国産ギターの雄!ディバイザー製のギターについて

Bacchusや、Headwayといった国産のギターを生産している会社が株式会社ディバイザーです。筆者は、実はディバイザーの大ファンでRiderやBrianといったブランド名のギターとベースを所有しています。今回は、日本の誇るギター会社について紹介していきます。

究極のMomoseモデル

出典 https://www.deviser.co.jp/ Momoseブランドのテレキャスター

今回のアルバム制作でも大活躍してくれたGibson Les Paul Jr.を購入したときの第一希望は、テレキャスターでした。事前に収集した情報によれば、梅田の楽器店に2本、気になるギターがありました。

そのうちの一本は、Fenderのアメスタモデルのテレキャスでしたが、もう一本は、Momoseというブランドのテレキャスターでした。Momoseは、株式会社ディバイザーの1ブランドで、最高級の材やハンドメイドで仕上げられた国産のエレキギターのことです。

百瀬恭夫は、日本のマスタービルダーとして高名です。その百瀬の名前を冠する、テレキャスターが欲しかったのですが、いかんせん高い!予算オーバーで買えませんでした(涙)。

実は、テリーは以前メイプルのフェンダーUSAのアメスタを使っていたのですが、ヘリテイジで、ハンドメイドの良さを知ってからというものの、Momoseは気になるギターでした。

Momoseだと安価なものは十数万円で買えてしまうのに、オールハンドメイドって凄いです!これが、フェンダーのカスタムショップなら30万円以上します。実は、置いてあるギター・ショップまで調べていたのですが、売値が14万円だったので予算オーバーで行きませんでした。

レスポールJr.は中古で安く、自分に合うトーンだったので買いました。とても気に入っているので、しばらくギターは買いませんが、もしテレキャス買うならMomoseが欲しいです。※2019年 7月追記 お買い得のフェンダー・アメリカン・テレキャスターを購入してしまいました!

アコギとベースはディバイザー製

長年愛用しているアコギ Rider RO-95

筆者ことtkd69が、最初に弾いたギターは、ヤマハFG-200でした。これは従兄弟から兄がもらったもので、その後なぜか僕のものになりました。エレキを弾き始めて、バンドでバンバンライブしているときも、アコギの曲はFGで作曲したりしていました。

Rider RO-95を購入したのは、3ピースのバンドが解散してしばらくしてから、ソロ活動をするときでした。アコギでロックをやるという無茶なコンセプトで初めたソロ活動で、000スタイルのライダーはとても弾きやすく、相棒として支えてくれました。

ライダーは、Headwayの中国生産のブランドになります。RO-95は、トップスプルース単板、サイドバックは、マホガニー単板というスペックです。安価な割りに豪華に作られていて、弾きやすいギターです。今回、制作したアルバムSIXのアコギパートは全て、このライダーで録りました。

筆者のメインのベース Brian BOJ-650

もう一つ、重要なのがBrian BOJ-650という5弦ベースです。こちらも長年、愛用しているベースです。ソロになったとき、ベースの録音用に購入したものです。5弦ベースのいいところは、4弦目を弾くときに親指を5弦にひっかけられることです。

また、アクティブPUのため、ローノイズなのが気に入っています。これは、ライン録音するときに有利です。


当時、お金がなくて3万円代で買える新品のベースを探していたら、某ライブハウスのPAのA氏が、天王寺ロックイン(今は閉店している)の知り合いの店員に無理言って割り引いてくれました。そのときのA氏の勇姿は、このベースを弾く度に思い出します。

ブライアンは、Bacchusの下位ブランドです。今ではブライアンブランドはありません。バッカスは、ディバイザーの量産ギターのブランドです。Momoseが職人によるハンドメイドのブランドなら、バッカスはコストパフォーマンスに優れたギターブランドという感じです。

究極のアコギブランドHeadway

筆者が所有していたHeadway HD-311

メインにしていたRiderのコンディションを保つため、もう1本アコギが必要になって購入したのが、Headway HD-311です。ヘッドウェイは、百瀬氏の製作したアコギとして有名で、究極の国産ギターブランドといった感じです。

僕が購入したHD-311は、ドレッドノートスタイルのギターで、000のRO-95と比較するとボディが少し大きいです。そのため、鳴りがとても良く、バランスが良くて気に入っていたのですが、アコギでライブをしなくなったので、RO-95だけ残して手放してしまいました。

HD-311は、トップスプルース単板、サイドバックはマホガニーと、ギブソンJ-45や、マーチンD-18のような材の構成となっています。J-45は、ガッツのあるストロークのトーンですが、鳴りだけなら、HD-311も負けてはいません。

ライブでは、HD-311にアコギ用のピックアップであるL.R.BaggsのM1を取り付けてPAから出力していました。ドレッドノートならではのバランスのいいトーンは、今も忘れられません。

百瀬氏が直接製作したギターではないので、安価に買えたギターでしたが、今でも売ったことを後悔したギターです。ヘッドウェイやヤマハのギターは、国産ということもあり、侮る人もいるのですが、鳴りのいいギターが多いです。

ギブソンやマーチン、テイラーといった海外のアコギももちろん、素晴らしいのですが、日本で安く買える国産ギターも見直されるべきだと思います。

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