ZOOM G1 FOURとelectro-harmonix LPB-1を購入!

12月19日のライブ用に新たなマルチ、ZOOM G1 FOURを購入しました。また、ブースターとして、electro-harmonix LPB-1も調達しなければならなくなり、何かと出費のかさんだ年末となりました。

目次 この記事の内容

  • ライバー対策のコンパクトなマルチを検討
  • 渋滞の大阪市内
  • 使いやすく安価なZOOM
  • 新たな問題発生!ブースターが必要になった経緯
  • electro-harmonix LPB-1は最古のエレハモの現代版
  • おいしいところをブーストしてくれる隠れた名器

ライブバー対策のコンパクトなマルチを検討

今回購入したマルチエフェクター。

12/19のライブに向けて、色々と試していました。特にライブバーでは、エフェクトボードを持ち込んでライブするのも、転換の時間が短いし、リハもないので極力シンプルにするつもりでした。

会場となる新世界ヤンチャーズでは、Fender Hot Rod Deluxeという40Wのコンボアンプが常設されていて、クリーントーンを基調にして、ディストーションとオーバードライブの2つのみを使うつもりでした。

自宅練習の段階で気づいたのは、この2つのみだとクランチにする場合、エフェクターの歪みを調整するか、ギターのボリュームを絞るしかありません。しかし、どちらもボーカル兼任の場合は、瞬時に切り替える必要があるので、現実的な手段ではありません。

そこで、考えたのがコンパクトなマルチを購入しプリセットで、クリーン、クランチ、ディストーションを呼び出すというものでした。候補になったのは、リッターのケースに入りそうな、BOSS GT-1、ZOOM G1 FOUR、ZOOM G1X FOUR、Mooer GE150などのコンパクトサイズのマルチエフェクターでした。

渋滞の大阪市内

渋滞の大阪市内の様子を撮った動画です。

マルチ購入を決めたのが、火曜日だったので、翌週の日曜日までにセッティング込みで間に合わせるなら直接店に行って購入するしかありませんでした。しかし、大阪市内まで自宅から行くなら、往復で1200円はかかるので、正直言って通販の方が安くつきます。

そこで、寒い中バイクを使って節約することにしました。これなら、駐輪場代の300円と、ガス代の200円(リッター25kmの計算)で送料並みですし、物があればすぐに入手できます。

しかし、南河内から大阪市内にバイクで向かう場合、死ぬほど渋滞することを失念していました。1時間以上かかって、なんばの駐輪場に向かったのですが、あてにしていた一つは閉鎖されており、次に向かったところでは満車になっていました。

他の駐輪場探す気力がなくなり、天王寺に戻ってキューズモールの駐輪場にYZF-R3を駐輪し、電車でなんばに行きました。取り締まり強化するなら、先に駐輪場作って欲しかったです(涙)。

なんとか山野楽器ロックイン難波店に到着し、一番安くてコンパクトなZOOM G1 FOURの中古を見つけました。これなら5,700円で買えるし、GT-1やムーアは1万円以上するので、即決しました。

使いやすく安価なZOOM

筆者が投稿したZOOM G1 FOURの購入直後の動画です。

さっそく家に帰ってセッティングしてみました。MacとUSBで接続してZOOMの専用ソフトであるGuitar Labで操作する方が大きな画面でできるので楽でした。とりあえず試しにトーカイのストラトでプリセットを作り、最初の動画を撮りました。

翌日からは、レスポール向けのセッティングをしていきましたが、慣れないフットスイッチに四苦八苦しました。というのも、ブースターをプリセットに入れて前後のパッチ切り替えをする時に、踏み慣れていないせいで、真ん中を踏んでしまうことがあったからです(大汗)。


真ん中は、2個同時押しでバイパスになり、チューナーモードになってしまいます。そこで、BOSS SD-1を持って行って前に繋ぐことにしました。これなら普段から踏み慣れているので、リード時に瞬時に踏むことができるからです。おかげで、ライブの方はなんとかこなすことができました。

新たな問題発生!ブースターが必要になった経緯

今回購入したブースター

ライブも乗り切り、これで機材買う必要も無くなったとホッとしたのも束の間のことで、長年ブースターとして使ってきたBOSS SD-1のLEDが見えにくくなってきました。元々、あまり明るくないSD-1のランプですが、消えているようにしか見えないことが頻繁になってきたのです。

一応、BD-2で代用していましたが、音が太くなるブースターを買い直すことにしました。SD-1をもう一度新品で入手しようかとも思ったんですが、せっかくなら違うメーカーのものを試してみたくなり、検討してみました。

いつもならオーバードライブをブースター用のセッティングにする目的で購入するところなのですが、クリーンブーストも可能なブースターを中心に探してみることにしました。

というのもIBANEZのTSシリーズはじめとして、色々なオーバードライブ試してきたので、そろそろマンネリから抜け出たくなったのです。定評のあるXotic RC Boosterやら、MXR Micro Ampなども良かったのですが、色々調べているうちに、エレハモからもブースターが出ていることを知りました。

electro-harmonix LPB-1は最古のエレハモエフェクターの現代版

エレハモ LPB-1の動画です。

エレクトロ・ハーモニクス製品は、Wailer Wahというワウペダルを普段から使っています。歪みのイメージは、もちろんビッグマフでぶっといトーンが特徴です。実際にクリーンブーストよりも少し歪みを足していくイメージで使うことが多いので、リード時に太くなる特性の方が使いやすいと思いました。

さらに安い!一番安いサイトで5500円くらい。在庫のあったサウンドハウスで、送料込み5,500円でポイントで割引し、ポイントが10%付いて、実質5,000円くらいで購入できました。

このエフェクター、実は1968年に生産されたエレハモ最古のエフェクターの現代版で、回路なども当時のLPB-1を参考にしているようです。昔のモデルは、アンプに直接差し込むタイプのようで、オン・オフスイッチも手で行う必要がありました。

その後、フットスイッチタイプのLPB-2なども作られたようですが、現代に復刻したバージョンは、1ボリューム式で、機械式のスイッチのシンプルなエフェクターとなったのです。

おいしいところをブーストしてくれる隠れた名器!

裏蓋を開けたら創設者のプリントの9V電池がそのまま入っていた。

1日くらいで到着し、外観からチェックしました。ブリキ缶のような質感の塗装がカッコいいです!機械式スイッチも踏みやすそうな形状のもので、コンパクトな外装はBOSSのエフェクターよりも一回り小さいです。

なぜか9V電池が最初からエフェクターの中に入っていました。しかも、創業者のマイク・マシューズのプリントが施された電池です(笑)。このLPB-1、電池交換の際、裏蓋をドライバーで外す必要があります。

さっそく試してみると、想像以上においしいところをブーストしてくれます。つまみは10時くらいまではクリーンブーストしてくれる印象があるのですが、トーンはかなり太くなります。

12時過ぎると歪みを足していくような印象があるので、歪みにプラスするなら1〜2時くらいが適正ではないでしょうか?3時以降は、深く歪ませると扱い辛くなってくるので、個人的には、これくらいが一番扱いやすいです。

ただ、ディストーションペダルの前よりも後ろの方がいいように思えました。元々、アンプに直接差し込むタイプのブースターなので、最終段に繋ぐのが適正なのですが、ディレイの前に繋ぐようにしています。

また、ZOOM G1との接続は、後ろだとレベルが上がり過ぎる傾向があるので前にしています。これから色々試していくつもりです。

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