ようやく名盤シリーズも終わり、ここからは、ロックがもはや流行していない時代でも続けている愛すべきバンドやミュージシャンを紹介していきます。
■アンダーグラウンド上等!それこそがRock!
過去編では、日本であまり知られていないバンドや、隠れた名盤などを解説します。21世紀以降のロックを発展させようとしているあきらめの悪い連中の話もしていきたいと思っています。
■エレクトロニカやEDM以降のロック
出典 https://www.amazon.co.jp/
色々とKID Aについて書いていたとおり、ロックの世紀は終焉しました。アンダーグラウンドこそが、ロックの本来のシーンであり、ここから新しいサウンドを模索するのは、一番おいしいことだと思っています。
エレクトロニカや、EDMを否定する気はさらさらありません。メインストリームでなくなったからといってロックの魅力がなくなったわけでもないし、新たなアプローチをしているバンドはたくさんいます。
どうしてもライブ観にいくとロックの方がビビっとくるんですよ。爆音の出るごついアンプや、生ドラムの迫力、ベースが腹にくる感覚は理屈ではありません。
個人的につまんねーのは、どちらかというと打ち込みの方ですね。暗い顔した奴らが、下向いて機械をいじっているのを見てたって面白くもくそもないです。
ただ、エレクトロニカやEDMの手法がロックにとって有益であることも事実です。個人的に一押しのミューズも、エレクトロニカを経てから作ったアルバムには、そういった音楽からの影響はあります。
クィーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのように新しいリフを開発して、新時代の中でレジスタンス的にロックの復権を目指すバンドや、フー・ファイターズのようにグランジの遺産を受け継いでいるバンドもあります。
有名なところだと、リンキンパークや、レッチリなんかも新しい流れに抵抗しつつヒットしたバンドです。コールドプレイは、あんまり好きではないですが、ロックの命脈を繋いだことは評価できます。
■今後のシリーズの展開について
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クリエイティブなことをする連中というのは、ひねくれていまして誰も知らないようなことを語るのが大好きなものです。名盤解説やっていてストレスだったのが、有名な作品を解説するという行為そのものでした。
「俺がやんなくても誰かがやりゃいーじゃん」とつぶやいて名盤解説を休止したものの、やり始めたことは漢らしく最後までやり遂げようと頑張ってきました。
客観的に書くことを心がけたり、初心者にもわかりやすいシリーズを目指していたのが名盤解説シリーズだったのです。今回からはまったく違うアプローチをしてやろうと思っています。
有名でもコールドプレイなんかはいっさい書きません(笑)。なぜなら個人的に嫌いだからです。主観上等!それこそがロックだぜ!というスタンスで、面白おかしくやれたらいいなと思っています。
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