CRF250Lでなんでもないところでの立ちゴケ!

いつものように裏金剛から五條を抜けてかもきみ温泉に向かった先で、やらかしてしまいました!それでも思った以上にオフ車が転倒に強いことが解ったので結果オーライです。

裏金剛がっつり走って温泉へ

ここのところ涼しくなってきたので、温泉にでも行こうとして、ぶらっとCRF250Lに乗ってでかけました。普通に走っても面白くないので、裏金剛を経由して向かうことにしました。

CRFの総走行距離も700kmくらいですので、高回転を使って本格的にエンジンを回してみることにしました。NC750Sよりも上のギアを使うことになりましたが、車重が144kgと軽いので切り返しも充分に俊敏です。

温泉用のタオル2枚と、パンク修理剤、U字ロックをタンクバッグに入れただけの軽装ですので、今回は気が楽でした。久々にSHOEI XR-1100を被ってオンロードオンリーのツーリングも楽しんでいました。

最近は、ブログを更新したり、メールソフトを変更したりとデスクワークが多かったので、途中のかもきみ温泉に寄ることにしました。悲劇はそこで起きたのです。

10年ぶりの転倒!

少しダメージのあるZETA アーマーハンドガード

かもきみ温泉の駐輪場は、車の第2駐車場の奥にあります。第2駐車場の入り口は、登り勾配で、少し左に傾斜していました。車が右折で出そうなので、左寄りの意識がありました。

車に目線を向いていて、なかなか車が駐車場から出ないので手前で一時停車すると、無意識のうちに車体を左に傾けていたようで、車体が左に倒れてきました。完全にバランスを崩していたので、とっさに体をバイクから引き離して、左にコケました

体の方は、路面に投げ出す格好になり膝を打って、後ろの街路樹に背中を打ち付けました。バイクは、完全に左に転倒し1速のままだったため、エンジンは停止していました。


頭の中は、一時的にパニックになっていたものの、意外と落ち着いてきて、「おい、大丈夫か」と声をかけてくれた駐車場から出庫する車のドライバーに無事であることを告げ、僕の後ろについていた車のドライバーに先に入ってもらって、バイクを起こしました。

このままだとまずいので、エンジンをかけるのは後回しにして、クラッチレバーを握りながらバイクを押して駐輪場に停車しました。

オフ車は転倒に強い!

ちょっとだけ傷のついたフロントフェンダー

駐輪して、ニュートラルに入れてエンジンをかけてみると、一発でかかりました。一安心して、各部チェックすると、目立った傷はZETAのアーマーハンドガードの側面と、ナックルガードのみで、バイク本体にはフロントフェンダーの目立たない傷のみでした。

懸念していた、クラッチレバーは、ハンドガードのおかげで、まったく傷がなくクラッチペダルや、ステップも無事でした。左ミラーは、少し方向がおかしな方を向いていましたが、手で修正すると元通りになりました。

若干ミラーの外側に傷がありますが、そこまで目立ちません。ZETAのハンドガードクランプが若干レバー中央に寄っていましたが、帰ってから修正することにしました。そのときに、ハンドルにクランプのつけた引っかき傷ができましたが、そこまで気になるダメージではありません。

車体の傷も上記の箇所以外には、全くなくて拍子抜けしました。ハンドガードのないオン車だとレバーが曲がったり、タンクが傷ついたりするからです。CRFの2017年型は、可倒式クラッチペダルになっていることも幸いです。

つまり、オフロードでコケることを想定した装備のおかげで、立ちゴケ時のダメージが最小限で済んだのです。僕のまずい運転のせいで、なんでもないところで、大事なバイクに傷をつけてしまいましたが、オフ車が転倒に強いことが解りました。

この10数年、バイクを公道で転倒させたことはありませんでしたが、なってしまったものはしょうがないし、クヨクヨするのも性に合わないので・・・。膝の傷については、温泉に浸かっていると痛みが消えていきました。

帰宅してから、クランプの位置を調整し、各部チェックをもう一度念入りに行いました。どうやらダメージは無さそうなので、安心して1ヵ月点検に持っていけそうです。

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