5年前に購入したニコン1 J2のダブルズームレンズキットの、1ニッコールVR10-30mm F3.5-5.6の絞りの不良が出たので、修理に出していました。2015年にリコールのあったときに対策部品で補修済みでしたが、不具合が出てきたため5年保証を使うことにしました。
リコールのあったレンズ
5年前に購入してから愛用し続けたニコン1 J2の調子がおかしかったです。ダブルズームの標準レンズ、1ニッコール10-30mm F3.5-5.6を装着したとき、背面の液晶の表示が頻繁に暗くなったり、時には完全にブラックアウトしてしまいます。
テレ(望遠)側のレンズ、1ニッコールVR 30-110mm F3.8-5.6では異常はなかったので、10-30mmが怪しいと思いました。2015年2月に10-30mmにリコールがありました。内容は、ズーム操作の繰り返しで、背面液晶モニターに警告が出て正常に通信できなくなるというものでした。
今回の10-30mmの症状は、絞りリングの故障である可能性が高いです。先のリコールでは、通信関連の部品の変更でした。ニコンのカスタマーサービスでは、対策部品に交換済みのレンズでも、同じ症状の場合は対応してくれるようでした。
そこで、一度ニコンのサービスセンターに連絡して、症状を伝えると無償修理してくれそうな感じでした。しかし、他に原因がある場合は有償になるので、5年保証を使うことにしたのです。
加入して正解の5年保証
ぶっちゃけ、お守り程度にしか考えていなかった5年保証でしたが、こういうときは加入して良かったと思いました。価格.comで調べてキシフォート・オンラインショップでカメラを購入した際に、ワランティマートという会社で延長保証を678円で請け負ってくれました。
2018年12月まで保証してくれているらしいので、さっそく連絡してみると電話が通じません!そこで、キシフォートに連絡してみるとワランティマートは、倒産していて現在は別の会社Warranty technologyが業務を引き継いでいるとのことでした。
教えてもらった連絡先に電話してみると、今度は繋がりました。ワランティ・テクノロジーのサービスセンターの対応は素早く、症状を伝えるとすぐに書類を送付してくれました。
書類にサインして、ワランティ・テクノロジーの修理センター(本社とは住所が違うので注意!)にゆうパックで発払い送付しました。部品交換などの修理がない場合は、着払いでカメラ一式が戻されると説明されましたが、大丈夫でしょう。
ただ、発送してから修理完了まで1ヵ月程度かかるといわれたのには驚きました。リコールの時は、1週間で戻ってきていたので、時間がかかりすぎじゃね?
リコールのときとは違って、ダブルズームキット一式を梱包する必要があり、ストラップを外したり、SDカードを抜いたり、元通りにケースに収納する手間がかかりました。本体もチェックしてくれるようなので、安心です。ただし本体価格の3万2,400円以内という但し書きがありましたが・・・。
思ったよりも早く修理完了!
カメラ一式を発送してから1週間と少し経ってから、家に荷物が向こうの発払いで到着しました。Nikonと箱に書いてあるので、一瞬でニコン1 J2だと解りました(笑)。それでもカメラがこれだけ早く戻ってくるとは、嬉しい誤算でした。
修理明細に、「絞り動作不具合の為、2群部組を交換致しました」とあるので、10-30mmレンズの不良部品の交換をしてくれたということです。他にも、動作確認や点検をしてくれたり、クリーニング(カメラ、レンズ類がピカピカ)していたり、バッテリーを充電していたりいたれりつくせりでした。
さっそくレンズを装着してみると、絞りの不良が見事に直っています!液晶の表示も元通りになり、時間のかかっていたオートフォーカスのレスポンスが速くなっています。今回の修理の結果は、大満足です。まだまだニコン1 J2を大事に愛用していこうと思います。
写真関係の記事はこちら
ピンバック: 梅と近つ飛鳥:NC750Sで春の散策 | K.T Dogear+
ピンバック: 2018 PL花火大会の写真 | K.T Dogear+