センスのいいオープニングアニメ ベスト20!前編

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オープニングアニメは、とても重要で作画を含めてどんなアニメなのかが解ります。曲ももちろん大事な要素で、アニメの内容から起こして作ったものが多いのですが、イメージに合いそうな既存の曲を持ってくる場合もあります。

そんな、オープニングアニメは、一つの芸術といってもいいくらいであり、筆者が今まで見てきた中で珠玉の作品を集めてランキングを作ってみました。

第1位 カウボーイビバップ “Tank!”

カウボーイビバップ』は、1998年に1クールがテレビ東京で放送され、残りの1クールをWOWOWで放送したSF冒険活劇です。海外でも非常に人気が高く、2001年には劇場版も製作されました。

音楽を管野よう子が担当しており、本オープニング曲”Tank!“は、珠玉の出来で作画も初代ルパンのようなカッコ良さです。近年のアニメの中では飛びぬけた出来のオープニングです。管野よう子のBGMは、どれも素晴らしく、カウボーイビバップの世界とぴったりでした。

製作は、『機動戦士ガンダム』で有名なサンライズ、監督は『マクロスプラス』の渡辺信一郎です。最後までしっかりとした作画と話の展開で、とてもおすすめ出来るアニメです。

ちなみに菅野よう子は、1994年のマクロスプラスで音楽を担当していました。渡辺監督とはそのころから仕事をしています。マクロスプラスが菅野よう子のアニメ音楽への初参加とされていますが、実際はBGMを含めた音楽担当の初仕事というべきです。

1993年の『僕の地球を守って』のエンディング曲『時の記憶』が最初の仕事でした。こちらのエンディングも機会があれば紹介したい素晴らしい出来です。

第2位 機甲創世記モスピーダ 『失われた伝説(ゆめ)を求めて』

機甲創世記モスピーダ』は、1983年にフジテレビ系列で放送されたテレビアニメです。2クールの25話のSFロボットものですが、本作の主役メカであるモスピーダはバイクがロボットに変形する異色のメカでした。製作はタツノコプロとアートミックです。

モスピーダのオープニングは、当時の中でも飛びぬけた作画と演出です。それもそのはず、オープニングはあの「金田パース」の金田伊功が担当しています。キャラクターデザインは、『ファイナルファンタジー』や、タツノコ作品でおなじみの天野喜孝が担当しており、豪華なメンバーによる作品でした。

主題歌『失われた伝説を求めて』は、元シャープ・ホークスのメンバーである小山真佐夫(アンディ小山)がボーカルをしています。曲の後半に自然にファルセット(裏声)を使うところなど、さすがはプロのボーカリストだと思いました。作曲はタケカワユキヒデ、作詞は売野雅勇です。

第3位 銀河漂流バイファム “HELLO,VIFAM”

銀河漂流バイファム』は、1983年に毎日放送で放映されたSFロボットアニメです。オープニングは、スポンサーの都合により24話以降縮小版にされてしまいましたが、おすすめするのは24話までのバージョンです。

このオープニングが出色なのは、前奏部分の主役メカであるバイファムの登場シーンです。出撃前にパイロットが、コクピットでコンソールのスイッチを入れてアイドリングしていたり、資材の運搬をしている車両がバイファムの足元を通りぬけたりしています。

静かな曲の導入部分で、バイファムのメカニックとしての魅力を表現しています。その素晴らしいところが、24話以降はカットかよ!リアルタイムで見ていた当時、誰もがずっこけたというエピソードがあります。主題歌”HELLO,VIFAM“は、英語の歌詞で洋楽のような洗練された曲でした。

制作は、またまた日本サンライズで、監督は『機甲戦記ドラグナー』の神田武幸です。HELLOW,VIFAMは、日本のロックバンドTAOの曲です。全編英語でも日本サンライズがOKを出してくれたことに敬意を表し、エンディングは日本語の”NEVER GIVE UP”にしたという逸話が残っています。

第4位 ぼくらの 『アンインストール』

『ぼくらの』は、鬼頭莫広の同名漫画のSFロボットアニメです。流石に『なるたる』の鬼頭莫広、主役メカジアースに乗ればパイロットは必ず死ぬという斬新な展開でした。ジアースのパイロットとして選ばれた少年少女が、葛藤しつつも戦って死ぬことを受け入れていくという姿を描いた作品です(作者は鬼や赤鬼や!)。

主題歌『アンインストール』は、日本のシンガーソングライター石川智晶の曲です。歌詞と曲調、オープニングのアニメーションのシンクロ率は100%です!

