前から探していた、ホンダ CRF250Lの乗り換えのバイクですが、ヤマハ YZF-R3にすることにしました。今回の記事は、その経緯と候補になったバイクについて語っていきます。
目次 この記事の内容
- 400ccクラスは日本の公道に最適?
- 意外と少ない400ccクラス
- ヤマハとカワサキの販売店にて見積もり
- 新車のYZF-R3に決定!
400ccクラスは日本の公道に最適?
筆者が投稿したYZF-R3の購入動画です。
今から6年前に大型二輪免許を取得し、3年間ホンダ NC750Sに乗って感じたことは、パワーを使い切っていないということです。トルクに余裕があるので、ロングツーリングを頻繁に行うならいいのですが、峠やショートツーリングが多い筆者の使い方には正直言って持て余していました。
そのため、一度オフ車であるCRF250Lに3年前から乗っているのですが、ダートはともかく、一般公道ではトルクが不足していました。もちろん、オフも走るならCRFは最適のバイクなのですが、コロナ禍の影響で林道に行く機会も減っていました。
そこで次にロードに戻るなら、400ccクラスがいいと思い、ホンダドリームでCB400SFや、新型のGB350を試乗しました。どちらも、ホンダらしい公道で走りやすいバイクだったのです。
しかし、GB350は人気のため来年まで待つ必要があり、CB400SFは一番安い黒でも88万円もします。また、CBR400Rは定価で80万円以上という、直列2気筒のバイクにしては高価でした。つまり、ホンダの400ccクラスで買えるオートバイが無かったということです。
そこで、9年の付き合いのあるホンダドリーム藤井寺での購入を諦め、他社の400ccクラスを探すことにしました。ぶっちゃけ、予算は下取り込みで70万円くらいだったので、そのラインだと定価で6〜70万円台でないと厳しかったです。
意外と少ない400ccクラス
YZF-R3の黒
日本の免許制度の影響で、400ccクラスは生まれたと言って過言ではありません。国内でしか流通していないのが400ccクラスです。普通二輪免許が400cc以下のバイクまで乗ることのできる免許のため、1990年代までの日本国内には400ccのバイクが多く作られました。
限定解除という、合格率の極端に少ない一発試験の難関を突破する必要があったからです。つまり、当時の多くのライダーにとって、400ccクラスは車検があっても乗りたいバイクだったのです。
しかし、1996年から大型二輪免許が教習所でも取得できるようになると、400ccクラスのバイクは徐々に人気がなくなっていきました。車検のない250ccまでのバイクから、次は大型という選択をするライダーが増えたためです。
こうなってくるとメーカーも400ccクラスに力を入れなくなってしまいます。スズキは、250ccの次のロードバイクがSV650という割り切りになっています。
ホンダは、GB、400XとCBR、CBシリーズと大まかに考えても(派生型除いた)4車種あります。しかし、GB以外は80万円以上する高級車になっています。カワサキには、ニンジャ400とZ400の6〜70万円台の2車種があり、ヤマハにはYZF-R3とMT-03という320ccのバイクとSR400があります。
SR400はファイナルエディションが納車待ちの状態なので、新車だとYZF-R3とMT-03、ニンジャ400とZ400のみということになります。かつては一番賑やかなクラスだったのですが、少し寂しいラインナップとなってしまいました。
そこで今回は、KTMやハスクバーナ、BMWといった外車も考えましたが、維持費の問題でやめました。
ヤマハとカワサキの販売店にて見積もり
Z650
ぶっちゃけ、ネイキッドのMT-03よりもYZF-R3の方が好みの形だったので、ヤマハはR3一択で考えていました。近所のバイク店に限定カラーのモンスターエナジーがあり、こちらで購入するつもりでした。
しかし、YSPの方でR25とR3、MT-25とMT-03のローン金利が0.99%のキャンペーンをやっていたため、少し家から遠いYSP大阪東で見積もりを取ってもらいました。CRF250Lの下取りの方は、近所で30万円、YSPで32万円と頑張ってもらいました。
ヤマハの店での見積もり結果の動画です。
総額は、YSPで80万円、近所で78万円と大差なく、後はカラーと金利どっちを取るかという問題でした。
次に向かったのは、八尾カワサキ藤井寺店です。家から比較的近いので、カワサキならここ一択だと思いました。予想以上に雰囲気のいい、街のバイク店でしたが、ニンジャ400もZ400も新車で購入できないということでした。というのも、今年の販売分がすでに完売しており、新車購入は来年になるということでした。
そこで、1万km程度の中古のニンジャ400を見せてもらいましたが、コロナ禍の影響で中古車の相場が高く、新車で買えないならニンジャはないなと思いました。一番ピンときたのがZ650の2017年モデルの中古で、1万3,000km程度の走行距離でした。
Z650の中古と、YZF-R3の新車で悩みましたが、初期構想の400ccクラスが最適かどうか知りたいという欲求に従い、YZF-R3に絞り込みました。
新車のYZF-R3に決定!
YZF-R3のリアビュー
色は、近所の限定カラーの方が良かったので、ネットで低金利の銀行のカーローンの仮審査に申し込んでみました。しかし、2日経過しても返信が無かったため待ち切れなくなり、YSP大阪東で新車を購入することにしました。
一番いいと思っていたブルーは、7月中旬以降にしか車両が入らないため、少し派手なシアンか、シックなブラックかの2択になりました。CRFが派手なカラーだったため、シックにしようと思い、マットダークグレーメタリック8というカラーに決定しました!
ただ、ローン審査で銀行のオートローンの認証されていない仮審査が問題となりました。そこで、オートローンに断りの電話を入れ、一日後にローン審査が通り、めでたくYSP大阪東にてYZF-R3の成約となりました!
ぶっちゃけ、人生初のヤマハ車で320ccのオートバイです。フルカウルのSSスタイルというのも新鮮で、これから納車が楽しみです。
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