鈴鹿8耐 後編 ヤマハファクトリーの強さ!

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鈴鹿8耐 40回記念大会はFIM世界耐久最終戦に!

伊賀上野のホテルで、5:30頃起床して7時頃チェックアウトすると外は大雨でした!小降りになるまで待ってから、準備し8:30頃、レインウェアに着替えて出発しました。

7/30の午前は大雨

バイクに乗っていれば突然の大雨に降られることはしょっちゅうあるので、あまり気にせず鈴鹿に9:30頃到着しました。鈴鹿サーキットは、曇りだったので、そのまま着替えてピットウォークに向かいます。

ファンサービスという点で、バイクのレーサーはきさくに撮影や、サインに応じてくれます。国内だけでなく国際レベルのライダーのサービス精神は高いです。

今年のピットウォークは、今年は合計3回ほど参加しましたが、日曜日の人の多さはすごいです。これからは、土曜日だけ参加して、日曜はゆったりとレース観戦だけに集中するべきかなと考えています。

スタートは、11:30なので小休止がてら昼食にします。サーキット内の食事は高くつくので、鈴鹿サーキットの遊園地にあるアドベンカレーを食べました!安い上にそこそこおいしいので、おすすめです。

今年から1コーナーは、通常のチケットで入られない上に8フェスという音楽イベントをやっているのでスルーしてヘアピンに向かいます。ヘアピンコーナーは車速をかなり落とすので撮影に向いています。高速コーナーやストレートだと200~300km出ているので、大口径の望遠レンズがないと撮影できません。ヘアピンだと、僕のカメラでも撮影可能です。

スタートしてからしばらくは、ハルクプロの高橋選手の新型CBR1000RRがトップでした。2位にヤマハファクトリー、3位にカワサキチームグリーンといった順位でした。ヨシムラの津田選手がヘアピンでコースアウトしたので、少し遅れて、トップ争いからチームグリーンが脱落し、ハルクプロとヤマハファクトリーの一騎打ちといった様相を呈してきました。

凄かったのが、ジャック・ミラー選手のバックマーカー(周回遅れ)のごぼう抜きです。雨がぽつぽつ降っている状況で、あれだけ飛ばせるのは凄いです。この段階で、メインストレートに戻っていったん色々なブースを回りました。

印象的だったのは、40年間の優勝マシンを集めたブースです。初期から現在のマシンが一箇所に集まるさまは、壮観でした。各メーカーのブースも新型車に跨れたり、別コーナーで試乗車を用意したりと飽きさせません。

トークショーも頻繁にやっていたのですが、モニターで順位が入れ替わっていることに気付きました。どうやらハルクプロの中上選手が転倒したようです。この瞬間に、ヤマハファクトリーは有利になりました。2位を走行中のTSRホンダはヤマハの半周遅れだし、カワサキもタイムが上がりません。


2連覇しているチームの余裕が出てきて危なげない走行に見えます。今年の8耐はレギュレーションで、17インチと16.5インチのタイヤをそれぞれ使用できるようになっています。全日本のスーパーバイクをYZF-R1で走っている中須賀選手は、17インチタイヤの全日本で転倒しています。8耐ではヤマハチームは、16.5インチの去年と同じパッケージを選択し、安定性のある走りが出来ていたと思います。

対照的にホンダは、17インチを選択していました。天候がコロコロ変わる今年の8耐ではデータが足らない分、不安定だったのではないでしょうか。加えて、終盤のTSRホンダの炎上トラブルのおかげで、順位が入れ替わるというアクシデントがありました。CBR1000RRの安定性はこれから高くなっていくはずなので、来年に期待ですね。

今年の8耐は涼しい?

これほど涼しく、観戦しやすかった8耐は近年なかったのではないでしょうか。鈴鹿8耐といえば、メインスポンサーがコカコーラで、暑くて熱中症になりそうな中、コカコーラ社のジュースやお茶などでのどを潤すのが、風物詩になっていました。

今年は、日中に500mmのペットボトルを3本くらいしか買っていません。体感温度的に24、5度といったところでしょうか。とにかく涼しく、天気さまさまでした。

結局レースはヤマハファクトリーチームが優勝し、2位にカワサキチームグリーン、3位にTSRホンダ、4位にハルクプロが入りました。ヨシムラは総合7位で、モリワキは27位でした。今年もヤマハの強さが目立ちました!来年は他のメーカーにも頑張って欲しいです。

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