仮面ライダーBLACK/BLACK RXのマシンのベース車とは?

Pocket

仮面ライダーといえば、バイクに乗った永遠のヒーローであり、子供たちの憧れの存在です。『仮面ライダーBLACK』は、石ノ森章太郎原作の最後の作品であり、僕にとってのヒーローでした。

思い出のバトルホッパーとロードセクター

1987年10月から放送開始された仮面ライダーBLACKは、それまでの昭和ライダーより、原点回帰するというコンセプトのもとに生まれました。怪奇ものとしての側面を強調した作風や、仮面ライダーの必殺技が、ライダーキックやライダーパンチという肉弾戦中心というところも、初代の仮面ライダーを意識しています。

暗黒結社ゴルゴムによって、主人公南光太郎と、親友の秋月信彦が次期創世王候補としてキングストーンを埋め込まれて改造され、南光太郎は、脱出して仮面ライダーBLACKに、兄弟同然の親友は最大のライバルであるシャドームーンになります。

バトルホッパーは、次期創世王候補用に開発されたバイクで、キングストーンを持つ者の命令にしか従わないバイクです。南光太郎がゴルゴムから脱出するさいに強奪し愛車にしました。

番組では、ライダーと共にオープニングで疾走する姿が印象的です。ブラックが乗車した状態での必殺技ダイナミックスマッシュや、ジャンプなどのバイクアクションなど数々のシーンをこなしました。

同じキングストーンを持つシャドームーンに操られるものの、シャドームーンを巻き込む形で自爆します。主である仮面ライダーBLACKに対する忠誠心の高さに当時、胸を打たれた覚えがあります。

出典 https://www.amazon.co.jp/ ロードセクターのフィギュア

そしてもう一台のブラックの愛車がロードセクターです。大門博士が開発したロードタイプの最高時速960kmを誇るマシンです。大門博士の息子により、第12話よりブラックのもう一台の愛車となりました。オフロードをバトルホッパーが、オンロードをロードセクターが担当することになります。

2台持ちのライダーは、これまで仮面ライダースーパー1しかいませんでしたから、当時は斬新に感じました。必殺技はスパークリングアタックで、バトルホッパーとの合わせ技、マシンスクランブルもあります。

アクロバッターとして復活!なぜかクルマに乗るRX!

出典 www2.u-netsurf.ne.jp  仮面ライダーBLACK RXの愛車アクロバッター

仮面ライダーBLACK RX』は、1988年10月から1989年9月まで放送された仮面ライダーBLACKの後番組であり、昭和63年から平成元年となったことから、昭和ライダー最後のライダーであります。

仮面ライダー史上初2年連続で、倉田てつお演じる南光太郎が主人公となりました。キングストーンによってパワーアップしたBLACK RXと共にバトルホッパーが復活したのがアクロバッターです。

仮面ライダーBLACK RXは、恐ろしいほどの強さを誇る最強の仮面ライダーです。前作のコンセプトとは逆に、戦隊シリーズや、宇宙刑事シリーズの要素を盛り込んでいます。

光るスティックのリボルケインや、ロボライダー形態での銃ボルティックシューターなどの武器を使うところも前作とは異なるところです。史上初のライダーが搭乗するクルマ、ライドロンが登場するなど、新機軸を盛り込んだ作品です。

ぶっちゃけ、RXの状態でも充分すぎるくらい強いです。キングストーンと太陽エネルギーのハイブリッドで、敵であるクライシス帝国の怪人と幹部が気の毒になるほどの実力を持っています(クライシス帝国がクライシス!)。

ブラックRXが凄いのは、中盤からの変身形態の変化(フォームチェンジ)です。防御力と剛力のロボライダーと、液体分子構造の攻撃をすり抜けるバイオライダーなど、チートの塊のような仮面ライダーです。

ロボライダーには、ロボイザー、バイオライダーにはマックジャバーと、アクロバッターも主人の形態に合わせ変形します(けなげな愛車や)。

出典 image.middle-edge.jp ロボライダーとロボイザー

出典 kaixa.kt.fc2.com バイオライダーとマックジャバー

こいつらセットで攻撃をすり抜けたときのクライシス帝国が気の毒だった・・・

これにより、キャラクター商品も3倍売れる!という効果をもたらし、後の平成ライダーにも通じる商法が確立されたのもこの頃からかもしれません(大汗)。

アクロバッターも、バトルホッパー同様にオープニングに登場し、本編でのアクションもふんだんにあります。というより他の形態のバイクはオープニング以外で、あまり活躍していません。比較的ましなマックジャバーですら、17、20、37話のみでの使用と見せ場が少なかったです。

出典 kaixa.kt.fc2.com  BLACK RXの愛車ライドロン

更にブラックRXには、仮面ライダー史上初のクルマに搭乗するという”事件”すらありました!当時のちびっ子にもライダーなのに車ってどうよ的な意見がありました。アクロバッターの補助的な使われ方が多かったので、主軸はあくまでバイクだぜ!というスタンスなのでした。

ライドロンは、ゴルゴムに追放されたワールド博士の設計図をもとに南光太郎が組み上げたマシンです。最高時速は、1,500km(音速超えてるやん!)というスーパーマシンで、アクロバッター同様会話も可能な上に、時空をも超える能力を持っています。

前作に登場したロードセクターは、大門博士の息子に返還されたようで、回路の一部をライドロンに流用しているようです。ロードセクターの替わりとして、4輪車を登場させたということです。ライドロンは、仮面ライダードライブのトライドロンの原型でもあります。

スズキのマシンこそ昭和ライダーのバイク!

出典 https://www.webike.net/  バトルホッパーのベース車 スズキ RA125

仮面ライダーの愛車は、昭和ライダー時代は、スズキが大半でした。特に、ハスラー系のオフロード車が伝統的に歴代ライダーのベース車になることが多かったのです。

バトルホッパーのベース車は、諸説ありますが、一番有力なのがスズキ RA125です。ハスラーTS125の後継バイクとして1984年に販売されました。125ccクラスの2ストローク単気筒最強のスペックである最大出力22PSのマシンでした。

結局、あまり人気が出ずに1987年には生産中止となります。しかし、軽量なボディ(110kg)にハイパワーなエンジンという組み合わせで、バトルホッパーの華麗なバイクアクションを支えたのです。

出典 https://www.webike.net/  ロードセクターのベース車 スズキGSX-R400(1987年型)

ロードセクターのベース車が、スズキの生んだ過激なレーサーレプリカマシン、GSX-R400の1987年型です。特に1984年に登場した初代モデルは、最大出力59PS、乾燥重量152kgという驚異的なスペックを誇っていて、あのバリバリ伝説のグンとヒデヨシの鈴鹿4耐のマシンとして有名です。

BLACK時代の南光太郎は、普段はGSX-R400(赤黒カラー)に乗っており、ゴルゴムが事件を起こすと、そのバイクで現場に駆けつけていました。なぜか事件現場にいる南光太郎のニュータイプのような勘の鋭さには、毎回びっくりしていましたが(笑)。なんでも悪いことはゴルゴムの仕業です。

仮面ライダーBLACKのオープニング 主役の倉田てつおがボーカル

出典 https://www.webike.net/ アクロバッターのベース車スズキRH250

BLACK RXのアクロバッターや、ロボイザー、マックジャバーのベース車が、これまたスズキのRH250です。1984年に販売開始されたピーキーな2ストローク250cc水冷単気筒バイクで、ハスラーシリーズの後継バイクです。

出力特性は、2ストらしく扱いにくさがあり、最高出力35PSのパワーのあるじゃじゃ馬のようなマシンでした。そのピーキーさから、1988年には生産終了しています。

ちなみにベース車でもなんでもない、ホンダ AX-1の方が青くて似ているのはご愛嬌です。AX-1乗りの人が、ブラックRXの格好してツーリングしてたりします(笑)。

初代RX-7 ライドロンのベース車両

ライドロンのベース車は、マツダの生んだロータリースポーツカーの名車、初代サバンナRX-7(SA-22C)です。2ローターに、後に追加されたターボにより、165PSもの最大出力を発揮し、プアマンズ・ポルシェ(貧乏人向けのポルシェ)と揶揄されるほどのスポーツ性能のあったマシンです。


RX-7のSA-22Cといえば、次原隆二の『よろしくメカドック』のライバルチューナー、那智渡のマシンです。ちなみにロータリーマシンの先輩格であるマツダ コスモスポーツは、『帰ってきたウルトラマン』で、MATの隊員達の乗っていたクルマです。このように、ロータリースポーツカーと特撮の関係は古くからありました。

南光太郎の愛車 RGV250Γ

BLACK RXでの南光太郎の普段の愛車は、スズキRGV250Γです。2ストロークレプリカマシンとして、一世を風靡したRG250Γの後継マシンで、低速トルクはスカスカですが、2ストレプリカらしい切れ味の鋭さで人気のあったバイクです。

仮面ライダーBLACK RX 伝説の大爆発シーン

また仮面ライダーBlackは、原作漫画の石ノ森バージョンはテレビと展開が違っていておすすめです。当時、週刊サンデーで連載されていました。テレビ以上にシリアスな話で、石ノ森先生らしい壮大なSF作品となっています。

特撮の関連記事はこちら

霊魔の街:妖しい雰囲気のある特撮伝奇もの

スズキ GSX-S1000/S:最新リッターストファイと新サイクロン号

 

仮面ライダーBLACK/BLACK RXのマシンのベース車とは?」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: スズキ GSX-S1000/S:最新リッターストファイと新サイクロン号 | K.T Dogear+

  2. ピンバック: スズキ SV650は伝統あるスズキのVツインエンジン! | K.T Dogear+

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください