冬季のライダーに温泉は生命線?個人的温泉ベスト5!

冬季のライダーにとって重要な施設温泉について書いてみます。今回のランキングは、筆者がツーリングや旅行で個人的に気に入った温泉を厳選しています。


冬季のバイク乗りの最重要目的地は温泉!

冬のツーリングや、通勤などでバイクに乗ると必ずやってくるのが、寒さとの戦いです。完全防寒のライディングジャケットを着ようが、ホッカイロを常備しようが、寒いものは寒い!体の芯まであったまる温泉でのほっこりタイムは、なにものにも代えがたい癒しを与えてくれます。

そこで、温泉を自然に探してしまうのがライダーの性(さが)というわけです。僕はバイクに乗り始めてから温泉好きになってしまいました。

いい温泉の条件とは

  • 温泉の質である泉質
  • 景色や温泉の雰囲気
  • 温泉の設備や従業員の対応

この3つにつきると思います。僕が一番重要であると思っているポイントは、泉質です。泉質とは、鉱泉(温泉のこと)に含まれる成分の1kgあたりの量のことをいいます。温泉法によって決まっている18種類の物質がどれだけ含まれているかを表示しているのが、温泉分析書というわけです。

温泉分析書には、様々な効能も記録されており、どこの温泉にも必ず貼り出されています。素人の僕が読んでも解らないことは多いのですが、ナトリウムや二酸化炭素など、化学の時間に習ったことのある成分が多いです。

とはいえ実際に温泉に浸かってみないと始まりません。ぶっちゃけ温泉分析書を読んでも効能とか温泉の種類くらいしか理解できていません(大汗)。そこで重要なのが、温泉に入ったときの印象になるわけです。

第5位 天然温泉一乃湯

出典 http://www.worldranch.co.jp/

いきなり地元の温泉で恐縮なのですが、大阪の南河内随一の泉質の温泉といえば、ワールド牧場の隣にある一乃湯ではないでしょうか?本来はワールドヴィレッジというログハウスやコテージの宿泊客用の温泉なのですが、土日を中心に日帰り入浴のできる日があります。

泉質は、ナトリウム-炭酸水素泉で典型的なツルツル湯です。龍神温泉などの美人の湯のような、美肌効果のある泉質です。一度、ヒノキに滑ってずっこけたことあるくらいつるつるです(笑)。

入浴してみてわかったことなのですが、ここの温泉の泉質は龍神、お亀の湯に比肩するほどのものです。神経痛や関節痛、慢性消火器病に効果があるようです。

惜しいのは、毎日入浴できないことです。営業日や営業時間については一乃湯ホームページに載っていますので、そちらで確認してから現地に向かうことをおすすめします。

第4位 丹生ヤマセミ温泉館

森林公園丹生ヤマセミの郷というキャンプ場内にある丹生ヤマセミ温泉館も泉質とロケーションのいい温泉でした。和歌山の龍神温泉より更に下ったところにあるキャンプ場が、ヤマセミの郷です。

大阪からバイクで行くと結構時間がかかるので、キャンプ場で一泊することが多いです。ここのキャンプ場は廃校した小学校を利用して作られています。

龍神スカイラインを走った後に、暗くなる前にテントを張り、キャンプの準備が出来たら併設している川向こうのヤマセミ温泉館に向かいます。泉質は、アルカリ性の単純温泉で龍神同様ツルツル湯です。

和歌山には、ツルツル湯が多くヤマセミ温泉も例外ではありません。大自然の中で味わう露天風呂は、泉質の良さもあって格別です。くねくねした峠を走ってテントを設営した後の心地良い疲労もあって、最高の気分です。

脱衣所には鍵のついたロッカーがなく、行李しかないので貴重品は管理人さんに預けた方がいいでしょう。

第3位 城崎温泉

兵庫県にある城崎温泉は有名で、色々なメディアに取り上げられています。ここだけはバイクで来たことはなく、家族と叔母と仲のいいいとこと一緒に電車で旅行しました。

マイナーな温泉に、ゆっくり1人で浸かるのも悪くないですが、大勢でがやがやと外湯めぐりをするのも楽しくていいです。志賀直哉の小説「城の崎にて」の舞台となったことでも知られています。

