鈴鹿8耐 40回記念大会はFIM世界耐久最終戦に!

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今年で40回目をむかえる鈴鹿8時間耐久ロードレースに行ってきました!毎年8耐に行ってるのですが、今年は一味違いました。一番変わったところといえば、FIM世界耐久選手権(EWC)の最終戦となったことです。表彰式で、EWCのチャンピオンが登壇するということは、重要な意味を持っています。

今年からFIM世界耐久選手権最終戦に!

鈴鹿8耐は、1978年から始まりました。1980年に世界耐久選手権に昇格し、ケビン・シュワンツやワイン・ガードナーなどのWGPライダーを輩出するなど、国際的な認知度の高い国内最大級の耐久レースでした。

MotoGP(世界最高峰の2輪スプリントレース)の日本GPがもてぎで開催されるようになってから、鈴鹿は8耐を除いてバイクの方では(F1は鈴鹿で開催している)、国内向けのレース主体になってしまいました。今回のEWC最終戦としての8耐開催は、MotoGPを再び鈴鹿でやって欲しいファンの一人として喜ばしい出来事です。

土曜日はトップ10トライアル!

8月29日土曜日は、トップ10トライアルです。予選上位10番以内のチームが1周のタイムを競います。昼から本番で、午前中は4耐こと4時間耐久レース、午前9時30分に大阪から鈴鹿に向かったので、そっちは間に合いませんでした。

土曜日は気温も高く、装備満載の兄のスカイウェブと僕のNC750Sで、名阪国道を走っているときは暑くて汗だくになってしまいました。サービスエリアで、ランチをとってから鈴鹿に入ると、午後のピットウォークが始まる時間だったので慌てて並びました。

年々ピットウォーク(各チームのバイクを整備するところを歩ける)をする観客が増えてきているのか、今年も人が多くてびっくりしました!土曜日で、これだけ観客が多いなら、日曜日はもっと増えそうでした。

しかし、いつも通りバイクやライダーやキャンギャルを見てるうちにテンションが上がってきたので問題なかったです(笑)。今年はホンダもスズキもニューマシン投入なので、そこを中心に撮ってきました。久々に参戦したモリワキのニューマシンは、衝立があったので、ピットの中を撮影できませんでした。

肝心のトップ10トライアルは、2分6秒台のハイレベルな戦いでした。終盤は、6秒台を出すライダーが続出しました。去年も6秒台前半が出ていたので、今年のターゲットタイムも6秒台前半もしくは、夢の5秒台だと思っていました。

印象的だったのが、6秒台中盤のタイムを叩き出したハルクプロの高橋巧選手が、ピットに入るときに首を振っていたことです。ヤマハファクトリーチームの中須賀克行選手のマークした2分6秒038がトップタイムでしたので、そのあたりがターゲットタイムだったのでしょう。


2位はヨシムラの津田拓也選手で2分6秒282、3位はカワサキ・チームグリーンのレオン・ハスラム(ロケット・ロンの息子)で2分6秒381で3位です。以下、TSRホンダ、ムサシRTハルクプロまでが2分6秒台のチームでした。

去年、同じヤマハファクトリーのポル・エスパルガロ選手の2分6秒のレコードタイムにわずかながら及びませんでしたが、素晴らしいタイムです。基本的にこの5チームから、優勝するチームが出てくるのだなと思いました。8耐は、エンデュランスレース(耐久レースのこと)ですが、スプリントタイムが良くないと勝てないからです。

ナイトピットウォーク

今年もナイトピットウォークに行ってきました。ナイトピットウォークとは、土曜日の8耐前夜祭の後に行われる夜のピットウォークのことです。前夜祭では、ケニー・ロバーツ氏と歴代ヨシムラライダーのトーク&パレード走行が見られて感激でした!

しかし、ナイトピットウォークまで堪能すると鈴鹿を出るのが、21時30分を過ぎます。伊賀上野のホテルまで、1時間くらいかかるので、そこから就寝時間が午前1時頃という強行日程になってしまいました。

後半に続く

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鈴鹿8耐 40回記念大会はFIM世界耐久最終戦に!」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 鈴鹿8耐 後編 ヤマハファクトリーの強さ! | K.T Dogear+

  2. ピンバック: 2017シーズンのMotoGPを総括!マルケス4回目のチャンピオン | K.T Dogear+

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