MOTORCYCLE GRAFFITI販売開始ィイ!tkd69最新アルバムついにリリース!

tkd69のニューアルバム、“MOTORCYCLE GRAFFITI”の販売が海外レーベルDistroKidにより開始されました。今回は、アルバム販売記念として、全7曲の解説と、主なダウンロード、ストリーミングサイトを紹介していきます。

目次 この記事の内容

  • 思った以上に長丁場のレコーディング
  • メインギターの入れ替え
  • 10〜11月にかけて缶詰め
  • メロディが際立つ「夏の終わりに」
  • 迷いに迷ったシングルカット
  • 主なダウンロード、ストリーミングサイト

思った以上に長丁場のレコーディング

最初に作ったのはモーターサイクル・グラフィティのドラムパート

今年(2021年)の7月頃には、新しいアルバム用の曲を2曲書いていました。当初の目標は10曲収録しようと思っていたのですが、1人で全てのパートを録るなら7曲が限界だったので、早い時期に諦めました。

7月中には、5曲書き上げて一気にリハーサルをして、曲の細部を煮詰めていきました。8月に入ってからレコーディングを開始し、1曲目の「モーターサイクル・グラフィティ」のドラム制作から始めたのです。

2曲目のベースパートの動画です。

ぶっちゃけ、既にこの形態で8枚のアルバムを制作しているので、作業自体に問題はありませんでした。ドラムをLogic Pro Xを使って制作し、ベースを自分で録音し、ギターやボーカルを重ねていく手順には変わりはなかったのです。3曲目の“Haunted Place”を録るまでは・・・。

3曲目で意識していたのは、新しい世代のインスト曲を作ることでした。順序は、リズムトラックから録るのは変わりませんが、作曲の段階でメロディよりも雰囲気重視というアプローチをしてみたのです。

ベースのラインにギターを合わせるということが前提となり、ベースが肝になる曲でした。そのため、いつもよりも時間をかけて録音作業をしたので、この段階で時間がかかってしまったのです。

メインギターの入れ替え

新たなメインギター、Gibson Les Paul Classicの動画です。

1曲目はスライドバーの曲で、この時に気づいたことがありました。というのも、左右のギターを振り分けてステレオ感を出すのですが、メインのPRS CE 24と、トーカイのストラトタイプとのトーンが似ていたのです。

ぶっちゃけ、PRS CE単体では問題ないのですが、クランチにして録ると違いが明確でなかったので、トーンを分けるのに苦労しました。ボディやPUは異なるのですが、ボルトオンネックや、ダブルカッタウェイ、クランチでのPRSのコイルタップなどの影響かもしれません。

そこで、ギターの入れ替えを考え始め、ヤフオクでPRS CEを売却しました。8月の下旬には島村楽器りんくうプレミアム・アウトレット店でサンバーストのギブソン・レスポール・クラシックを見つけ、そのまま買ってしまいました。

この時点でレコーディングの予定を大幅に変更して、途中で新曲のリハーサルを先に煮詰めることになったのです。この間に書いた2曲合わせて7曲完成させて、一気に残りの曲を録ることにしました。

10月〜11月にかけて缶詰め

5曲目のバッキング録音の動画です。

9月の下旬には録音を再開して、4曲目の録音をしました。予定では11月までにはなんとか録音とミキシングを終わらせるつもりだったので、10月から11月にかけて、自宅スタジオに引き篭もって作業を続けました。

4曲目のボーカルパートの録音風景

作詞、作曲、ドラムからボーカルまでの全てのパートの演奏、録音エンジニア、プロデューサーを1人でこなすという狂気の沙汰のような体制で、ほとんど缶詰め状態になりました。次は、もっと楽な環境でアルバムを制作したいと心から思いました。

6曲目の“She is Finest”を録音中にようやく、アルバムの全体像が掴めたように思えました。原点回帰とも言えるブルースロックの曲が2曲、アップテンポのグランジが1曲、現代的アプローチのインストが1曲に、明るめの曲が1曲、バラード2曲のバランスのいい7曲という構成になったのです。

