アクセラ1年点検!:関西マツダ富田林店で気になるクルマ

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兄のアクセラスポーツ15S PROACTIVEの一年点検のついでに、関西マツダ富田林店のクルマをチェックしてきました。ロードスターや、デミオなどマイナーチェンジが予定されているクルマを中心に紹介します。

ロードスターRF(マイナーチェンジ前)

パールホワイトのロードスターRF

クルマの1年点検も、バイク同様に時間がかかるので、ぶらぶらと店頭に並んでいる車をチェックさせてもらいました。その中で気になった、年次改良が施される予定のロードスターRFから見てみました。

マツダ ロードスターRFは、マツダのライトウェイトオープンスポーツカー、ロードスターの最新モデルです。現行のロードスターは(ND型)は、2015年に幌仕様の1.5Lのオープンモデルがデビューしました。

NC型よりも軽量な990kg(ベースグレードのS)のボディや、1.5Lにダウンサイジングされたエンジンにより、軽快な走行が楽しめられるクルマです。

2016年から販売されたロードスターRFは、先代のNC型にあったフルオープンのRHT(リトラクタブルハードトップ)とは異なりタルガトップ(天井部分のみ開閉)の電動開閉機構となっています。

RFとは、リトラクタブル・ファストバッグの略で、ファストバックとはなだらかに傾斜していくBピラー(2ドアの場合後方の窓柱)のラインのことです。少し重たくなる車重のため、海外モデルに用意されていた2.0Lのエンジンを搭載しています。

ロードスターRFのリアビュー

改良型については、7月からの販売ということで置いていませんでしたが、オートマ仕様ながら改良前のモデルは、チェックできました。気になるポイントは、運転席側から見た視界と、各パーツの質感です。

やはり2シーターのオープンスポーツ、乗り降りには苦労します。これは車高の低さやシート形状からくるもので、慣れればすんなり乗り降りできるようになると思います。内装の質感は高く、アクセラと共通イメージのあるものです。ロードスターの場合は横に長く感じます。

内装の質感は、アクセラのもので充分なほど良いのですが、ロードスターの内装の方が上質さを感じました。スイッチ類は、アクセラと同じような位置と形状です。中央に配置されたタコメーターが、走りのモデルであることを意識させます。


クローズドボディの状態では、普通の2ドアクーペの視界です。アクセラよりも低い視点からフロントのボンネットのふくらみが見えます。簡単なボタン操作でタルガトップに自動で移行します。

クローズドボディからタルガトップに電動で移行する動きは、とても滑らかで時間も短く感じられました。タルガトップの開放感は、充分感じられフルオープンとは違った魅力のあるモデルだと思いました。

思っていたよりも少ない収納スペース

グローブボックスは、助手席側になく、サイドブレーキ後方に収納スペースがあります。また、トランクルームもキャリーバッグ2個分しかないので、日常の利便性は、あまり考慮されていない車だと思います。

峠やサーキットを楽しく走るための車に、収納スペースのことを求めるのは野暮かもしれません。ただ、ホンダS660よりは広いトランクルームのおかげで、2泊3日くらいのドライブなら2人乗車でも充分に可能だと思います。

エンジン出力を158PSから184PSにアップしてレブリミットを1,000rpm向上したモデルが販売開始されるのは、7月26日からです。個人的には、バイクと共通の趣味性の高い車だと思います。

ロードスターRFの価格は、ベースグレードのSで337万円(税込み)で最上位グレードのRSで381万円と、初代モデルのNA型よりも倍近い高さです。当時とは安全基準が違っていたり、クルマの性能も年々向上しているので、一概に高いとは言えませんが・・・。

デミオ 15MB以外に1.5Lのモデル追加について

マイナーチェンジが予定されているデミオ

今回は、15MBが気になるデミオをチェックしてきました。以前のモデルでは、スポルトと呼ばれる1.5Lのスポーツモデルがありました。2014年にフルモデルチェンジしたDJ型デミオには、1.3Lのガソリンエンジンと1.5Lのディーゼルエンジンが中心のラインナップで、スポルトは用意されていませんでした。

現行デミオ唯一の1.5Lガソリン車といえば、以前紹介したモーターベースの15MBのみです。15MBはハイオク仕様で、マツコネの付いていないグレードです。今回のマイナーチェンジで、マツコネ装備のガソリン仕様の1.5Lのエンジンに変更されるということです。

デミオのリアビュー

内装などにも小変更はあると思いますが、マイチェン前のデミオの運転席に座らせてもらいました。今回のデミオは1.3Lのガソリンエンジンのモデルです。アクセラよりは、狭いコックピットですが、173cmの僕には問題なく感じました。

アイポイントが、ロードスターやアクセラより高く感じますが、これくらいの方が一般公道では走りやすいと思います。内装については、アクセラと同じようなデザインなので、解りやすくすっきりしたデザインだと思います。

この手のコンパクトカーらしく、後席は若干狭いです。ロードスターと比較すると大きいラゲッジスペースで、後席を倒せばギター2本とアンプも余裕で積められそうです。バーベキューセットとテントを積んで、キャンプもこなせられるでしょう。

以前レンタルしたDE型のデミオは、軽快なハンドリングで1.3Lでも充分なパワーがありました。1.5Lの出力なら余裕のある走りが出来ると思うので期待大です!

CXシリーズ押し?

一番目立つところに置かれたCXシリーズ

試乗をするほどの時間はないと思っていたので、とりあえず他に気になるクルマを見て回りました。一番目立つところに置かれていたのが、CXシリーズでした。マツダのSUV車としてラインナップされているCXシリーズの内、デミオベースのCX-3は以前、兄と試乗しました

コンパクトなサイズのSUVということで、楽しく試乗できたCX-3ですが、トヨタのCH-Rや、ホンダのヴェゼルなど同じ国産の強力なライバルのいるセグメントで苦戦しています。

3列シートのCX-8は、お買い得感もあり、売れ筋モデルとなっています。ミドルサイズのCX-5は、CX-8と購買層が被っているように思えます。とはいえ2列シートで、後席に余裕のあるSUVを探しているお客もいそうなので、棲み分けが完全に出来ていないというわけではありません。

アクセラについては、父が擦ってしまった左のドアと、いつの間にかついていたバンパーのこすった跡の修理の見積もりもお願いしていました。田舎の道路は狭く、誰かが擦ると思っていました。ちょっと塗装が目立たない程度に擦れて傷がいってるくらいだったので10万円程度だと思っていました。

ところが、ドア2枚分の塗装と、ガラスコーティングのやり直しこみで18万円、バンパー取替えで合計24万円という見積もりには絶句しました。特殊なマシーングレーメタリックというカラーのせいもありますが、コーティングをやり直す費用も高いです。

もし僕のクルマだったらこの程度の傷はあまり気にせずに、目立たない傷なのでタッチペンで修正する程度で済ませると思います。こうやって修理に出す場合、特殊な塗料とガラスコーティングは、高くつくということが解りました(涙)。

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