アニソンイベント参加決定!2021年2/7ヤンチャーズ!

新型コロナの影響で、自宅に籠って半年以上かけて制作したニューアルバム“Strange Cat”のツアーが出来ない状態です。そこで、イベントに参加することにしました。何とアニソンイベント!なぜ参加するのか、その意気込みなどを語ります。
目次 この記事の内容

  • もはやライブが出来ない?新型コロナで浮き彫りになった問題
  • 格段に再生回数の多いアニソン
  • 日本のライブハウスに人が集まらない理由
  • ライブバーでも出演者頼み?
  • 2019年から再開したライブ活動!新型コロナによって完全にアウト
  • イベント参加する理由について

もはやライブが出来ない?新型コロナで浮き彫りになった問題

筆者のチャンネルにあげた告知動画です。

そもそも、新型コロナの影響もあって、無観客や少人数での観客のみでライブすることを余儀なくされています。ぶっちゃけ、前からライブハウスやバーでの活動に限界を感じていて、それにトドメを刺された気分です。

そもそも配信でライブするなら、家でやっても一緒じゃん!っていうことで、tkd69チャンネルでのYouTube配信に切り替えてやっていました。そこそこ再生回数や、チャンネル登録者数が増えてきたので、支持してくれるファンに感謝しています。

配信のみなら自分でできるので、しばらくはこのまま続けて、新型コロナの感染が抑制できれば、動画で集めたお客さんのためにツアーをするつもりでした。それも現在の菅政権の無能なGo To推進で完全に終了し、せっかく心血注いで作ったアルバムの曲もしばらくライブ出来ないことになりました。

ここで自民党や、菅政権に言いたいことは、寒くなれば新型コロナが蔓延する恐れがあると、数ヵ月前から海外メディアや、医師などの指摘があったのに、あろうことかGo Toなんて余計なことしたことについてです。

海外からの警告に対して真剣なリアクションせず、検査と隔離というウィルス感染症への基本的な対応を怠った結果、完全な封じ込めを行う前に感染拡大させてしまいました。責任とって自民党議員は総辞職してください(怒)。

格段に再生回数の多いアニソン

ゴーティンの炎のさだめのカバー動画です。

動画配信していて気づいたのはあまり知られていないオリジナル曲よりも、日本国内ではアニソンの方が知名度が高く、再生回数が伸びることです。海外でよく無名のバンドが有名バンドのコピーやカバーするのは、この法則が働くからです。

現時点では、曲で一番再生回数多いのは、友人のゴーティンの「炎のさだめ」というボトムズのOPで、次点で筆者の演奏したカウボーイビバップの”The Real Folk Blues”でした。洋楽のカバーやオリジナルよりもアニソンの再生回数が多いことに当初は困惑していました。

また、動画全体の再生回数もアニメや漫画の解説動画が、一番再生回数があります。tkd69チャンネルで伝説巨神イデオン解説がぶっちぎりでトップなのです。僕自身もアニメや漫画、特撮が好きで、YouTubeでもかなり見ています。つまりは、一般のお客にとって見たいものはなんなのか、色々と解ってきました。

日本のライブハウスに人が集まらない理由

筆者の洋楽のカバー曲

興行収入を得るなら人を集めないと話にならないです。正直言うと、知名度の低いオリジナルだけでは、知らない曲なので盛り上がりにかけるし、洋楽のカバーしても一般のお客さん知らないし、ライブハウスもJASRACに収益を巻き上げられるだけです。

有名な邦楽はあまりカバーしたがらないミュージシャンが大半です(大衆に迎合したと思われる)。最近はジャスラックのせいで、カバーがやりにくくなり、そんなんだったらオリジナルやった方がいいと思っていました。

こういった事情でミュージシャンは、一般客のニーズに答えないことがあり、ライブハウスにお客はどんどん集まらなくなってしまいました。元々、カラオケなどで歌うことが好きで、ライブに行く習慣のない日本人だと、有名アーティストでもない限り、ライブハウスに出かけることなんてないのです。

いかにジャスラックの行っている活動のピントがズレているか、ライブハウスの実情が解っていたら誰もが思うことでしょう。一般のお客が集まらないのに、著作権の縛りが大き過ぎてミュージシャンにしわ寄せがきているのに、その現状を把握していないのですから。

 


そこでライブハウスは集客を完全にミュージシャンに丸投げする、チケットノルマ制に切り替えたのです。90年代には、このシステムが定着し、ますますミュージシャンにとって、自由にライブすることが出来ない状態が増えました。

ノルマ制の場合、1,500円のチケットを自腹で20枚くらい買い取って、客を自分で集めるシステムだからです。ライブハウスにだけ都合のいい、当事者意識の欠如したシステムに反発して、ノルマのないバーにソロで出演することに、だいぶ前から切り替えて行きました。

ライブバーでも出演者頼み?

tkd69(筆者)のライブパフォーマンス

ただ、ここでも新たな問題に直面しました。ライブバーに来ているメンツが、ほぼ変わらないことです。つまり、ミュージシャンが客で、一般客が来ない問題が続いているということです。

バカバカしいことに、自分のライブに来てもらったら、友人のライブに客として行くという負の連鎖が続きました。一般客を集めないかわりに演者を増やして、そこからお金を巻き上げるということに適した、素人レベルの演者ばかりのイベントまで出来てしまいました。

そして、一旦は、もう日本国内でライブすることを断念しました。自宅に籠って海外向けに英詞で曲を書いていきました。必要な機材を買い込んで、宅録してはオリジナルの曲を配信するということをやっていました。

2019年から再開したライブ活動!新型コロナによって完全にアウト

海外向けシングルVoluntarilyのMV

2019年にリリースした、“SIX”という実質的に6枚目のソロアルバムをリリースした頃から、またライブしたくなって来ました。友人に紹介されたバーなど、色々な新しいところでライブしていました。

僕がライブバーでの出演を辞めてから、かなり時間が過ぎていて、ライブバーを取り巻く状況は、改善するどころか酷くなっていました。この状態では、前と変わらないので、苦手意識のあった動画を撮って、YouTubeで配信を開始しました。

そんな時に新型コロナが流行し、ここでライブ活動はストップし、新しいアルバムの制作にとりかかりました。というのも、海外の報道で日本の報道が楽観論すぎることが解っていたからです。

動画の配信とブログの更新、アルバムの制作は困難でしたが、ライブに人が集まらないなら、その他の手段で自分の音楽を伝える方が建設的だと思ったのです。YouTubeでの活動は、業界に関わりのない視聴者さん向けに開始しました。一般のお客さんに視聴してもらうことの難しさに、頭を悩ませながら・・・。

最近、動画で人を集めるコツが少しずつ解ってきたようになりました。政治家は、ミュージシャンに活動を休止しろと簡単にいいますが、このような努力をしたことがないからそんなこと言える訳で、僕もしたくて自粛しているわけではありません

ただ、新型コロナと言う未知のウィルスを媒介しないために、心を鬼にして大好きな音楽活動を休止しているのです。そんな気持ちで、“Voluntarily”という曲を英詞で書きました。こんなにこだわって作ったニューアルバム“STRANGE CAT”のツアーが出来ないことに、悔しさばかりつのって、しばらくギターが弾けなくなったほどでした。

イベント参加する理由について

THE REAL FOLK BLUESのカバー動画。

そんな時、友人のゴーティンが地元でライブすると聞いて、観に行きました。ゴーティンは変わらず活動していたのです。ゴーティンはオリジナルもやりますが、アニソンのカバーのレパートリーも多いミュージシャンです。

何度も同じイベントに出たり、音楽の話やアニメの話をしているのですが、この時に聞いたのが、「アニソンちゃんと出来るミュージシャンが少ない」という一言でした。僕がゴーティンから、こんな言葉を聞いたのは初めてで、少し驚いていました。

どちらかというと洋楽やマニアックな音楽嗜好の僕よりも、ゴーティンの方がアニソン関係のミュージシャンと付き合いが多いからです。そこで、アニソンなら動画関係でカバーしたことがあるので、アニソンイベントへの参加をすることにしました。

正直、以前ならアニソンのイベントと聞いたら参加していなかったでしょう。しかし、YouTubeでの活動で、日本国内だとアニソン需要が大きいことが解っていたこともあり、ゴーティンがなぜこれほどアニソンカバーしているのか、その気持ちが良く解ったからです。

そして、前から気づいたことですがアニメの曲の方が、ロック調の曲が多いことです。個人的にリスペクトしている日本のアニメや特撮なら、邦楽でも知っている人多いし、一般の客も楽しめられるんじゃないかと思いました。

昔、嫌いだったカラオケに友人に無理矢理連れられて行った時、洋楽よりもアニソンの方がウケがいいことを思い出しました。アニメや漫画、特撮なかったら何も誇るものが現在の日本にないじゃんって思っていたし、本腰入れてやってみることにしました。今回のライブではシンプルにアコギでアニソン弾きます!

ただ、新型コロナの蔓延が止まらない状況なので、2021年2月7日(日)のヤンチャーズのみしか予定を入れていません。貴重なtkd69のアニソンカバーや、ゴーティンの演奏が聴けるイベントに、来て下さい(Vガンのシャクティ風)。

2021年2月7日(日)西成 鶴見橋ヤンチャーズ 毎月第一日曜開催。

「魁!アニソン塾」

お客様 1500円(別途ドリンク+500円分の投げ銭コイン含む) (投げ銭箱を設置し、入れたいアーティストの箱に入れるか、 全員用の箱に入れれるようになってます。)

(敬称略) 14:00~14:30 シロクマ
14:30~15:00  tkd69 

15:00~15:30 鍵BAT
15:30~16:00
時間調整+ゲスト:さあちゃん(15分程度)
16:00~16:30 うらべけんすけ
16:30~17:00 昭和アニソン伝道師アニメンター(ゴーティン)

2月7日はできるだけ開催したいですが、緊急事態宣言などでやむなく中止になる場合は、早めに告知する予定です。

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