メロディが際立つ「夏の終わりに」

「夏の終わりに」のミュージックビデオです。

最後の7曲目は、「夏の終わりに」というメロディがとても美しい曲です。夏の終盤にバイクでキャンプに行ったときに見た満天の星をイメージしたら、過去で1、2を争うほどのメロディラインが書けました。

この曲にはピアノが合うと思って、ヤマハのMIDIキーボード、CBX-K2を使ってLogic Pro Xに付属していたスタインウェイのグランドピアノの音で録りました。最初は、片方のバッキングギターをアコギにしようかと思っていたのですが、パワーのあるトーンが欲しくなり、エレキで録ることに。

結局レスポールで録ったバッキングのテイクが気に入り、バッキングはレスポールで、リードはストラトにしました。出来上がった曲は、かなり満足できるもので、一番お気に入りの曲となったのです。

迷いに迷ったシングルカット

レーベルが作ってくれた宣伝用の画像

全ての曲のミキシングをしてから、マスタリングする段階にきて曲を何回も聴き直していると、今回のシングルカットを何にするかという問題が出てきました。アップテンポの曲をシングルにすることが多いのですが、何回聴いても「夏の終わりに」が一番出来が良く聴こえたのです。

1.モーターサイクル・グラフィティ 2.Land of The Rising Sun 3.Haunted Place 4.旅の空 遠い場所 5.Sooner Than Later 6.She is Finest 7.夏の終わりに

そして、友人である秋山タカオに一度聴いてもらってから、印象に残った曲を聞いてみたら「ピアノの曲」とはっきり言ってくれました。この時点でシングルカットは、「夏の終わりに」に決定したのです。


ここまでで11月の下旬になっていました。気づいたらツーリングにちょうどいい晩秋も終わり、冬に差し掛かっていました・・・(涙)。

7曲中、6曲が歌詞のある曲でタイトルが日本語表記の曲が日本語の曲です。英詞の曲とインストは英語表記となっています。比率は日本語3曲、英語3曲、インスト1曲でバランス取れていると思います。

今回からなんと!日本語表記で曲の題名が書けるようになりました!以前は英語のみだったので滅茶苦茶嬉しいです。というのもDistroKidは海外レーベルだからです。


主なダウンロード、ストリーミングサイト

MVの元になった演奏音源での動画です。

こうして、マスタリング作業も終えて販売用にDistroKidにアップロードしたのは、12月に差し掛かる頃になりました。なんとか予定に間に合わせることが出来たのです。アルバムを制作した満足感はありましたが、それ以上に期日に間に合った安堵感がありました。

アルバムジャケットの裏面です。CDのストリーミングやダウンロード済みの方はご自由に。

ぶっちゃけ、CDのライナーノーツが付いている試作品も作ったのですが、今の時代なのでダウンロードとストリーミング販売のみという形になります。世代的にはCD世代なので少し寂しい気もするのですが、やはりコストの関係や販売形態の時代の流れというものでしょう。

ジャケットの表とライナーノーツの一部

ただ、ダウンロードやストリーミングサイトでも時間差があるようなので、判明している主なサイトのアップロード状況を明記していきます。

1.ダウンロード

iTunes  https://music.apple.com/jp/album/motorcycle-graffiti/1598242322

Amazon https://www.amazon.com/gp/product/B09MVDTQML

2.ストリーミング

Apple Music  https://music.apple.com/jp/album/motorcycle-graffiti/1598242322

Spotify          https://open.spotify.com/album/7HDV7q5DyuKAeiHK2sAUBg

Deezer          https://www.deezer.com/album/276974462

YouTube      https://www.youtube.com/watch?v=403g9vPAB_E&list=OLAK5uy_ld2ymVkwOWENxvQkyoy3khQfeDZ1Z3JsE

3.海外向け無料ストリーミングサイト N1M

2曲目のLand of The Rising Sun(英詞の曲)のみ無料ストリーミング中!

N1M             https://www.n1m.com/tkd69

ぜひMOTORCYCLE GRAFFITIをダウンロードもしくはストリーミングしてください!

MOTORCYCLE GRAFFITIの関連記事はこちら

 

 

コメントを残すコメントをキャンセル

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください