冬になると、峠を走る機会が減るので、気温の上がったときにホームコースである裏金剛に走りに行ってきました。重要なのは、前日の気温です。昨日の時点で、最低気温が氷点下なら、どれだけ暖かくても峠に行くと凍結している可能性があるので危険です。
■ホームコースの重要性
バイクの場合スタッドレスのような冬用のタイヤはないので、頂上まで登りません。せいぜいが、5~6合目くらいまでが限界です。ヘアピンの多い頂上よりも手前の民家あたりでUターンするのが、一番いいでしょう。
観心寺の手前の土砂崩れによって、310号線をそのまま上ることはできません。おすすめは、南河内グリーンロードから回りこむルートです。南河内グリーンロードは、平日の日中だと非常に空いていて、走りやすい道です。
ホンダ NC750Sは、Xのようにクロスオーバースタイルではありません。ネイキッドの標準的なポジションは、峠を走るのに適しています。先日、試乗したCB1100RSより、足が窮屈でない分、荷重移動しやすいです。回転が滑らかな4気筒のCB1100RSで裏金剛を走れば、また違った感じで楽しいと思います。
NC750Sの2,000回転くらいからの分厚いトルクが、登りで気持ちいいです。シングルカムの2気筒のトルク型エンジンは、峠の登りこそ真価を発揮します。久しぶりの峠なので、余裕のあるペースで流しました。
ホームコースがあれば、コーナリングの感覚を磨くことが容易になります。普段から走りこむことで、テクニックを向上させ、コースのクセを覚えることができます。今日は、久々にコーナリングの練習をし、バイクを操る感覚を思い出すことができました。
冬の裏金剛は、思っていたよりも雪は少なく、車やバイクもあまり走っていないため、走りやすかったです。日中の気温は、7度と冬のわりには暖かいので、バイクで走りやすいコンディションだったと思います。
■風の湯にて
峠を走った後は、冷え切った体を暖めるために温泉に入ります。河内長野には、天然温泉の風の湯があり、寒い時期の裏金剛を走った後には必ず寄っています。
泉質は、そこそこですが、単純温泉の茶褐色の湯が気持ちいいです。おすすめは、露天風呂の源泉で、その名も河内長野温泉(そのままやん!)です。ここで、よく仲の良かった叔父と会ったことを思い出します。
バイクに乗るようになってから、自然に温泉好きになってしまいました。特に冬は、バイクで走ると、必ず温泉に入っているような気がします(大汗)。
頭を洗ってしまうと、ヘルメットを被りにくくなるため、洗髪はしません。バイクで温泉に入ったときの唯一の不満はそこだけです。峠で、楽しく走ってからの温泉は最高です。地元には、温泉が多くて助かっています。
ツーリングの関連記事はこちら
ピンバック: 峠の走り方 | K.T Dogear+
ピンバック: 冬季のライダーに温泉は生命線?個人的温泉ベスト5! | K.T Dogear+
ピンバック: 初春の裏金剛とNC750S | K.T Dogear+