スバル XV 試乗のお供

CX-3試乗編 マツダで試乗してから昼食をとり、次に向かったのはスバルです。以前、兄のアテンザを購入する際、スバルのレガシィも検討したのですが、その時のディーラーの対応が悪く、あまりいいイメージがありませんでした。

スバル SUVの雄! XV 試乗

しかし、XVの新型の出来の良さをちらほらと聞いていたことと、新型プラットフォームの他の車両、インプレッサが気になっていたのでおじゃましました。

XVは、スバルのSUVでインプレッサと同じプラットフォームの車です。1.6Lと2Lの水平対向エンジンが用意されています。今年の4月に新型が発売されたばかりの旬なモデルです。

さっそく試乗に!

意外だったのが、販売店が変わったからかディーラーの対応がものすごく丁寧だったことです。さっそくXVの試乗をさせてもらうこととなり、2リッターの4WDに試乗しました。いきなり兄の運転、今回は僕が後席、ディーラーが助手席といった配置です。

CX-3と同じ18インチタイヤに一回り大きな車体です。後席のスペースは、さすがに新型インプレッサと同等の広さだけあって、余裕があります。これなら、僕以上の体格の人間が後席に座っても窮屈さは感じないでしょう。

運転席は少しごちゃごちゃしたスイッチが多いように思えました。CX-3のスイッチ類がシンプルにまとめられていたのとは対照的です。インテリアの質は甲乙つけがたいですが、どちらかといえばCX-3の方に軍配があがります。ただ、パナソニックと共同開発したという8インチの純正ナビは見やすかったです。


コースは、市街地から裏手の方を回っていくようになっていました。2リッターのNAエンジンは、最大主力154PS、最大トルク20kgf・mなので街中を1,440kgの車体を加速させるには充分です。坂道などのトルクの強さは、1.5LディーゼルターボのCX-3の方がありました。

後席で気になったのは、意外と上下動することです。たまたま轍の多い道だったからかもしれませんが、サスペンションが新型車のためこなれていないのかも知れません。

ハンドリングは、兄の談によるとXVの方が気に入ったようです。思ったとおりにリニアに反応してくれるとのことでした。同じ4WD車として、スバルの方に一日の長があるのでしょう。運転席では、僕が感じた突き上げは感じなかったとのことでした。

今回の試乗で解ったことは、XVの方は後席の余裕とラゲッジスペースが広いこと、8インチのナビが見えやすいこと、ハンドリングも優れていることです。

さっそく見積もりを2リッターの上位グレード、2.0i-S Eyesightで作ってもらったところ、余裕の340万円超え!でした。特にパナソニックと共同開発した8インチのナビが高くて25万円もします。バックモニターと連動しているので、他のナビだと7インチだし、この価格はちょっと考えますね。

インプレッサ G4試乗編

(注)カメラを持っていってなかったためフリー画像です。

同じ新型プラットフォームに同じエンジンの兄弟車インプレッサ G4も試乗させてもらえました。今回のスバルのディーラーは凄く感じのいい人でした。さっきと違って、1.6Lのモデルです。オレンジ色の縫い目が黒だったり、クロームで縁取りされていた部分がなくなっていたり、少し内装のグレードが下がりました。

とはいえ、同じスバルの4WDで足回りは、車高の低い分かっちりしているし、ボディも軽量なので、1.6Lの115PS、15.1kgf・mの出力でもそれほど力不足ということは感じません。ただ、高速道路であったり峠の上りなどでは、物足りなさは出てくると思います。CVTもそれほど悪くはなかったです。

今回の試乗で感じたこと

やはり、車は乗ってみないと解りません。特に、印象的だったのが、XVの乗り心地について、運転していた兄と僕とで印象が違ったことでしょうか。値段については、安全装備の分、以前より高くなっています。実際の予算からすると、もう少し色々な車種を検討すると思いますが、XVもCX-3も一長一短あり、後は好みの問題だと思います。

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