アニメスタジオGONZOが制作し、監督は森田宏幸です。森田監督と鬼頭莫広は、後半のアニメオリジナル展開を巡って揉めたらしいのですが、アニメの制作時期の都合上、仕方のないことだったと思います。僕は、漫画版、アニメ版どちらのエンディングもアリ派です(大汗)。

第5位 未来警察ウラシマン 『ミッドナイト・サブマリン』

未来警察ウラシマン』は、1983年にフジテレビ系列で放送されたSFアニメです。主人公、ウラシマ・リュウは、1983年から2050年にタイムスリップして、機動刑事となります。

主題歌『ミッドナイト・サブマリン』は、コミカルな内容だったウラシマンの世界に合った明るい曲調です。1983年のアニメは、バイファムといい、モスピーダといいオープニングの当たり年でした

1980年代の日本のニューミュージックらしいポップな曲で、作曲を鈴木キサブロー、作詞を康珍化、ボーカルを木村昇(HARRY)が担当しています。

制作は、タツノコプロで、監督は『ゴールドライタン』、『無責任艦長タイラー』の真下耕一です。なにげに大河原邦男がメカニックデザインを担当しています。なお、本作で僕が一番好きなメカは、マグナビートルです。

第6位 レベルE 『コールドフィンガーガール』

『レベルE』の主題歌『コールドフィンガーガール』は、なんと!元ブランキー・ジェット・シティの浅井健一が作曲と作詞を担当しています。ボーカルは、女優の栗山千明です。浅井健一のぶっ飛んだ曲が、アニメのオープニングになるということで、放送当時は興奮していました。

そして、スタジオぴえろの作ったオープニングは、期待以上の出来でした。バカ王子がカッコ良く見えてしまうほどでした(笑)。原作は、週刊少年ジャンプで連載していた富樫義博による同名作品で、カルト的人気のあるSFギャグマンガです。


バカ王子と、クラフトはじめ、愉快?で迷惑なキャラクターが、地球で繰り広げるドタバタ騒ぎをコミカルに描いています。原作を知らない人でも楽しめる内容となっていますが、原作読んだ方がもっと面白い作品です。

第7位 よろしくメカドック 『よろしくチューニング』

よろしくメカドック』は、週刊少年ジャンプに連載していた次原隆二のチューニング漫画の同名作品をアニメ化した作品です。1984年にタツノコプロが制作し、フジテレビ系列で放送しています。

よろしくチューニング』は、日本のバンドSTR!Xの曲で、アニメのオープニングとは思えない洗練されたカッコいい曲でした。筆者は、原作のファンでアニメも毎週楽しみにしていました。

メカドックで好きな車は、ホンダCR-XをチューンしたCR-Xミッドです。ゼロヨンに非力なはずのCR-Xを持ってくるところが、逆にしびれました!

第8位 蒼穹のファフナー “Shangri-La”

蒼穹のファフナー』は、2004年にテレビ東京系列で放送されたSFロボットアニメです。ファフナーと呼ばれる人型決戦兵器に乗るのは、竜宮島(たつみやじま)の少年少女です。

フェストゥムと呼ばれる未知の生命体との戦いで、次々に失われる仲間たち、ファフナーのパイロットを続けると同化現象によって身体的にも蝕まれていきます。蒼穹のファフナーの制作はXEBEC、監督は羽原信義、脚本とシリーズ構成は冲方丁です。

作画は、このオープニングがピークです。本編中の戦闘シーンが、これだけ動けば間違いなく名作になっていた惜しい作品です。続編の『蒼穹のファフナー EXODUS』では、作画が格段によくなっているのでオススメです。

Shangri-La“は、音楽ユニットangelaの曲で、ファフナーの世界観とマッチしていました。anegelaは、蒼穹のファフナー EXODUSでも曲を提供しています。

第9位 戦闘メカ ザブングル 『疾風ザブングル』

ロボットアニメの中でも屈指の名曲『疾風ザブングル』は、当時の子供達にも大人気でした。「風か嵐か~青い閃光 疾風のようにザブングル~ザブングル」って滅茶苦茶解りやすくてノリのいい歌詞です(富野監督が作詞)。

知り合いのミュージシャンに、疾風ザブングルのカバーをしている人がいまして、ライブの度にリクエストしています。個人的にも富野アニメの中で一番好きなオープニング曲です!

1982年にテレビ朝日系列で放送されました。制作は、日本サンライズ第2スタジオです。当時第1スタジオで高橋良輔監督の『太陽の牙ダグラム』を、第2スタジオで富野喜幸監督の『戦闘メカ ザブングル』を制作していました。

リアルロボットアニメ全盛期の中でも、一番コミカルな描写のアニメで、ウォーカーマシンはなんとハンドルで操作していました。主人公ジロンの拳銃は、ブローニング・ハイパワーというマニアックぶりにしびれました!

オープニングで、ジロンがブローニング・ハイパワーを構えるとザブングルがライフルを構えるシーンは素晴らしいです!疾風ザブングルは、馬飼野康二作曲、井荻麟(監督の富野喜幸の別名)、ボーカルはクッシーこと串田アキラです。

第10位 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX “inner universe”

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』は、2002年にスカパーのパーフェクトチョイスにて放送されました。2004年には、日本テレビ系列で地上波放送されています。オープニングのバージョンが、放送毎に変更されていて、非常にわかりにくいのですが、“GET9″が地上波放送時の主題歌で、”inner universe”は、スカパー放送時の主題歌となります。

全編CGのオープニングは、どこの放送時かは忘れましたが、衝撃的でした。菅野よう子と、ロシア人シンガーソングライターOriga(2015年死去)のコラボレーションによって生まれた曲inner universeは、印象に残っています。

制作は、Production I.Gで、監督は『東のエデン』の神山健治です。原作は、士郎正宗の『攻殻機動隊』です。先に映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』がアニメ化されていて、本作はその前日譚となります。

後編に続く

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