7つある外湯の泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉で印象に残っているのは、人が多いことと、とにかく熱いことです。普通の温泉より10度くらい高く感じました。冬だったので、外湯めぐりが出来ましたが、気温の高い季節だと2~3ヵ所回るのが限界でしょう。

城崎温泉は、昔の温泉街の雰囲気を残しています。外湯めぐりをしていて気付いたのは、1300年間続いた温泉としての格式や伝統をそのまま観光し、楽しむことが出来ることです。

九州ツーリングで行った由布院もそういった意味では双璧になります。どちらも温泉テーマパークといった感じなので、1人より大勢の方が楽しいでしょう。

第2位 龍神温泉元湯

和歌山県の龍神温泉は、日本三美人の湯と評される温泉です。とはいえ龍神で美人と会ったことはありませんが(大汗)。高野山には、ツーリングでよく訪れるので、龍神にも時間のあるときには寄っていくことがあります。

前述の丹生ヤマセミの郷でキャンプしてから、龍神で朝風呂に入ったり、元湯の別館に泊まったこともあります。最近は日帰りではしんどくなってきたので宿泊して帰るパターンも増えてきました。


温泉街の雰囲気もさびれた感じがして風情があります。元湯以外にも下御殿などの混浴露天風呂もあります。元湯は、地元の宿泊施設の関係者が共同で管理している温泉です。日帰りの客や、元湯別館などの宿泊客も利用できます。

泉質は、ナトリウム炭酸水素塩泉で、こちらもツルツル湯です。美人の湯の謳い文句とおり、皮膚病や火傷にも効果があり、肌にはいいようです。露天から眺める川の流れは、わびさびを感じさせます。

第1位 霧島ホテル 硫黄谷温泉

九州にツーリングに行ったときにも書いたことなのですが、霧島ホテルに宿泊しました。いつものようにキャンプツーリングする予定だったのですが、雨の心配があったのでホテルで2泊することにしたのです。

結果として、この判断は大正解でした。特に、九州に到着してから1日目の由布院では雨でしたし、何より晴れた2日目の霧島ホテルの硫黄谷温泉が凄かったのです。

男性専用ゾーンには、様々な種類の温泉がありました。硫黄泉・明礬泉・塩類泉・鉄泉と、数えるだけでも大変な種類の泉質の温泉を楽しめます。そして、フリーゾーンに足を踏み入れるとそこは別世界でした。

出典 https://www.kirishima-hotel.jp/spa/

1分間で1万リットルもの圧倒的な湯量による巨大プールのような温泉です。温泉の噴水なんて初めて見ました。1年前の6月頃ですので、丁度九州に大きな地震があった直後で、お客があまりいなかったこともあり、やたらと広く感じました。

メインのフリーゾーンは、硫黄泉だったと思います。匂いは確かに硫黄っぽく、体の芯からあったまるいいお湯でした。

ぶっちゃけ泳げそうな広さと深さです。露天風呂は昭和初期に訪れた与謝野鉄幹にちなんで、鉄幹の湯と呼ばれていました(女性は晶子の湯)。坂本龍馬とおりょうさん夫妻も新婚旅行の際に立ち寄っているようで、龍馬が高杉晋作からもらったリボルバーのレプリカが展示されていました。

また、ホテルの従業員の方の気配りにより、ホテルの軒下にNC750Sを駐輪させてもらいました。料理もおいしく、また来たいホテルの筆頭です。

いい温泉とは満足度の高いところ

今まで関西中心に色々なところにツーリングに行きました。四国や九州などの温泉にも入浴してきた結果、ひとつのポリシーがあります。

いい温泉は、満足度が高いということです。名湯と呼ばれる場所には、ちゃんとした理由があり、顧客の満足度も高いです。その中でも重要なのが泉質であり、景色や温泉の雰囲気であり、設備や人の応対なのです。

ぶっちゃけバイク乗りのギタリストの筆者には、温泉ソムリエのように温泉を語ることは出来ません。あくまでも個人的な満足度や、思い出補正で決めさせてもらったランキングですが、参考になれば幸いです。

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