゃめちゃ立ち上がりが速い!今までヘリテイジ以外に、ここまで筆者のプレイについてこれるギターは、なかなかありませんでした。

トーンは、筆者のアメリカンテレ同様、いわゆるテレらしいジャキーンとしたものなのですが、芯に太さも感じられます。ハンドワイヤリングのPUのような、電装系などもいい物が使われているからでしょう。アメリカっぽい荒々しさのあるギターです。

ぶっちゃけ、凄いトーンのギターです。購入できたらヘリテイジ同様、10年以上コイツと共に戦えそうです。臨時のバイトでもやって買いたくなるほど、いいギターです。予算の倍額ですが・・・(涙)。国産のギターは、精度は高いのですが、アメリカ製のいいギターの荒々しくカッコいいトーンはなかなか出ないのです。

XOTICは、後でKさんに聞いたらカリフォルニアのギターメーカーで、元は日本人が立ち上げた会社らしいです。そういえば、XOTICのエフェクターを知り合いが使っていたような気がします。つまりは、日本の高い工作精度とUSAの荒々しい迫力のトーンが融合しているということです。

G&L ASAT CLASSIC

今回の本命とも言えるG&Lだったのだが・・・。

最後になってしまったのですが、ワタナベ楽器に置いてあるという情報を得た、G&LのASAT Classicを試奏してみることにしました。定価が約29万円のギターが長期在庫のため、16万9,000円ということでかなり期待していたギターです。

フェンダーのツインリバーブ(100W以上の出力のアンプ)のボリューム下げた状態で、ディストーションかまして試奏という状態では、あまり参考にならなかったです。というのも、G&Lはフェンダー社の創設者のレオ・フェンダーが最後に参加したブランドで、パワフルなシングルPUを搭載しています。

つまり、元々パワーのあるPUに歪むディストーションという組み合わせのため、テレっぽいジャキジャキ感は皆無で、太さのみが目立つ結果となってしまいました。直前まで、XOTICを弾いていた影響があったのか、今回はあまりピンと来ませんでした。

理想のギターを求めて再び

島村楽器で試奏した2本

ここのところSGと格闘していたせいか、フェンダー系ギターの方がなんとなく、今の自分に合ってきているような感じです。今回は、パシフィカのようなストラトタイプから、レスポール寄りのテレデラ含めて3本テレキャスタータイプのギターも弾きましたが、全てフェンダー系のギターでした。

ぶっちゃけ、太い音が欲しいなら素直にハムのギター買っていればいいので、レスポールということも考えてはいたのですが、メインがずっとレスポールだったため、他のギターを使ってみたいという気分なのです。

G&Lは、また試してみたいギターではあります。XOTIC XTC-1は理想に近いギターですが、値段が高すぎて今すぐに買えるギターではありません。ストラト系ならパシフィカ612もありですが、フェンダーのプロシリーズや、57VINで探すかもしれません。

まだ試していない中で興味があるのはPRSです。2ハムもコイルタップ可能ですし、モダンなスペックの中にスタンダードな地位を得つつある特殊な立ち位置のギターメーカーがPRSです。リーズナブルなCEを試してみたいです。

ギターの関連記事はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください