9月26と27日に、2りんかん祭りに関連したセールをやっていたので、2りんかん松原店に行ってきました。SHOEI本社からのフィッテイングサービスがあるとのことだったので、本命はショウエイヘルメットでしたが、OGKなどのヘルメットも試着してみました。
目次 この記事の内容
- 本命はSHOEIのフルフェイス
- WINS X-ROADとOGK カムイ2
- OGK AEROBLADE-5とOGK KAMUI3
- SHOEI RYDとZ-7
- SHOEI フィッティングサービスと突然の雨
本命はSHOEIのフルフェイス
筆者が投稿したこの記事の動画です。
2020年の9月26と27日に開催された2りんかん祭りのセールで、近くにある2りんかん松原店では5周年のイベントをするとのことでした。ガラガラ抽選会やら、セールやらで、お祭りらしく賑やかなセールになりそうなので、行くことにしました。
この前のキャンプツーリングで、愛用のオン用メット、SHOEI XR-1100の内装のヘタりからか、耳がやたらと痛くなってきたので、この機会に買い換えるつもりでした。
ここでダメなら同じくセールをしている南海部品の本店か、RSタイチの大阪店にでも行くので、ちょっと見るつもりだったのです。ショウエイ本社からフィッティングサービスの方が見えられるということなので、ショウエイで3万円くらいで買えるヘルメットがあれば購入するつもりでした。
27日の日曜日は、昼から2時間の間、雨の予報だったため、朝に行って12時までに帰る予定でした。店に到着すると、置くところに困るくらい、バイクが置いてあったので、嫌な予感はしていましたが、店内はかなり混雑していました。
WINS X-ROADとOGK カムイ2
WINS X-ROADには10%引きのクーポンがあった
オフ向けのシールド付きヘルメットといえば、ショウエイだとホーネットADV、アライだとツアークロス3ですが、如何せん高い!だいたい4万円以上します。WINS X-ROADだと2万4,000円くらいでグラフィックモデルが購入できます。
X-ROADの特徴は、インナーサンシェード付きで、パーツの取り外しによって3タイプに変更できることです。バイザーを外せば、フルフェイスになったり、シールド外してモトクロススタイルにすることが可能です。
アドベンチャーモデルのバイク乗りが、X-ROADを選ぶのは、ある意味必然といえます。フォグウィンと言われるピンロックシートが付属していないこと以外は、かなりオススメできるヘルメットです。
筆者は、普通のヘルメットはLサイズが多いのですが、WINSの帽体が小さいためか、XLで丁度いい感じでした。2りんかんでは、WINSのフィッティングも行ってくれるようなので、不安はないのですが、結論からいうとX-ROADは選択肢から外れました。
ぶっちゃけ、このX-ROADを選ばなかった理由としては、オフ向きのヘルメットが1個既に持っていることと、シールド付きのヘルメットを使うシーンでは、林道をあまり走らないことの2つです。結局、オン向けのフルフェイスからヘルメットを選ぶことにしました。
死ぬ程安かったOGK KAMUI2
次に目についたヘルメットは、OGK KABUTO KAMUI2です。なんと特売のため42%OFFの15,800円!
これには、ちゃんと理由があって、同じOGKのKAMUI3という後継モデルが出たことです。カムイの特徴は、インナーバイザーが付いていることで、逆光や日差しの強いところで、ワンタッチでサンシェード(日除け効果のある黒い色のついたシールド)を降ろすことができます。
初代KAMUIで初めてインナーサンシェードをOGKが搭載してからというもの、SHOEIでいうところのGT-Air、Araiのプロシェードシステムなど、格メーカーも同じようなシステムを搭載するようになりました。つまりOGKはこのシステムのパイオニアなのです。
ぶっちゃけ、安いのでこのカムイ2は買うところでしたが、現品限りのためフィッティングサービスが受けられないということでした。試着してみたら、頬の部分以外はバッチリだっただけに少しもったいない感じはしました(涙)。
OGK AEROBLADE-5とKAMUI3
OGK エアロブレード5 軽さが売りのヘルメット
OGK KABUTOのヘルメットも、2りんかん松原店ではフィッティングサービスをやっています。OGK AEROBLADE-5は軽量が売りのヘルメットで、インナーバイザーなどは無いタイプのシンプルな構造をしています。Mサイズで1,433gということなので、かなり軽量なヘルメットです。
ぶっちゃけ、価格も28,800円とお買い得で、ピンロックシートを別に購入しても3万円台というのは魅力がありました。また、モバイル会員向けの10%OFF割りも適用されるというのもポイントで、危うく買ってしまうところでした。
カッコいいグラフィックのカムイ3 NACK
しかし、試着してみた感じでLだと少しタイトに感じたので、同じOGKのカムイ3も試してみました。こちらの方は、NACKというグラフィックデザインの白をベースに黒と赤の鋭角的なグラフィックのカッコいいモデルが3万円でした。
サイズもこちらの方が少し余裕があるような気がしました。ピンロックシートが別売りということで、後述するSHOEI RYDと価格があまり変わらないので断念しました。RYUKIという仮面ライダーみたいな名前のシステムヘルメットは、口元が僕の顔の形状では狭く感じました。
SHOEI RYDとZ-7
SHOEIの新たなベーシックモデルRYD
今回の本命は、SHOEI QWESTの後継モデルであるSHOEI RYDです。ショウエイのベーシックモデルという位置付けで、実売価格が3万円台とかなりリーズナブルなモデルです。
ベーシックモデルとはいえ、内装のフル脱着が可能な上に、帽体がX-14同様のAIM+というシェル構造でZ-7以上の衝突安全性能を持っています。また、Lサイズで1,457gとZ-7に次ぐ軽さで、CWR-1という上位モデルと変わらないシールドも装着しています。
Z-7と比較して劣るポイントは重量と内装の素材くらいで、これで3万円はバーゲンプライスだと思います。また、ピンロックシートも標準装備しているので、曇りを気にせずライディングができます。そして、ショウエイとアライは国産というのもポイント高いです。
2りんかんだと3万400円、南海部品だと秋のセールで2万8,500円と価格差がありますが、ショウエイ本社のフィッティングサービスと、500円引きの券が適応できるので、2りんかんで購入することにしました。モバイル会員の10%引きは使えなかったですが、元が安いので満足です。
Z-7はそろそろ後継モデルの噂がある
ショウエイの軽量フルフェイスといえば、Z-7でLサイズで1,395gと圧倒的に軽いです!ぶっちゃけ、35,000円くらいだったら、こっちを買っていたと思います。ただ、2りんかんではソリッドカラーが4万円、グラフィックモデルが47,000円とかなり高く、10%引きのモバイル会員割りでも3万6,000円で予算オーバーでした。
もう一つ、気になったのは販売されたのが2014年からで、そろそろ6年以上販売から経過したことになります。2021年頃に後継モデルが出るという噂があります。RYDは2017年の9月頃に販売されたモデルで、まだ3年しか経過していません。
RYDもZ-7もショウエイ頭の筆者との相性が良くて、Lサイズでピッタリな感じでした。更にフィッティングサービスが本社の人から受けられるという特典もあり、RYDに決めました!
色は、特徴的なY字を生かすなら白、渋めの黒かマットブラックか悩みましたが、マットと白は汚れが目立ちそうなので、無難にブラック(艶あり)にしました。店員さんにブラックのLサイズの在庫を持ってきてもらってから、SHOEIのフィッティングサービスに並びました。
SHOEIフィッテイングサービスと突然の雨
SHOEIのフィッティングサービス
僕の前に座ってZ-7のフィッティングをしていた人が終わると、いよいよ計測を開始しました。こちらの内容に関しては、RYDの記事で詳しくやりますが、SHOEI本社から来られているだけあって、手際が良く、計測をやってからパッドで調整をし、試着してから頭頂部のスポンジを厚くしてくれました。
これは、実際にフィッティングした場合の違いを体感するためだそうです。確かに、全体的な圧力があるような感じがしていたのですが、若干きつく感じたので、頭頂部のスポンジを柔らかいものに変えてもらいました。
またチークパッドもXLサイズの薄めのものに交換してもらい、ピンロックシートやチンカーテン、ブレスガードなどのパーツを取り付けてもらいました。合計すると2〜30分くらい、みっちりとフィッティングしてくれたので、とてもピッタリなヘルメットに仕上がりました!
バイクで来ているので、1万円以上購入の場合は無料配送なので、レジで支払う際に送り状を書きました。実際の購入価格は500円引きの券を適応して、消費税がかかるので3万2,940円でした。
ガラガラ抽選会も、3回チャレンジできたのですが、残念賞のうまい棒2本と、ファイバークロスが当たりました!なかなかインカムなどの1等は出ませんが、こういう楽しいイベントはアリですね(笑)。
予報通り、午後12時30分からは雨で、家に到着するまで結構濡れましたが、満足のできるヘルメットが購入できて良かったです。やはり、ヘルメットはフィッティングサービスのある用品店で購入するのが一番です。
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