デミオ 13C-V DE系 レンタカー のレビュー

今回レンタルしたDE系のデミオは、現行モデルであるDJ系の2014年以前のモデルです。タイムズレンタカー所有の13C-V(CVT)の2014年頃登録のわりと新しい車両です。


デミオをレンタルした経緯

購入してから間もない、兄のアクセラが車上荒らしされ、助手席側のガラスが割られました。幸いにも盗難されたものもなく、年末に修理は完了するのですが、その間の代車がマツダに無かったため、保険会社の特約を使ってレンタカーを手配したわけです。

せっかくレンタルされたデミオ13C-Vなので、市街地を走行してみることにしました。CVT(無段変速)のクルマは久々なので、慣れるつもりで乗ってみたら、意外と軽くてよく走る車でした。

DEデミオの特徴

DE系のデミオは、初代から数えて3代目にあたります。先代より一回り小さい5ドアハッチバックスタイルのクルマなりました。全長3,900mmのコンパクトな車体の車両重量が、1t切る(FF仕様車)軽量なモデルでした。

特筆すべきは、エクステリアを大幅に洗練したことです。2011年のマイナーチェンジから、マツダの新しい技術であるスカイアクティブテクノロジーを採用し、走りに磨きがかかりました。


マイナーチェンジの目玉として、1.3LのZJ-VE型ミラーサイクルエンジンの恩恵により、JC08モードでリッターあたり20.6kmの高燃費が実現されました。13C-Vには、ミラーサイクルの1,348ccの水冷4気筒エンジンが搭載されています。トランスミッションは、CVTとなっています。

 

デミオ13C-Vスペック

デミオ 13C-V
最高出力 kW【PS】/rpm 67【90】/6,000
最大トルク N・m【kgf・m】/rpm 120【12.2】/4,000
車体サイズ mm 3,900×1,695×1,475
車両重量 kg 990
JC08モード燃費 km/L 20.6
使用燃料 レギュラー

 

1.3Lなので最高出力は90PSとそこそこですが、車重が990kgと軽い車体には充分なスペックです。

デミオ市街地走行レビュー

久しぶりに、アクセラ以外のクルマを運転するので、慎重に走ってみました。車体が小さいので、狭い道はスイスイ走ります。ハンドリングは軽快そのもので、キビキビ動きます。

ホイールベースの短さと車重の軽さが効いているのか、全てにおいてアクセラより小回りがきくような気がします。その反面、車体剛性の高さや、ドアを閉めたときの音の重量感や、インテリアの質感などは、現行のアクセラの圧勝です。

1.3Lエンジンも、1tを切る車重のおかげでパワー不足を感じません。CVTのもっさり感より、スムーズさの方が際立っていて、特に不満を感じることはありませんでした。

幹線道路のバイパスなどでは、流石に1.3Lでは登りが遅いですが、実用的には充分なパワーはあります。高速道路を試したら、また違った感想になるかも知れませんが、街乗りでは軽さとコンパクトなサイズのおかげでキビキビ走れて楽しかったです。

DE系の中古はこなれた価格となってきていますので、後期型のスポルトのMTモデルに興味が出てきました。現行デミオの15MBならもっと良くなっているでしょうし、お金があったら欲しいです。

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